海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」シーズン1を鑑賞!
個人的な感想と評価です。
目次
海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」とは?
女子刑務所を舞台に、受刑者や看守たちの人間模様を描いたシリアスなドラマです。
作品の概要や、シリーズの詳細などはこちら。
(ネタバレにご注意ください)
シーズン1(今作)
シーズン2
シーズン3
シーズン4
シーズン5
シーズン6
シーズン7
シーズン8
「ウェントワース」の「刑務所」・・・で「アウトランダー」を思い出した方は、かなりのドラマ通!(シーズン1第15話)
ただ、このドラマはイギリスではなく、オーストラリアのドラマ。
本国で70年代に制作された人気ドラマのリメイクだそうです。
なので、見慣れたキャストというのは、ほとんどいませんね。
ただ、ある意味それが新鮮さとリアリティを出していて、このドラマの大きな魅力でもあるように思います。
登場人物は、みんなすごく味があって、愛すべきキャラクターが多いです。
海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」は、現在シーズン8まで制作されています。
シーズン1は、2013年制作。
各話約45分程度の全10話です。
過去のシリーズは、DVDがシーズン1までリリース。
また、Huluではシーズン1~8まで見放題配信中です。
(紹介している作品は、2021年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
Hulu公式サイトは、こちら。
【公式サイト】Hulu
参考記事 Huluおすすめ海外ドラマ ラインナップ
「ウェントワース女子刑務所」あらすじ
主人公ビー・スミスは、夫の暴力に耐えかねて衝動的に殺そうとしてしまい、殺人未遂容疑でウェントワース女子刑務所に収監されます。
それまで普通の主婦だったビーにとって、刑務所での生活は甘くはなく、まわりの受刑者たちも罪を犯した「荒くれ者」ばかり。
ジャックスとフランキーの受刑者同士の派閥抗争も激しく、否応なくビーも巻き込まれていきます。
そして、ついにジャックスとフランキーが激突!
小競り合いが、やがて暴動となり、誰も予想だにしなかった大事件へと発展していくのでした。
・・・というようなストーリーです。
ハードでシリアスな刑務所ドラマ
内容的には、コメディ要素は少なく、シリアスでハードな感じです。
刑務所ドラマの定番である暴力やドラッグ、同性愛などの描写も出てきます。
ただ、それほどの頻度ではないので、苦手な方でも耐えられるレベルじゃないかなと思います。
とにかく、ストーリーがおもしろいです!
ドラマ性重視ですが、サスペンス要素やミステリー要素(笑)もあって、決して退屈するようなことはありません。
展開もスピーディーで、ストーリーに引き込まれると思います。
・・・かなり、続きが気になっちゃいます!(笑)
ドラマ性の高い群像劇
刑務所を舞台にしているわりには、レギュラーとなる主要な登場人物は、それほど多くはないように思います。
・・・意外と、こじんまりとしてるんですよね。これが。(笑)
ただ、そのぶん絞りきれるので、一人一人のドラマが丁寧に描かれていて、密度が濃いです。
受刑者のキャラクターは、みんな個性的。
それぞれに過去に色々とドラマがあったり、受刑者として抱える悩みや苦しみがあったり。
回を重ねるごとに明らかになっていくスタイルなので、どんどん感情移入しやすくなるのが、とってもよかったです。
構成が、うまい!
ビーをはじめ、フランキーもすごくよかった!
・・・ジャックスですら、どこか憎めなくてカッコイイ!とか思っちゃったりして。(笑)
それに「女性」という部分を、うまくストーリーに活かせていると思います。
特に「母親」という立場は、ある意味このドラマのキーポイントにもなっていて。
お子さんをお持ちの方は、より感情移入しやすいかもしれません。
かなり、入り込めるのではないかなと思います。
また、受刑者だけではなく、看守側も丁寧に描かれているのも特徴だと思います。
看守にも一人一人にドラマがあって、それもまた見ごたえ十分。
・・・時に、ビーたち受刑者側よりも、シーンが長くて魅力的だったりして。(笑)
看守って、イメージ的には犯罪者を監督する、ある意味「善人」「正義」「厳格でちゃんとした人」なイメージがあると思うのですが。
このドラマでは、打算的で偽善的でズルくて、全然ちゃんとしてない(笑)、汚い部分も描いているのがいいですね。
とっても人間味があって、共感しやすい描かれ方で、すごくよかったと思います。
個人的には、やっぱり副看守長のヴェラ!
ヴェラのドラマは、ある意味、本筋以上におもしろかったかも。(笑)
ヴェラの事情だとか、意外すぎてビックリな面とか、すごくよかったです!
演技も、素晴らしかったですね!
そういった、丁寧に描かれたキャラクターたちが絶妙に絡み合い、ドラマを猛烈におもしろくしていると思います。
意外な秘密とミステリー要素の魅力
また、単にドラマ性が高いだけでなく、驚きやハラハラドキドキな要素が多いのもポイントだと思います。
ジャックスとフランキーの抗争も、それに巻き込まれるビーもハラハラドキドキ!
娘のデビーも・・・「ヤバいよ!ヤバいよ!」ですよ。(笑)
本当、悪だくみをするジャックスの不気味さといったら・・・。
見ていて「ああ、なんか悪い予感・・・」と、目が離せない展開ばかり!
また、登場人物はみんな意外な秘密を抱えていて、それが明らかになった時の驚きといったら!
とんでもない事件も起きたりして、本当、まさかの展開にびっくり!
先が読めない・・・というよりは、意外すぎて驚き!といった感じですね。
それに第1話から、なぜかミステリー要素もあったりして。
終盤は、まさかの人間関係や意外な事実の連続で「ええ~~!?」「うそお~!?」と声を上げたくなること必至!(笑)
最終話のラストは、もう衝撃的すぎて・・・。
「なんてこった!」と、驚愕して息を飲む感じ。
単なる「受刑者ドラマ」ではなく、そういった引き付けるストーリー展開も、すごくおもしろかったです。
ドラマ性と娯楽性が絶妙なバランスで構成され、もう続きが気になって仕方なくなる、ハマりやすいドラマだと思います。
かなりおすすめのドラマです!
個人的には、猛烈におもしろかったです!
かなり、おすすめです!
シーズン1は強烈なラストだったので、もう続きが気になって仕方ないですね。
解決していない謎も、結構残っているんですよねぇ。
どうなっちゃうの??
・・・あと、個人的にヴェラのその後も気になる・・・。(笑)
シーズン2が、猛烈に楽しみです!
次のシーズン2を見た個人的な感想はこちら。
→「ウェントワース女子刑務所」シーズン2 感想と評価