2018年 第70回エミー賞の受賞結果と、HuluやNetflix、Amazonプライム・ビデオなどでの配信状況をまとめました。
【追記:2019.9.23】
この記事は、2018年9月18日作成の古い記事です。
ご注意ください。
目次
2018年 第70回エミー賞 結果まとめ
日本時間2018年9月18日(火)に、第70回エミー賞授賞式が開催されました。
各賞のノミネート一覧など、詳細はこちら。
今年の受賞作品は?
栄冠を手にしたのは誰か?
詳細は、以下の通りです。
2018年 第70回エミー賞 受賞結果
ドラマ・シリーズ部門
■作品賞
「ゲーム・オブ・スローンズ」
■主演男優賞
マシュー・リス「ジ・アメリカンズ」
■主演女優賞
クレア・フォイ「ザ・クラウン」
■助演男優賞
ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」
■助演女優賞
タンディ・ニュートン「ウエストワールド」
■ゲスト男優賞
ロン・ケパ・ジョーンズ「This Is Us」
■ゲスト女優賞
サミラ・ワイリー「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
■監督賞
スティーブン・ダルドリー「ザ・クラウン シーズン2 第9話」
■脚本賞
ジョエル・フィールズ、ジョー・ウェイスバーグ「ジ・アメリカンズ シーズン6 第10話」
コメディ・シリーズ部門
■作品賞
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
■主演男優賞
ビル・ヘイダー「バリー」
■主演女優賞
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
■助演男優賞
ヘンリー・ウィンクラー「バリー」
■助演女優賞
アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
■ゲスト男優賞
カット・ウィリアムズ「アトランタ」
■ゲスト女優賞
ティファニー・ハディッシュ「サタデーナイト・ライブ」
■監督賞
エイミー・シャーマン・パラディーノ「マーベラス・ミセス・メイゼル 第1話」
■脚本賞
エイミー・シャーマン・パラディーノ「マーベラス・ミセス・メイゼル 第1話」
リミテッドシリーズ/テレビムービー部門
■リミテッドシリーズ部門
「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
■テレビムービー作品賞
「ブラックミラー シーズン4:宇宙船カリスター号」
■主演男優賞
ダレン・クリス「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
■主演女優賞
レジーナ・キング「運命の7秒」
■助演男優賞
ジェフ・ダニエルズ「ゴッドレス 神の消えた町」
■助演女優賞
メリット・ウェバー「ゴッドレス 神の消えた町」
■監督賞
ライアン・マーフィー「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺 第1話」
■脚本賞
ウィリアム・ブリッジズ、チャーリー・ブルッカー「ブラックミラー シーズン4:宇宙船カリスター号」
視聴できる受賞作のラインナップ
現在、HuluやNetflixなど、ネット動画配信サービスで視聴できる受賞作品のラインナップは以下の通りです。
私個人が実際に観た作品は、概要と感想付きです。
(紹介している作品は、2018年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
■ Hulu(フールー)
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
「ゲーム・オブ・スローンズ」
■ Netflix(ネットフリックス)
「ザ・クラウン」
「ゴッドレス 神の消えた町」
「ブラックミラー シーズン4:宇宙船カリスター号」
「運命の7秒」
「ジ・アメリカンズ」
■ Amazonプライム・ビデオ
「バリー」
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
「ゲーム・オブ・スローンズ」
「ウエストワールド」
「This Is Us」
受賞結果の感想
今回は、オープニングからして、「THIS IS US」のランダル、「グッド・プレイス」エレノア、「アンブレイカブル キミー・シュミット」タイタスが歌って踊るという、豪華共演にビックリ!
プレゼンターも、「ゲーム・オブ・スローンズ」エミリア・クラークと、「ストレンジャー・シングス」ミリー・ボビー・ブラウンのコンビをはじめ、普段では絶対に見られないショットばかり。
そして、ちょっとしたサプライズな出来事もあったりと、まさにエミー賞らしい、夢とエンターテイメントにあふれた内容だったと思います。
堪能!
激戦だったドラマ・シリーズ部門は、作品賞が「ゲーム・オブ・スローンズ」。
助演男優賞ピーター・ディンクレイジは、かなり嬉しかったですね。
助演女優賞タンディ・ニュートンも、「ウエスト・ワールド シーズン2」の日本語の苦労を思えば(笑)受賞に大納得。
主演女優賞は、できれば今回は「ジ・アメリカンズ」ケリー・ラッセルに取ってほしかったかなあ。
「ジ・アメリカンズ」はファイナルを迎え、本当にお疲れ様・・・で、特別賞をあげてほしい。
コメディ・シリーズ部門は、「マーベラス・ミセス・メイゼル」「バリー」が強かったですね。
意外と「アトランタ」は、振るわず。
・・・はあ・・・タイタスは、今年も取れなかったか・・・残念。
結構、予想外だったのは、リミテッドシリーズ/テレビムービー部門。
「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」の圧勝かと思ってましたけど。
「ゴッドレス 神の消えた町」が、なかなか強かった!
助演男優賞は、ジェフ・ダニエルズ。
ヴェルサーチ役エドガー・ラミレスをはじめ、フィン・ウィットロック、リッキー・マーティン、マイケル・スタールバーグといった、素晴らしい面々を抑えての受賞。
・・・スピーチも貫禄でしたね。(ニュースルームかよ!とか思っちゃった。笑)
そして、助演女優賞は、メリット・ウェバー!
「ウォーキング・デッド」のデニース役でも、おなじみ。
「ヴェルサーチ暗殺」でスゴすぎた、あのペネロペ・クルスとジュディス・ライトを抑えての受賞。
・・・個人的には、「アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト」アディナ・ポーターに取ってほしかったんですけど・・・残念。
全体的には、やはり今年もHBO、Netflix、Amazonが強かったですね。
今後も、さらに勢いは続いていきそう。
あと、今年は特に、授賞式の前までに視聴できる作品が多かったのも、すごくよかったです。
やっぱり見ている作品がズラリと並ぶと、おもしろいっ!
これまで以上に、日本でも、より早く見られるようになったことを実感できる機会でもありました。
(Killing Eveも、どこか早く、お願い!w)
今年は「ヴィープ」「ベター・コール・ソウル」の(期間内での)ノミネートはありませんでした。
また、常連だった「オーファン・ブラック」「ジ・アメリカンズ」「アンブレイカブル キミー・シュミット」はファイナルを迎え、次回は「ホームランド」「ゲーム・オブ・スローンズ」などが最後となります。
例年、同じような顔ぶれが続いていますが、また少し変わっていくのかな?
来年のエミー賞を楽しみにしたいと思います。