マーベルオリジナルドラマ「デアデビル」シーズン1を全話見ました!
個人的な感想と評価です。
#マーベルスタジオ が贈る
オリジナルドラマシリーズ
『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』チャーリー・コックスと
ヴィンセント・ドノフリオが出演!#ディズニープラス で
2024年 春 独占配信開始(予定)#SDCC2022 pic.twitter.com/Jg2pL8KQGJ— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) July 24, 2022
【追記:2022.7.24】
デアデビルが、Disney+(ディズニープラス)オリジナルドラマとして、新作制作決定!
公式Twitterには、チャーリー・コックス(マッド・マードク役)とヴィンセント・ドノフリオ(ウィルソン・フィスク=キング・ピン役)と明記してあるので、オリジナルキャストは、そのままのようです。
やった!
新作「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は、Disney+(ディズニープラス)で2024年春に配信予定です。
海外ドラマ「デアデビル」とは?
アメコミを原作にした、ヒーローアクションドラマ。
ニューヨーク・ヘルズキッチンを舞台に、ダークヒーロー「デアデビル」の戦いが描かれています。
幼少期に事故で視力を失い、超人的な五感と格闘術を身に着けた、主人公マット・マードック。
昼間は弁護士として法で正義を守り、夜は拳で悪と戦う「デアデビル」として、ヘルズキッチンの平和のため、激しい戦いを繰り広げていきます。
今作は、Netflixオリジナル制作のMARVEL(マーベル)ドラマの第1作目となります。
これまで配信されているシリーズ作品の概要や、感想はこちら。
【時系列順】
・デアデビル シーズン1(今作)
・ジェシカ・ジョーンズ
・デアデビル シーズン2
・ルーク・ケイジ
・アイアンフィスト
・ザ・ディフェンダーズ
・パニッシャー
・ジェシカ・ジョーンズ シーズン2
・ルーク・ケイジ シーズン2
・アイアンフィスト シーズン2
・デアデビル シーズン3
・パニッシャー シーズン2
・ジェシカ・ジョーンズ シーズン3
Netflixオリジナルのシリーズとしては、「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン3が最後。
その後、Netflixでの配信は全作終了となり、今現在はDisney+(ディズニープラス)で配信中です。
原作は、「アイアンマン」「アベンジャーズ」などと同じ、MARVEL(マーベル)コミック。
なので、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」「スーパーガール」といった、DCコミック原作のドラマとは、種類が違います。
アメコミ映画・ドラマの解説は、こちら。
シリーズ概要や、見る順番や時系列などの解説は、こちら。
「デアデビル」はアメコミのヒーローで、過去にはベン・アフレック主演で、同名映画も制作されました。
ちなみに。
その映画でフォギーを演じているのは、映画「アイアンマン」シリーズのハッピー役(そして監督の)ジョン・ファヴロー。
・・・今となっては、結構、驚き。(笑)
映画版とドラマを見比べてみるのも、おもしろいかもしれませんね。
今作「デアデビル」は、マーベルコミック原作の映画・ドラマシリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)作品として、他のシリーズ作品と世界観を共有しています。
ドラマの世界観や設定、時系列などは、マーベル映画作品とも、つながっています。
ドラマの舞台は、ニューヨーク・ヘルズキッチン。
映画「アベンジャーズ」のニューヨーク決戦で、街が破壊された後の設定です。
他にも、会話の随所で「アベンジャーズ」ネタは出てきます。
マーベル映画を観ていなくても、問題なくドラマを楽しむことはできますが、事前に知っていると、さらに楽しめると思います。
キャストは、主人公マット・マードック役に、チャーリー・コックス。
相棒フォギー・ネルソン役に、エルデン・ヘンソン。
カレン・ペイジを、「トゥルーブラッド」ジェシカ・ハンビー役で知られる、デボラ・アン・ウォールが演じています。
他にも、看護師クレアにロザリオ・ドーソン。
新聞記者ベン・ユーリックに、「シカゴ・ホープ」医師デニス・ハンコック役ヴォンディ・カーティス=ホール。
