ウェイワード・パインズ 出口のない街シーズン2全話見ました・感想と評価【海外ドラマレビュー】

ウェイワード・パインズ 出口のない街シーズン2

海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」シーズン2を全話観ました!
個人的な感想と評価です。


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「ウェイワード・パインズ 出口のない街」シーズン2とは?

山間の田舎町ウェイワード・パインズを舞台にした、SFサスペンス第2弾。
出口のない閉鎖された町で、驚愕のストーリーが繰り広げられます。

作品の概要と、シーズン1の個人的な感想はこちら。

海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」シーズン1を鑑賞。 個人的な感想と評価です。 「ウェイワード・パインズ 出...


シーズン1では、深まる謎と予想外のストーリー展開にハラハラドキドキ!
まさかの真相に、ビックリ仰天でした。
最終話も、衝撃的な結末でしたね。

シーズン2は、あれから3年後が舞台となります。
再びウェイワード・パインズをめぐる、謎に満ちた物語が始まります。

今回の制作総指揮も、「シックス・センス」「サイン」「ヴィジット」などで有名なM・ナイト・シャマラン。
主演は新たに、映画「スピード2」「スリーパーズ」のジェイソン・パトリックが務めています。

他にも、主人公イェドリンの妻レベッカ役に「HOMELAND/ホームランド シーズン4」モサド局員を演じたニムラト・カウル。
ジェイソンの恋人ケリーに、「HANNIBAL/ハンニバル」アビゲイル役ケイシー・ロール。
ザンダー役に、映画「X-MEN:フューチャー&パスト」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のジョシュ・ヘルマン。
CJ役に、映画「アミスタッド」「ブラッド・ダイアモンド」のジャイモン・フンスー。
・・・などなど、新しい顔ぶれも豪華!豪華!

さらに、前作のキャストたちも再登場!
・・・意外な人も、出てくるかも?(笑)
注目です!

「ウェイワード・パインズ 出口のない街」は、現在シーズン2まで制作されています。
シーズン2は、2016年制作。
各話45分程度の全10話です。

※以下、ネタバレしてますので、ご注意ください。

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「ウェイワード・パインズ 出口のない街」シーズン2 あらすじ

ウェイワード・パインズを襲った、未曽有の事件から3年後。
町は、ピルチャーの後継者ジェイソンをリーダーに、若い第1世代が実権を握り、厳しい規律と恐怖で住民を統制していました。
ジェイソンのやり方に抵抗する勢力も現れ、町は不穏な空気に。
そんな中、医師のテオ・イェドリンが眠りを解かれ、住人となります。
イェドリンもまた、ジェイソンに反感を覚えるのですが・・・。
時を同じくして、町の外に生息する「アビー」の動きも活発化し、さまざまな事件が町を襲うことに。
そして、隠された謎と過去の出来事が明らかになりながら、ウェイワード・パインズは再び存亡の危機を迎えることになるのでした。
・・・というようなストーリーです。

かなり評価が分かれる、前作とは違ったおもしろさのシーズン2

今回は、少し辛口の感想だと思います。
お気を悪くしたら、本当にごめんなさい。
あくまで、私が個人的に感じた「感想」ですので。
どうかどうか、ご容赦ください。

今回のシーズン2は、人によって、かなり評価が分かれる内容だと思います。
ハマる人は、かなりおもしろいと思うのですが。
入り込めないと、ちょっと厳しいかもしれませんね。
・・・ま、そういう空気になっちゃうのが、まさにシャマラン作品らしいところですけど。(笑)

個人的には、そこそこ楽しめた、というのが正直な感想です。

初回は、結構おもしろくて、期待通り!
テンポもよく、町の薄気味悪さや新たな謎、ハラハラドキドキの展開と盛りだくさんで、「おお!キタキタ!」状態。(笑)
・・・だったのですが。
その後、中盤まで失速気味で、なかなか入り込めなかったです。

中盤以降は、少しずつ盛り上がってきて、終盤は結構おもしろかったですね。
アビーが本格的に登場してからは、見ごたえがありました。
意外な過去も明らかになって、おお!とビックリ!
このドラマらしい、おもしろさだったと思います。

