映画「スーサイド・スクワッド」感想・評価【アメコミDCコミック映画】

スーサイド・スクワッド

映画「スーサイド・スクワッド」を鑑賞しました。
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

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映画「スーサイド・スクワッド」とは?DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)第3弾!

アメコミの悪役(ヴィラン)たちのチーム「スーサイド・スクワッド」の活躍を描いたアクション映画。
DCコミック映画シリーズ「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)の第3作目です。

デッド・ショット、ジョーカー、ハーレイ・クインなど、コミックに登場する有名な悪役(ヴィラン)たちが、強制的にチームを結成!
世界を危機から救うため、激しい戦いを繰り広げます。

シリーズの作品概要や、感想はこちら。

【時系列順】
マン・オブ・スティール
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
・スーサイド・スクワッド(今作)
ワンダーウーマン
ジャスティスリーグ
・アクアマン
・シャザム!
・ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey

※Joker/ジョーカーは含まず。


原作は、もちろん、アメコミのDCコミック。
DCコミック映画と、「アイアンマン」「アベンジャーズ」といったMarvel(マーベル)映画との違いは、別記事にまとめてあります。
詳しくは、こちら。

アメコミ映画やドラマを見たことがない。マーベル映画とDC映画の違いや、作品の種類がよくわからない、という方のために、基本的なことをま...

今作は、「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」に続く、「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)のシリーズ第3弾。
他のシリーズ作品と世界観や設定、時系列などを共有しています。

時間軸的には、「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」の後の物語となります。

「スーサイド・スクワッド」は、他のシリーズ作品に比べ、それほど大きく繋がってはいないので、前作を観ていなくても、ストーリー的には問題なく楽しむことができると思います。

ただ、前作「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」のオチを思いっきり言ってしまったりと(笑)設定を一部共有しているので、ネタバレ的な観点からは、できることなら、前作を事前に観ておいたほうがいいと思います。

(「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」を楽しむには、「マン・オブ・スティール」を見ていないと難しいです)

監督・脚本は、「サボタージュ」「フューリー」などのデヴィッド・エアー。

主人公デッドショットを演じるのは、「メン・イン・ブラック」「幸せのちから」「ハンコック」など、数々の映画で有名なウィル・スミス。
ジョーカー役に「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャレッド・レト。
キャプテン・ブーメラン役に「ダイ・ハード/ラスト・デイ」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のジェイ・コートニー。

そして、ハーレイ・クインを、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビーが演じています。
ハーレイ・クインは本当に魅力的で、演技も素晴らしかったです!

なお、ハーレイ・クインを主人公にしたスピンオフ映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」も制作されています。

さらに!
A.R.G.U.S(アーガス)の長官アマンダ・ウォラー役で、なんと!あのヴィオラ・デイヴィスが出演!
「ダウト あるカトリック学校で」「ヘルプ 心がつなぐストーリー」をはじめ、アカデミー賞を受賞した「フェンス」など、数々の作品で有名な大女優。

海外ドラマファンには、ドラマ「殺人を無罪にする方法」のアナリーズ・キーティング役として、色々な意味で度肝を抜いた演技は(笑)今も語り草。

今作でも、その存在感と、ふてぶてしさ(笑)は健在!
さすがの存在感!
(そして、今作はウィックなし!笑)
必見です!

映画「スーサイド・スクワッド」は、2016年制作。
上映時間は123分です。

最後に、ちょっと「おまけ」がありますので、お見逃しなく!

※以下、ネタバレしてますので、くれぐれも、ご注意ください。

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「スーサイド・スクワッド」あらすじ

スーパーマンの出現により、アメリカ政府の防衛意識は根幹から揺らぎつつありました。
人類では手に負えない、特殊な能力を持つ「メタヒューマン」が脅威となった時、治安を守ることができるのか?
政府の秘密機関A.R.G.U.S(アーガス)長官アマンダ・ウォラーは、そんな想定外の脅威に対抗するため、服役中の凶悪犯罪者たちで構成する部隊「タスク・フォースX」を結成し、戦うことを決意します。
犯罪者たちの首に爆弾を埋め込み、命令無視や逃走した場合は、即座に爆死。
作戦が失敗しても救出せず、誰も責任を負わない、使い捨てのチーム。
まさに「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」と呼ぶにふさわしい、悪の力で悪を制する最強チームというわけです。

そんな最中、地下鉄の構内で大規模なテロ事件が発生。
デッドショット、ハーレイ・クイン、キャプテン・ブーメランなど、名だたる悪党が集められ、ついに「スーサード・スクワッド」が誕生します。
爆弾を埋め込まれたデッドショットたちは、否応なく戦うことになるのですが・・・。
実は、事件の裏には、世界の存亡を揺るがす、恐ろしい秘密が隠されていたのでした。

・・・というようなストーリーです。

予告動画はこちら。

「スーサイド・スクワッド」予告動画1

「スーサイド・スクワッド」予告動画2

DCエクステンデッド・ユニバースとのつながり

今作はシリーズ第3弾ですが、今現状では、それほど大きなつながりはないようです。

■ 序盤のハーレイ・クインのキャラクター紹介で、「ロビン殺害の共犯」と表示が。
ロビンは、バットマンの相棒として有名なキャラクター。
前作「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」では、イタズラ書きされたバットスーツが飾られていて、ロビンのものではないかと言われていますが。
・・・やはり、そうなのかな?