フィスクの部下ウェスリーに、「ビリオンズ」連邦検事ブライアン役トビー・レナード・ムーア。
そして。
町を牛耳るウィルソン・フィスク役に、「LAW & ORDER:犯罪心理捜査班」「エメラルドシティ」のヴィンセント・ドノフリオ。
フィスクの恋人ヴァネッサに、映画「天使と悪魔」のヒロイン・ヴィットリア役アイェレット・ゾラー。
DCコミック映画「マン・オブ・スティール」では、スーパーマンの実母ララ・ロー=ヴァンも演じています。
また、マフィアの会計係リランドに、「ショーシャンクの空に」などの大ベテラン、ボブ・ガントン。
マットの師匠スティック役で、「ライトスタッフ」「羊たちの沈黙」「バックドラフト」など、数多くの作品で知られる、スコット・グレンも出演しています。
まさに、実力派俳優の豪華な共演。
素晴らしい演技にも、注目です。
ドラマ「デアデビル」は、現在シーズン3まで制作されています。
シーズン1は、2015年制作。
各話50~60分程度の全13話です。
DVD・ブルーレイの発売・レンタルをはじめ、現在 Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
(紹介している作品は、2022年8月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はDisney+(ディズニープラス)公式ホームページにてご確認ください。)
Disney+(ディズニープラス)のサービス詳細や、加入はこちら。
【公式サイト】Disney+(ディズニープラス)
Disney+(ディズニープラス)の内容や料金など、詳細はこちら。
Disney+(ディズニープラス)で配信中のマーベル映画・ドラマのラインナップは、こちら。
参考記事 ディズニープラス「スター」ブランドのおすすめ海外ドラマ
※以下、ネタバレしています。くれぐれも、ご注意ください。
「デアデビル」あらすじ
少年時代に、事故で視力を失ってしまった主人公マット・マードック。
その後、ある出来事をきっかけに、超人的な五感と、鍛え抜かれた格闘術を身につけることに。
成長したマットは、昼間は相棒フォギーと共に、駆け出しの貧乏弁護士として。
夜は、悪と戦う孤高のヒーロー「デアデビル」として、街の平和のために戦いを繰り広げていきます。
やがて、街を牛耳るマフィアのボス、ウィルソン・フィスクの存在を知ったマットは、たった一人で、巨大な犯罪組織へと立ち向かっていくのでした。
・・・というようなストーリーです。
予告動画はこちら。
→ デアデビル予告編
マーベルドラマや映画とのリンクネタについて
今作は、Netflixのマーベルドラマ・シリーズの第1弾。
以降のシリーズ作品と、つながりがあります。
また、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)作品として、映画作品とのリンクネタも登場します。
■ 時系列的には、映画「アベンジャーズ」でニューヨークの街が破壊された後の復興期になります。
第1話で事務所を借りる時に、ミッドタウン不動産のスーザンが「事故」として(笑)説明しています。
他にも、随所で「アベンジャーズ」ネタは登場します。
探してみると、楽しいと思いますよ。
■ 看護師クレアと中国マフィアのマダム・ガオは、Netflixのマーベルドラマでは、重要なキャラクターです。
■ 他にも、第1話でデアデビルの犠牲者第1号となる(笑)悪党ターク・バレットや、フォギーの幼馴染の警官ブレット・マホニー巡査なども、憶えておくといいかも。
■ 第7話で語られる、武器「ブラック・スカイ」については、シーズン2やシリーズ第6作目「ザ・ディフェンダーズ」へと繋がっています。
■ 第9話、ノブの犯罪組織が、特定の場所の入手にこだわる理由などは、シーズン2や「ザ・ディフェンダーズ」へと繋がっています。
■ 第10話、マットとフォギーのインターン時代の回想で、元従業員の健康被害の訴えについて、話し合われますが。
その時の依頼人は「ロクソン・エナジー社」。
ロクソン社(ロクソン石油)は、ドラマ「エージェント・カーター」をはじめ、他の作品でもチラッと登場するなど、マーベル作品の世界では有名です。
ロクソン社については、「デアデビル」シーズン2でも登場します。
・・・などなど。
今作はシリーズ第1弾なので、他作品とのつながりは少なめですが、今後シリーズを重ねるごとに増えていくかもしれません。
色々と憶えておくと、さらに楽しめるかもしれませんね。
リアリティ重視のハードなクライム・サスペンス!
