Netflix(ネットフリックス)オリジナルドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」シーズン1を観ました。
個人的な感想と評価です。
目次
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」とは?
女性刑務所を舞台にした、笑いと涙のヒューマンドラマ。
パイパー・カーマンの実話小説を原作にドラマ化したものです。
下品で卑猥で、ブラックなユーモア満載。
同性愛や人種差別なども描かれています。
海外はもちろん、日本でも大人気のドラマで、エミー賞3部門受賞などクオリティの評価も高い作品です。
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」はNetflixオリジナルドラマで、現在シーズン5まで制作されています。
シーズン1は2013年製作。
1話60分程度の全13話です。
現在 Netflix(ネットフリックス)で配信されています。
(紹介している作品は、2020年8月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はNetflix公式ホームページにてご確認ください。)
Netflix公式サイトはこちら。
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「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」あらすじ
主人公のパイパーは、わりと裕福な家庭で育った元レズビアン。
今はノーマルとなってラリーと婚約、友人と起業もしたりと幸せの絶頂。
しかし、10年前に一度だけ麻薬密売のお金を運んだ罪が発覚し、刑務所に収監されることになってしまいます。
刑期は15ヶ月。
自己啓発的なことでもしながら、前向きに刑期を過ごそうと思っていたパイパーでしたが、現実はそんなに甘くはありません。
刑務所内は、普通の社会生活の常識がまるで通用しない別世界。
まわりの受刑者たちも強烈。
暴力・人種差別・同性愛・裏切り・いじめ・理不尽な待遇など、パイパーはさまざまな問題に直面します。
厳しい現実に悩み苦しみながら、パイパーは日々を懸命に生き抜いていくのでした。
・・・というようなストーリーです。
笑って泣けるヒューマンドラマ
予告動画などを見ると、ちょっとコメディ的なドラマかな?と思ってしまうかもしれませんね。
確かに、笑える要素は多くて楽しいのですが、基本的にこのドラマは、コメディではなくヒューマンドラマです。
よくありがちな、コメディアンヌによるライトなドタバタコメディーではありません。
刑務所が舞台なのでシリアスな場面も多く、明るく楽しいコメディーを期待すると、ちょっと難しいかもしれません。
ドラマ性が強く、クオリティも高いです。
実話を基にしているというのも、大きいと思います。
下品で卑猥で過激な題材
とはいえ、まじめなシリアスドラマかというと、そういうわけでもなくて。
会話や描写は、下品で卑猥で過激!
同性愛・人種差別・ドラッグ・宗教・暴力などなど、とてもじゃないけど地上波では放送できないレベル。
絶対に、家族みんなで見てはいけません。(笑)
それが猛烈なブラック・ユーモアとして笑えるところでもあるし。
時に、とてもシリアスで薄ら怖い部分でもあったりします。
ま~、とにかく下ネタ満載で下品。(笑)
あまりの内容に、ちょっと引いちゃうかもしれません。
おもしろいと思えないと、厳しいかもしれません。
強烈で個性的な登場人物たちの魅力
このドラマは、受刑者たちの群像劇でもあります。
登場人物たちは、みな個性的で魅力的。
強烈なキャラクターが、このドラマのおもしろさのひとつです。
ただ単に、おバカなおもしろキャラ大集合ということではなく。
背景となる個々の物語があって、それがまたドラマをおもしろくしています。
主人公の人間としての成長や変化も見どころだと思います。
主人公パイパーには、罪の意識が最初からあります。
決して「運が悪かった」とは思っていません。
また、甘ちゃんのお嬢様だったパイパーが、刑務所の中の現実を思い知り、受刑者らしく変貌していく様もリアルです。
笑って感動して泣けるストーリー展開
ドラマは、登場人物たちの過去も描いています。
物語が進むにつれ、それぞれが抱える過去や背景・事情などが、少しずつ明らかになっていきます。
それがまた、このドラマのおもしろさのひとつです。
受刑者それぞれに、人生のドラマがあります。
おもしろおかしいだけではなく、悲しい背景や厳しい現実もあります。
感動して泣ける、心に刺さる素晴らしいドラマだと思います。
これは絶対に見るべきドラマ
個人的な感想としては、すごくおもしろかったです!
見る前は、過激な内容のコメディだろうな、くらいにしか思ってなかったのですが。
想像以上に素晴らしい内容でした。
見ごたえ十分!
本当、ドラマが素晴らしい!
Netflixに加入したら、絶対に見るべきドラマです!
おすすめです!
次のシーズン2を見た個人的な感想はこちら。
→ 「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」シーズン2・感想と評価