海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」シーズン3を鑑賞しました!
個人的な感想と評価です。
目次
「ウェントワース女子刑務所」シーズン3とは?
女子刑務所を舞台に、受刑者や看守たちの人間模様を描いたドラマ第3弾。
胸を打つヒューマンドラマもありながら、受刑者同士の抗争や、思いもしない陰謀やサスペンス要素も満点!
先が読めない展開も、おもしろいドラマです。
作品の概要や、シリーズの詳細などはこちら。
(ネタバレにご注意ください)
シーズン1
シーズン2
シーズン3(今作)
シーズン4
シーズン5
シーズン6
シーズン7
シーズン8
シーズン2の最終話では、ビーの復讐劇が大事件へと発展し、またフレッチャーの件など、衝撃的すぎるラストを迎えました。
看守長ファーガソンの恐ろしい謀略も明らかになり、背筋がゾゾゾ・・・。
もう、刑務所モノというよりは、完全にクライム・サスペンスドラマみたいな。(笑)
ハラハラドキドキでした!
今回のシーズン3では、ウェントワース刑務所に戻り、完全にボスの座についたビーと、看守長ファーガソンの対立が激化!
いよいよ、ビーの伝説が本格化していきます。
主人公ビーはもちろん、フランキーやブーマーなど、おなじみのキャラクターが再び登場。
ファーガソンをはじめ、私がファンの(笑)副看守長ヴェラも健在です!
・・・今回のファーガソンは、これまたヤバいですよぉ!(笑)
必見です!
海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」は、現在シーズン8まで制作されています。
シーズン3は、2015年制作。
各話約45分程度の全12話です。
基本的に、前作までを全て見ていることが前提の内容だと思います。
過去のシリーズは、DVDがシーズン1までリリース。
また、Huluではシーズン1~8まで見放題配信中です。
(紹介している作品は、2021年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
Hulu公式サイトは、こちら。
【公式サイト】Hulu
参考記事 Huluおすすめ海外ドラマ ラインナップ
「ウェントワース女子刑務所」シーズン3 あらすじ
事件の後、裁判で終身刑を言い渡されたビーは、ウェントワース刑務所に戻り、ボスの座に着きます。
一方、看守長ファーガソンはビーの事件の失態もあり、所内の管理体制をさらに強化することに。
こうして、ボスのビーと看守長ファーガソンの対立は激化!
思いもかけないルール無用の戦いが繰り広げられますが、事態は誰も予想もしなかった恐ろしい結末を迎えるのでした。
・・・というようなストーリーです。
サスペンス要素よりも駆け引きや謀略のおもしろさ!ドラマ性もパワーアップ!
※できるだけ配慮したつもりですが、以下ネタバレ含みますので、ご注意ください。
これまでのシリーズは、サスペンス要素が強く、そのハラハラドキドキが魅力のひとつでもあったと思います。
特に前作シーズン2は、すごかったですよね。
今回のシーズン3は、これまでに比べると、そういった暴力的なサスペンス色はやや控えめ。
前作のように、放火させるとか、殺し屋が潜んでいる!とか、ブレイデンぶっ殺してやる!とか(笑)、そういう感じではないですね。
もちろん、なくはないですが。
それ以上に、取り引きや駆け引き、裏での陰謀や謀略のスリルやおもしろさがメインだったように思います。
ビーとファーガソンの対立も、いわゆる「頭脳戦」での激しいやり合いで。
お互いピンチになっても、思いもしない機転で切り抜けていくのが、先が読めずにハラハラドキドキ!
これまでとは違ったスリルがあって、おもしろかったです!
ビーもかなりの策士ですが、でも、やっぱりファーガソンがすごかったですね。
怖い!怖い!
・・・どっちが犯罪者なのかという。(笑)
それがまた、おもしろかったです!
二人の応酬合戦が、結末の行方がわからず、かなり見ごたえありましたね。
・・・しかし・・・二人の抗争で巻き添えを食った人たちは、あまりにも可哀想。
リズやドリーンはまだしも、ジョディなんて、もう・・・。
決して、スカッと気分爽快には終わらなかったですね、毎回。
ドラマ性としても、かなり見ごたえあったと思います。
とくに「女性」「母親」としてのエピソードが、よかったです。
リズの母親としての葛藤や、過去の罪と向き合うエピソードをはじめ、ドリーンの出産と子供の将来への不安など。
かなり胸に響くストーリーでした。
とくに女性の方は、共感が大きかったのではないでしょうか。
さらに、フランキーもよかったですね!
ボスの座を譲って、やや孤立したりもしましたが。
中盤以降の、過去の罪への罪悪感や葛藤が、すごくよかったです!
・・・個人的には、今回のフランキーは「カッコいい!」というより「かわいい」「キュート」でしたね。(笑)
恋する乙女の顔が、よかったです。(笑)
あと、最終話!
ブーマーとの関係は、本当にぐっと来ちゃいました。
これまでの荒々しいフランキーもいいですが。
自分と向き合って、一皮むけたフランキーも、とっても魅力的だったと思います。
色々と細かく書くとキリがないほど、今回も本当に盛りだくさんで、見ごたえのある内容でした。
すごく、おもしろかったです!
ファーガソンがすごかった!
今回はとにかく、ファーガソンの存在感がすごかった!
・・・ある意味、どの登場人物よりも深く深く描かれていたので、主人公のビー以上に目立ってましたね。(笑)
シーズン3の主人公は、ある意味ではファーガソンだった気がします。
前作でも、過去のエピソードがあったりもしましたが。
今回は、さらに詳しく描かれていて。
その異常性だとか、イカれ具合だとか・・・ゾゾゾ!怖いっ!
終盤は、その狂気がすごかったですね!
・・・最終話などは、もう「スター・ウォーズ・エピソード4」のダース・ベイダーかよっ!と。(笑)
ファーガソンを演じたパメラ・レイブという女優さんは、演技が素晴らしかったですね!
あの存在感や圧力はもちろんのこと、時折見せる優しさとか、感情的な狼狽とか、すごかったです!
あまり馴染みのない女優さんですが、圧倒的でした。
ファーガソンあってのシーズン3だったと思います。
続きが気になる最終話!
個人的には、今回のシーズン3も猛烈におもしろかったです!
今までとは少し違った要素もあり、よかったと思います。
最終話は、これまたトンデモ展開でビックリ仰天でしたね!
まさか、まさか・・・すごかった!
・・・何だか「めでたし。めでたし」的には、終わりましたけど。
いやいや!
最後の最後、またまた波乱の予感が。
そして、色々な続きはどうなった?
ファーガソンは?
フランキーは?
どうなっちゃうの?
シーズン4も、すごく楽しみです!
次のシーズン4を見た個人的な感想はこちら。
→「ウェントワース女子刑務所」シーズン4 感想と評価