ただ、大満足!とまでは、いかなかったですね。
やっぱり、登場人物たちに感情移入できず、物語に入りづらかったです。

前作のキャラクター含め、描いている人物が多く、個々の描き方が浅くて散漫だったように思います。
どうしても、ジェイソンたち第1世代のエピソードが中心で、主人公のイェドリンの描写が少なくて。
・・・結構、出てこないこと多かったですよね、イェドリン。(笑)
ジェイソンはもちろん、イェドリンもどこか傲慢で独善的で、共感しやすいキャラだったかというと・・・う~、ちょっと厳しかったです。

ストーリー自体は、おもしろかったと思うので。
逆に、ジェイソンやケリー、イェドリンに共感できていると、すごく楽しめたんじゃないかなと思います。
イェドリンの性格にしても、そこが人間臭い部分でもあり、完全な善人でないからこそ、ストーリーが面白くなっているとも思います。
本当、評価の分かれるところですね。

・・・ただなあ。
登場人物は、ちょっと盛り込みすぎで、エピソードの構成バランスが悪かったような気がしますね。
もっともっと、深く描いてもよかったんじゃないかなあ。
結構、それぞれドラマ性はあったんですけどね。

特に、前作のキャラクターは感情移入しやすいので、軌道に乗るまでリードしてくれると、ありがたかったかなあ。
結局、ベン!まさか!ええ~~~~!?
ケイト!テレサ!パム!
・・・そこも前作同様、シャマランらしい部分だったんですかね。(笑)

また、前回は町から出られない不気味さや、謎が謎を呼び、予想外の真相がわかって驚愕展開!というのが、おもしろさのポイントだったと思うのですが。
今回は、過去の出来事が判明したり、アビーの存在そのものが中心になっていて、これまでとは違うおもしろさになっていたと思います。

そういう意味では、前半が町の人間や過去のこと、後半がアビーのこと、と2部構成でしたね。
町の建設秘話やジェイソンの過去、CJのエピソードなど、前作で謎だった部分がわかるのは、おもしろかったです。
そして、ケリーの過去も、最後には驚愕展開に!
そういう意外な繋がりは、見ごたえがあったと思います。

・・・ただ、キャラクターに感情移入できていないと、興味がわかないかも。
また、得体のしれない不気味さだとか、謎を少しずつ追っていく目が離せない展開、というのは少なかったので。
前作のような面白さを求めると、ちょっと厳しかったかもしれませんね。

やっぱり、中盤以降の一連のアビーの件に、おもしろさや興味がいってしまいましたね。
もう「サスペンス・ミステリー」ではなく、完全に「SFサスペンス」な内容だったと思います。
そこもまた、評価が分かれるところだと思います。

個人的には、もう少しアビーの件を掘り下げてほしかったですね。
結局、一番おもしろかったのは、アビーのエピソードだった気がします。
どこか中途半端で、もったいなかったですね。

登場人物にしても、エピソードにしても。
今作は、色々と盛り込みすぎだったんじゃないかと思います。
結果的にバランスが悪く、万事どっちつかずだったかもしれませんね。
ストーリー自体は、おもしろかっただけに、ちょっと残念。

・・・ただ。
評価が激しく分かれて、こういう微妙な空気になっちゃうのが(笑)、いつものシャマラン作品。
色々と意見が分かれることも、楽しみのひとつなのかもしれません。

・・・ところで。
マーガレットについていったハスラー、どうなった?(笑)

シーズン3はあるのか?微妙な結末!

個人的には、そこそこ楽しめました。
ただ、入り込むのは難しくて、大満足とはいかなかったですね。

ちょっと辛口な感想になってしまって、ごめんなさい。
かなり、人によって評価が分かれる内容だと思います。
入り込めると、かなり楽しめると思います。

最終話は、何とも微妙な終わり方でした。
続きがありそうな、なさそうな・・・。

現段階では、シーズン3に関する正式なアナウンスはありませんが。
個人的には、あるのかな?という予感はしています。

果たして、どうなるのか?
今後の展開を、楽しみにしたいと思います。