■ アーカム精神病棟(アーカム・アサイラム)は、バットマンの原作の中で、凶悪犯罪者を収監する場所として有名です。
かつて、同名のゲームも発売されました。

■ DCコミックでは、特殊な能力を持つ人間を、総じて「メタヒューマン」と呼んでいます。
ドラマ版「THE FLASH/フラッシュ」などでも、詳しく描かれています。

■ 今作は、悪役(ヴィラン)が主役ですが、バットマンとフラッシュがゲストで登場しています。
キャプテン・ブーメランを捕らえたのが、フラッシュです。

バットマンとフラッシュは、それぞれ、シリーズ作品のひとつとして単独映画が決定しています。

DCコミックドラマと「スーサイド・スクワッド」について

映画シリーズの他にも、DCコミックを原作としたドラマシリーズも大人気!
「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」「スーパーガール」「ゴッサム」など、ドラマ作品が数多く制作されています。

基本的に、DCコミックの映画シリーズとドラマシリーズは、つながりはありません。
いわゆる「別物」扱いです。

ただ、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」は、「スーサイド・スクワッド」と深く関わりがあります。

「ARROW/アロー シーズン2」以降では、A.R.G.U.S(アーガス)やアマンダ・ウォラーも登場し、「THE FLASH/フラッシュ」ではメタヒューマンとの戦いが描かれています。

「ARROW/アロー シーズン2」第16話は、サブタイトルが、そのものズバリ「スーサイド・スクワッド」。
デッドショットを筆頭にした、スーサイド・スクワッドの活躍が描かれています。
(ただし、ハーレイ・クインなどは登場しません)

「ARROW/アロー シーズン3」では、カタナことタツ・ヤマシロが全編で登場。
福島リラさんが演じています。
第8話ではキャプテン・ブーメランが登場し、第17話ではデッドショットが再びスーサイド・スクワッドとして活躍します。
「THE FLASH/フラッシュ シーズン2」第13話も必見です。

演じている俳優さんは、映画とは違いますが。
見比べてみると、さらにおもしろいかもしれませんね。

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意外とシリアスで熱い展開!大迫力のアクション大作!

※以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。

観る前は、結構コメディ調でノリノリで、冒頭からガンガンいくような内容を想像していましたが。
実際は、意外とドラマ性もあってシリアスで重く、熱い展開も多かったですね。
ちょっとビックリ。

序盤は、有名な音楽が数多く使われ、わりとノリノリ。
ストーンズが好きな私としては「悪魔を憐れむ歌」とか、もう最高!

デッドショットの過去や、ジョーカーとハーレイ・クインのエピソードなど、わりと丁寧に描かれていて、すごくおもしろかったです。
ジョーカーの存在感は、すごかった!

ただ、事件の背景や、ボスキャラ誕生経緯(笑)なども時間をかけて描かれていて、おもしろいけど、話の進み具合は遅かったかもしれませんね。
もっとスピーディーにガンガンくるのかと思っていたのですが、ちょっと意外。

また、デッドショットとハーレイ・クインを深く描いた分、他のキャラの存在感は、やや薄味だったかも。
カタナとか、キャプテン・ブーメランとか、あまり存在感なかったかなあ。
カタナのエピソードは、あれだけだし。
ボスキャラも、最初と最後だけという印象が否めず。
ちょっと、バランスが悪かったかもしれませんね。

チームとして出動してからは、もうアクション満載でガンガンきてましたね。
すごく、おもしろかったです!
スケールが大きく、ハデで見応えありました!
迫力満点!
期待通り!

BGMも、序盤でのポップな曲は鳴りを潜め、アクション大作らしい壮大で燃える曲に。
ドラマ性としても、過去の話などシリアスなエピソードが多く、結構アツい展開。
もう、戦争アクション映画的な感じになっていたと思います。

・・・あくまで、個人的な感想ですけど。
中盤以降、みんな、いい人になっちゃいましたね。(笑)

仲間意識も芽生え、チームワークも出来上がったりして。
ある意味、ヒーローぽかったです。

みんな人間味にあふれ、感情移入しやすかったと思います。
ディアブロとか、もう・・・グッと来ちゃいましたね。

ただ、悪党感は薄かったかなあ。
「お前の過去の話なんか知るかっ!もっと暴れさせてくれっ!」くらいのワルっぷりがあっても、よかったかも。
悪役大集合の映画だっただけに、そこはちょっと残念。

そういう意味では、ハーレイ・クインは最高でした!
ちょっとクレイジーで、ワルの要素もありつつ。
コミカルで、セクシーでキュート。
ジョーカーとのロマンスも見応え十分!
まさに、ハーレイ・クインの魅力、大爆発!(笑)
すごく、よかったです!

全体的には、誰もが気軽に楽しめる娯楽作品だと思います。
ただ、コメディ調でノリノリかと思いきや、シリアスで重い展開もあったり。
悪党と思いきや、意外といい人だったり。
際立ったキャラもいれば、存在感が薄いキャラもいたりと、構成のバランスは、ちょっと悪かったかもしれないですね。

・・・これは、単なる個人的な想像ですけど。
この作品、実は最初はDCコミック映画らしく、シリアスで暗い内容で作っていて。
後々になって、明るさを付け足すために、ポップな曲を無理に増やしたりして、編集で激しく変更したんじゃないかなあ、と。
何だか、そんな感じがしちゃいますね。

単純に楽しめる作品です!

やや辛口なことも書いてしまいましたが。
個人的には、結構おもしろかったです。
十分、楽しめて、観てよかったと思います。

ただ、ちょっと想像していた内容とは違った部分もあって、予想外。
そういう感じか!というのが正直なところです。

人によって、評価が激しく分かれる作品ではないかと思います。
バランスの悪さと、期待した内容とのギャップによっては、もしかしたら不満が残るかもしれませんね。

単純さにハマれると、すごく楽しい作品だと思います。

シリーズの次回作「ワンダーウーマン」を見た感想はこちら。
映画「ワンダーウーマン」感想と評価