アメコミ原作のヒーロー物。しかもマーベル作品、というと、マンガチックでユーモアあふれる内容を想像するかもしれませんが。
今作は、ダークでシリアスなストーリーで、わりとリアリティ重視。
もはや、アメコミドラマというよりも、マフィアとの抗争を描いたハードなクライム・サスペンスといった感じですね。
大人が楽しめるドラマだと思います。
確かに、主人公は超人的な感覚は備えていて、妙な忍者っぽい敵(笑)なども登場したりしますが。
空を飛べたり、目からビームが出たり(笑)といったことではなく、傷だらけになって、血を流す、生身のヒーロー。
よりリアルな世界観で、人間味あふれる物語が描かれていると思います。
犯罪の裏側を追うストーリーも、サスペンスドラマとして、かなりおもしろいです。
意外な展開や、思わぬ危機が迫ったりと、ハラハラドキドキ!
孤高のヒーローとして、一人で戦いに挑むのも、スリルと緊張感が倍増!
追い詰められ、絶体絶命の大ピンチ!といった、まさに目が離せない、おもしろさ。
さらに、主人公マットは弁護士なので、法廷シーンも、よかったですね。
・・・ちがうドラマみたい。(笑)
ドラマ性も高く、かなり見ごたえがあると思います。
マットの過去やフォギーとの関係、事件を追うカレンの葛藤に加え、敵側のフィスクの人間性も、深く描かれていましたね。
それぞれに「正義」があって、考えや手段は違うけど、大切な人や、成し遂げたい思い、自分の信念があって。
中でも、マットとフィスクの対比と「正義」の物語は、すごくよかったです。
時に、二人とも、根本は同じではないかと思えるシーンもあったりして。
個人的には、フィスクの物語、結構、好きですね。
勧善懲悪の単純なストーリーではなく、ドラマとして、人間性や「正義」が濃厚に描かれていると思います。
そして!
何といっても、アクションがスゴかった!
もう、スゴすぎた!
ハンパない、おもしろさ!
格闘アクション中心ですが、見せ方も、うまい!
演出的にも、明暗や暗闇、逆光の使い方が巧みで、ビジュアル的にも素晴らしかったです!
さらに、中盤以降は、爆破や銃撃戦もあって迫力アップ!
本当にクオリティの高い、見ごたえのあるアクションだと思います。
必見!
アメコミ要素とクライム・サスペンスの要素が、絶妙なバランスで組み合わさっていると思います。
ドラマ性も深くて、見ごたえ十分!
まさに、大人が楽しめるエンターテイメントなドラマだと思います。
絶対に観るべきドラマです!
個人的には、メチャクチャおもしろかったです!
確かに、アメコミらしさは弱いかも。
また、ドラマ性が高い分、前半はスローペースに感じて、もしかしたら退屈かもしれませんね。
映画「アベンジャーズ」のような娯楽性を期待すると、難しいかも。
ただ、アメコミドラマという先入観を捨てて、ぜひぜひ観てほしいです!
Netflixに加入したら、絶対に見ておくべきドラマだと思います。
かなり、おすすめです!
最終話では、一応、事件は解決し、スッキリとは終わりました。
すでに、シーズン2は制作されています。
果たして、続きはどうなるのか?
シーズン2も、猛烈に楽しみです!
シリーズ第2作目「ジェシカ・ジョーンズ」を見た個人的な感想はこちら。
→「ジェシカ・ジョーンズ」・感想と評価
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