Netflixオリジナル映画「ブライト」見ました!感想と評価

Netflixオリジナル映画「ブライト」

Netflix(ネットフリックス)オリジナル映画「ブライト」を観ました。
個人的な感想と評価です。


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Netflixオリジナル映画「ブライト」とは?

人間やエルフ、オークなどが共存するロサンゼルスを舞台にした、ファンタジー・アクション大作。
Netflixオリジナル制作の作品です。

ロス市警の「人間」の警官ダリル・ウォードと、相棒のオーク族の警官ニック・ジャコビーの2人が、エルフの少女ティッカを救ったことから、魔法のワンド(杖)をめぐる、人類存亡を賭けた戦いに巻き込まれることに。
ファンタジーの世界観と、現実世界のリアリティが入り混じった不思議な世界で、ハードで大迫力のアクションが繰り広げられていきます。

監督は、映画「サボタージュ」「フューリー」「スーサイド・スクワッド」などで知られるデヴィッド・エアー。
持ち味全開のダイナミックで緊迫した演出は、さすが!

脚本は、マックス・ランディス。
あの「ブルース・ブラザース」「狼男アメリカン」や、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のMVで有名な、ジョン・ランディス監督の息子さんなんだそうですね。

キャストとしては。
主人公の警官ダリル・ウォードを演じるのは、「バッドボーイズ」「メン・イン・ブラック」「スーサイド・スクワッド」など、数々の映画でおなじみ、ウィル・スミス。
もう、説明不要の大スター。
今作でも、ウィル・スミスらしい、ユーモアとシリアスが共存したキャクター性は健在!

相棒のオークの警官ニック・ジャコビーには、「キング・アーサー」「ゼロ・ダーク・サーティ」などのジョエル・エドガートン。
「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード2・3で、ルークを引き取ることになるオーウェン・ラーズ役で一躍有名になり、スリラー映画「ザ・ギフト」では、制作・監督・脚本をこなしたマルチな人。

・・・てか、原型とどめてないので、言われないと分からないな、さすがに。(笑)

また、エルフの少女ティッカに、「11/22/63」オズワルドの妻マリーナ役ルーシー・フライ。
インファーニのリーダー、レイラに、映画「プロメテウス」エリザベス・ショウ役ノオミ・ラパス。
そして、オークのギャングのボス、ドーグには、 「スニーキー・ピート」や「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」看守ピスカテラ役のブラッド・ウィリアム・ヘンケ。

・・・これも、あまりに違いすぎて、分かりませんでした。
オークのギャングのボス、ピスカテラだったの?
てか、分かるかっ!(笑)
ヒゲどうした!ヒゲ!(笑)

ちょっと別な意味で、もう一度見直したくなるかも。
ぜひぜひ、チェックしてみてください。

映画「ブライト」は、Netflixオリジナル作品で、2017年制作。
本編は117分です。

現在、Netflix(ネットフリックス)で配信されています。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

今現状では、劇場公開作品ではありません。
Netflixでしか観られない、オリジナル作品。
スゴすぎる!

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】 Netflix

※以下、ネタバレしていますので、ご注意ください。

映画「ブライト」あらすじ

人間と共に、エルフやオーク、妖精などが共存して暮らす、別世界のロサンゼルス。
警官ダリル・ウォードは、オーク族初の警官となったニック・ジャコビーと、無理矢理コンビを組まされていました。
オーク族は、2000年前に悪の「ダーク・ロード」を封印するため、違う種族同士が結束して戦った際に、唯一敵側についた種族として、現代でも忌み嫌われており、ニックが警官となるのは、まさに異例中の異例。
警官仲間はもちろん、同族のオークですら、快く思っていない者ばかり。
ウォードも決して、胸中穏やかではありませんでした。

そんな、ある日。
事件の知らせを受けて駆けつけたウォードとニックは、凄惨な現場で、エルフの少女ティッカを救います。
その手には、伝説として知られる「魔法のワンド(杖)」が。
魔法のワンドは、どんな欲望も実現できる力を秘め、それを操ることができるのは「ブライト」と呼ばれる、わずかな選ばれし者だけ。
ティッカは、その「ブライト」でした。

また、同じくブライトで、エルフ族から分離したグループ「インファーニ」のリーダー、レイラは、ダーク・ロードを現代に復活させるべく、魔法のワンドを手に入れるため、ティッカに迫ります。

ティッカと魔法のワンドを守るため、ウォードとニックは激しい戦いへと巻き込まれていくのですが・・・。
果たして、その結末は?
ダリルとニックの運命は?

・・・というようなストーリーです。

映画「ブライト」感想 ファンタジー要素とハードなリアリティの不思議な世界!

