「THIS IS US 36歳これから」シーズン1 全話見た感想と評価【海外ドラマレビュー】

THIS IS US 36歳これから シーズン1

海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」(デス・イズ・アス)シーズン1、全話見ました!
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

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海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」とは?

5人の男女が織りなす人生模様を描いた、ハートフル・ヒューマンドラマ。

ジャックとレベッカ、ケヴィン、ケイト、ランダルの5人を中心に、恋愛や家族や仕事など、人生の喜びや苦悩が描かれていきます。
笑って、泣けて、感動して、そして意外な展開に目が離せないストーリー展開は必見!

もし未見なら、何も知らないで見たほうがいいと思います。
そして、すぐさま見たほうがいいです。(笑)
本当に素晴らしい、おすすめのドラマですよ。

制作・放送は、アメリカのネットワーク局NBC。
製作総指揮は、「塔の上のラプンツェル」「ラブ・アゲイン」などの脚本家ダン・フォーゲルマンが務めています。

今作は、2016年に本国アメリカで放送され、そのおもしろさに大評判となりました。
ゴールデン・グローブ賞、エミー賞をはじめ、数々の賞を受賞。
クオリティも高く評価された、まさに秀作ドラマです。

キャストは、ジャック役に「Heroes/ヒーローズ」ピーター・ペトレリで有名な、マイロ・ヴィンティミリア。
ランダル役に「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」のスターリング・K・ブラウン。

マイロ・ヴィンティミリアは、エミー賞ドラマシリーズ部門の主演男優賞にノミネート。
スターリング・K・ブラウンは、エミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演男優賞ダブル受賞。
二人とも、本当に素晴らしい演技!

そして、ケイト役に「アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場」のクリッシー・メッツ。
ケヴィン役に、「リベンジ」のジャスティン・ハートリー。
レベッカ役に、「プリティ・プリンセス」をはじめ、「塔の上のラプンツェル」でラプンツェルの声を担当した、マンディ・ムーアなどが出演しています。

さらに!
「ドクターK」こと、産婦人科医カタウスキーに、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」レイモンド・タスク役をはじめ、数々の作品で有名な、ジェラルド・マクレイニー。
今作で、エミー賞ドラマシリーズ部門ゲスト男優賞を受賞しました。
出番こそ少ないものの、もう、さすがすぎる存在感!
・・・まさに「生きる名言製造機」。(笑)
必見です!

また、ウィリアム役に、「ルーク・ケイジ」「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のロン・ケパ・ジョーンズ。
ミゲル役に、「キャッスル ミステリー作家は事件がお好き」のジョン・ウエルタス。
トビー役に、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」でテイザーフェイスを演じたクリス・サリバン。

他にも、「ウォーキング・デッド」ジェシー役アレクサンドラ・ブレッケンリッジ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「ウエストワールド」のジミ・シンプソン、「アメリカン・ホラー・ストーリー」のデニス・オヘア、2018年ゴールデン・グローブ賞授賞式の司会も務めたセス・マイヤーズ、そして!有名映画監督の「あの人」(笑)などなど、ゲストも豪華!

実力派俳優が顔を揃えた、素晴らしい演技も見どころです。

なお、今作は結構、映画ネタ多め。(笑)
有名俳優や名作映画のネタが、随所に出てきます。
そこもまた、楽しめるところじゃないかと思います。

ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」は、現在シーズン4まで制作されています。
シーズン1は、2016~17年制作。
各話45分程度の全18話です。

現在、DVDレンタルをはじめ、Amazonプライム・ビデオでシーズン4まで見放題配信中です。
(紹介している作品は、2021年4月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)

Amazonプライム・ビデオ公式サイトはこちら。

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参考記事 Amazonプライムビデオおすすめ海外ドラマ ラインナップ


※以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
このドラマは、できれば何も知らないで見始めるほうが、おもしろいと思います。

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「THIS IS US 36歳、これから」あらすじ

妻レベッカの出産を控えたジャック、イケメン俳優のケヴィン、肥満に悩むケイト、エリートビジネスマンのランダル。
4人に共通するのは、みんな誕生日が同じこと。
それぞれが恋や仕事や家庭に悩み、お互いの人生に関わり合いながら、人生を歩んでいきます。
過去と現在が交錯し、時に笑い、時に悲しみを受け止め、家族の絆や人生の意義を見い出していくのですが・・・。
やがて、それぞれに大きな試練が待ち受けているのでした。

・・・というストーリーです。
てか、これくらいしか書けず、ごめんなさい!

予告動画はこちら。
「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」予告編

・・・予告動画を見ただけで、泣きそうになるという。(笑)

人生を深く描いた、笑いと涙と驚きの傑作ドラマ!

個人的には、メチャクチャおもしろかったです!
ハマりました。完全に。(笑)
毎回毎回、泣きっぱなしで、目が腫れあがるけど、やめられない。(笑)
クオリティも高くて、素晴らしいドラマだと思います。

とにかく!
シナリオが秀逸!
緻密に練り上げられた構成やバランス、小道具の使い方がキレッキレ!

セリフも最高でした!
・・・名言集が出来そうな勢い。(笑)
ドラマ見た後、「レモネード」と聞いただけで泣いちゃう人、続出。(笑)

過去と現在が巧みに入り混じった構成も見事!
「現在」の全体の流れに、過去の事情や真相が追加されて、厚みが増していく感じ。
そして、意外な事実が発覚して、ビックリ仰天!