とにかく、世界観が独創的で、おもしろかったですね。
まさに、ファンタジーの世界と、現実のリアルな世界が組み合わさると、こうなるんだなあ、という感じ。
・・・エルフが富裕層で高貴な方々ばかり、とか。(笑)
オークへの差別だとか。

ファンタジーのカッコよさと、アクション映画としてのカッコよさが、うまく共存してましたね。
冷静に考えると、現実世界の警官の格好をして、人間とオークがコンビを組んで、エルフの少女を助けて、魔法も炸裂!・・・って、結構、メチャクチャなんですけど。(笑)
ただ、それを感じさせないリアリティや、ハードな展開が多くて、説得力があったと思います。
思ったよりはバランスもとれていて、入り込みやすかったです。
・・・そういうもんだ、と、押し切られた感じ。(笑)
ホント、これまでにはない、不思議な世界が舞台で斬新でした。

かつて、「ターミネーター」あたりから、SF感と現実味のあるアクションが融合した「サイバー・パンク」なんて言葉が生まれましたが。
言うなれば、「ファンタジー・パンク」という感じですかね?
・・・ま、パンク・・・ではないかな?(笑)

ストーリー的には、オーソドックスな刑事二人の「バディもの」(コンビもの)なので、「ハードなファンタジー・バディもの」かな?

あと、ウィル・スミスが主演というのも、大きかったかもしれませんね。
なんか・・・大スターが演じる説得力。(笑)

もちろん、監督のデヴィッド・エアーの演出力がスゴかった、というのは、言うに及ばず。
スケール感もあって、大迫力!
スローも効果的で、さすが!
魅せ方が上手い!

あれこれと盛りだくさんで、ともするとバランスがグチャグチャになって、マンガチックなB級感が漂う作品になりそうなものですけど。
かなり作り込まれていて、不思議な世界観がリアリィ溢れる説得力があって、すごくよかったですね。
・・・気合い入ってたなあ。(笑)

内容的にも、スリリングな展開も多くて、アクションも大迫力!
中盤以降は、次々と危機に陥り、ハラハラドキドキ!
テンポもよくて、アクション映画としては見応え満点!

キャラクターも、すごく魅力的だったと思います。
ウィル・スミスのユーモアとカッコよさは、やっぱいいですよね!
・・・ちょっと年齢を重ねたこともあって(笑)シリアスなシーンでの言葉も、重みが増したような。

そして、オークの警官ニックも、よかったですねぇ!
オーク族なので、粗暴な性格かと思いきや・・・結構、空気読めなかったり、オロオロしたり。
あんま、オークらしくないイメージ。(笑)
自分の生い立ちや人生に苦悩する姿もあって、人間味のある魅力が、すごくよかったと思います。

ストーリーとしても、現実社会の人種的な問題も盛り込まれていて、見ごたえがありましたね。
単純明快で、やや先が読めちゃう感じもしなくもないですけど、その分、安心感があって、見やすかったです。

・・・ただ。
ファンタジー系に慣れていないと、もしかしたら説明不足に感じて、入り込めないこともあるかも。

そして、なにせ2時間映画なので、ウォードとニックのドラマは深く描かれていましたが、他はやや薄味だったかもしれませんね。
ウォードの家庭のエピソードも、あれだけだし。
ティッカやレイラなど、他のキャラクターは、もう少し事情が描かれていてもよかったかなあ。
・・・エルフの魔法捜査官カンドミアとか、もう少し・・・ね。(笑)

あえていえば、そこがちょっと残念でした。
てか、もったいない!
時間的に仕方ないんですけど・・・。
もっと深く見たかったです。

それでも、まったく新しい、これまでにない世界観と、ファンタジーとアクションのカッコよさが融合した面白さ!
スケール感も壮大で、アクションも大迫力!
警官のバディものとして、スピード感ある展開で、一気に魅せるエンターテイメント!
ハラハラドキドキしながら、誰もが楽しめる映画だと思います。

・・・しかし、これ、ホント劇場公開しなくていいの?
と、心配になっちゃうほど(笑)豪華で見ごたえのある作品だと思います。

続編の制作決定!

個人的には、かなりおもしろかったです!
もう少し、メチャクチャ感があるのかな、と思っていましたが。
予想よりハードで見ごたえのある展開でしたね。
とにかく、単純に、おもしろかった!

ただ、やっぱり、もう少し深く描いてほしい部分も多かったかな。
・・・てか、ドラマシリーズで全13話くらいで描いてほしいな。(笑)
ティッカのその後も気になるし、それ以上に、魔法捜査官の活躍が見たい。

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