一見、普通にストーリーが進んでいて、それだけでも面白いですが。
さまざまなエピソードが、バラバラなピースが一つにまとまっていく感じで、驚きと共に、新たな事情が分かっていく。
本当に、うまい!

第12話など、第1話の前日談みたいなエピソード。
気づけば、ウィリアムの人生や、ドクターK=カタウスキーの生活まで知っている。
ケイトの歌がうまいのは、そういう理由なのね、というのも、後々になって分かったり。
そして、ジャックはなぜ?
なぜ、ミゲルが?(笑)
過去に何があったのか?
・・・という謎が、気になってしかたない。(笑)
時に、真相を知るのが怖くて、ムダにドキドキ、ヒヤヒヤしたりして。

地味で単調になりがちなヒューマン・ドラマを、巧みなシナリオで、グイグイと引き付ける魅力がスゴかったですね。
目が離せない、おもしろさ!

また、音楽や小道具の使い方も、素晴らしかったと思います。
・・・曲がいいんですよねぇ。これが。
サントラ、欲しいかも。

小道具も、洗濯機や、プールサイドのイスなどなど、使い方がうまいっ!
そして、「過去」だと分かるように、その時代の曲や小道具をうまく使って表現しているのも、さすが。
・・・ジャックのヒゲとか。(笑)
短時間のエピソードで、あれだけ過去と現在が行ったり来たりしても、混乱や違和感なし。
・・・スゴい。

全体的なストーリーとしては、まさに人生模様を描いた、胸を打つエピソードばかり。
家族の絆をはじめ、恋愛や仕事、結婚や夫婦生活、生と死といった、誰もが人生で直面する出来事が、見事に描かれていたと思います。
それが、また・・・胸に響きすぎて、泣かずにはいられない。(笑)

もしかしたら、見ている側の人生経験よっては、心を揺さぶるポイント、というか「ハマるツボ」「号泣ポイント」(笑)が違うかもしれませんね。
出産を経験した母親の方は、レベッカの気持ちが痛いほどよく分かるのかもしれないし。
年齢を重ねた方は、もしかしたら、ウィリアムやカタウスキー医師の気持ちが、我がことのように感じるかも。

もちろん、単純に、すべてのエピソードが素晴らしくて、心に残るものばかりですが。
内容によっては、響き方が違うかも。
あまりに、自分の経験と重なりすぎちゃって、見るのがつらすぎるエピソードもあるんじゃないですかね。
おもしろいドラマですが、私個人は、自分の経験から、気持ちが分かりすぎて、悲しい過去を思い出すこともありましたね。

それだけ、誰もが思い当たる、経験している人生の出来事を、広く深く描いているのだと思います。

また、「理想」と「現実」が入り混じって描かれているのも、大きいかもしれませんね。
・・・ジャック一家みたいな、そんな素晴らしすぎる家族いないかも。(笑)
と思いながらも、やっぱり誰もが経験するような、家族の問題もあったりして。
「わかる。わかる。あるよねぇ」みたいな。(笑)

「こうだったらステキだな」という「理想」と、そうはいかない「現実」。
フィクションとリアルが、うまく入り混じっているからこそ、胸を打って泣けちゃう部分も大きいような気がします。
きれいごとすぎてウソっぽくなく、とはいえ、現実味ありすぎてエグいわけでもなく。
そのバランスが絶妙でしたね。

そして、ジャック一家はもちろんですが、まわりを取り巻く人々も、深く丁寧に描いていたのが、すごくよかったです。
ウィリアムも、あそこまで描かなければ、号泣することもなかったかも。(笑)

ジャックパパは、本当ステキすぎでしたね!
レベッカとの出会い、結婚、夫婦生活も、すごくよかったです。

ランダルのエピソードも、最高でした。
・・・時に、ちょっと天然ボケかますランダルが魅力的。(笑)
結構、笑っちゃいました。
ただ、その明るさがある分、複雑な過去や父親への思い、コンプレックスや仕事のプレッシャーなどは、本当に心に響きましたね。
私のような男の子は(笑)共感できる部分が多いのではないでしょうか。

ケヴィンやケイトも、キャラクターとしては魅力的でしたが・・・。
ケヴィンは、何やってんだ感がありすぎたかな。(笑)
ケイトのエピソードは、すごくよかったものの・・・トビーとの関係は、後半マンネリ化したかも。(笑)

でも、それも見ている側の年齢や人生経験などによって、変わってくるかも。
共感するポイントが、人それぞれ違うかもしれませんね。

素晴らしいシナリオで、これまでのヒューマンドラマとは違う、驚きや意外性に富んだ作品だと思います。
そして、心に響いて、思わず泣かずにはいられないストーリー。
まさに、傑作ドラマだと思います。

続きが気になる!謎は解けるのか?

個人的には、猛烈におもしろかったです!
素晴らしかったですね!
近年を代表する傑作だと思います。

最終話は、ちょっと意外な終わり方でした。
・・・若干・・・そこで終わり?という気も。(笑)

まだ明らかになっていない謎が、たくさん残りました。
ジャックの件もそうですが。
・・・ミゲル。なぜだ、ミゲル。(笑)

シーズン2は、本国ではすでに放送されています。
続きが気になりますよね。

・・・ただ。
ネタバレ踏みたくないので(笑)予告動画などは、探していません。
やっぱり、このドラマは何も知らずに、驚きを楽しみたいですよね。

・・・ホント、ど~なっちゃう?
早くシーズン2が見たいっ!

レモネードでも作りながら、首を長くして待ちたいと思います。(笑)

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