ドラマ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」シーズン1全話見ました 感想と評価

「女王ヴィクトリア 愛に生きる」シーズン1

海外ドラマ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」シーズン1、全話観ました。
個人的な感想と評価です。


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海外ドラマ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」とは?

英国女王ヴィクトリアの波乱の人生を描いた歴史ドラマ。
大英帝国全盛時代に、60年以上に渡って君臨した女王の半生をドラマ化した作品です。

シーズン1では、即位から結婚、出産までが描かれています。
舞台は、1837年。
わずか18歳で突然即位することになった女王ヴィクトリアは、なかなか側近たちに認められず、周囲との溝に孤独な思いを募らせていきます。
やがて、ドイツの王子アルバートとの出会いにより、ヴィクトリアの運命は、大きく変わっていくことに。

また、首相メルバーンや、侍女スケレットをはじめとした、王室を取り巻く人々にも、さまざまなドラマが。
ヴィクトリアを中心とした人間模様が、壮大なスケールで描かれていきます。

今作は、イギリスのテレビ局ITVの制作。
「セルフリッジ 英国百貨店」「名探偵ポワロ」などのドラマ制作でも知られています。
・・・ご存じBBC制作のドラマではないんですね。

女王ヴィクトリアを演じるのは、「ドクター・フー」クララ・オズワルド役のジェナ・コールマン。
ま~~~、これが!
幼くも美しく可憐!
・・・ホレてまうやろ!(笑)

そして、アルバート王子に、ドラマ「THE GAME」のトム・ヒューズ。
ま~~~、これが!
イケメンで、どこかちょっとエロい!(笑)
・・・ホレてまうやろ!(笑)

しっかも!
この共演がきっかけで、二人は実生活でも交際中なんだそうで。

二人が演じる、愛の物語は必見!


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そして。
首相メルバーン(メル卿)役には、Amazonオリジナルドラマ「高い城の男」ジョン・スミス大将などでおなじみ、ルーファス・シーウェル。
ま~~~、これが!
大人なジェントルマンの色気爆発!(笑)
ある意味、このドラマ一番の存在感かも。
演技も、素晴らしかったですね!
大注目!

他にも、侍女スケレットに「アウトランダー」リアリー役ネル・ハドソン。
サー・ロバート・ピールに、「THE TUNNEL/トンネル 国境に落ちた血」「ホワイトゴールド」などのナイジェル・リンゼイ。
使用人ジェンキンスに、「秘密情報部トーチウッド」「ブロードチャーチ 殺意の町」「魔術師マーリン」のイヴ・マイルズなどが出演しています。

個人的には、アルバートの兄エルンスト役、デヴィッド・オークスが、結構よかったです。
イケメンで、やっぱちょっとどこかエロい。(笑)
日本では、あまり馴染みのない俳優さんですが、ユーモアと気品と情感のある複雑な役どころがハマってましたね。

出演者の素晴らしい演技も、見どころです!

ドラマ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」は、現在シーズン3まで制作されています。
シーズン1は、2016年制作。
各話約45分程度の全8話です。

今現在、DVDのレンタルをはじめ、Hulu(フールー)やU-NEXT(ユーネクスト)などで、シーズン2まで見放題配信中です。
(紹介している作品は、2021年12月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)

各サービスの詳細や加入は、こちら。

【公式サイト】Hulu

【公式サイト】U-NEXT


参考記事 Huluとは?サービス内容や使い方など基本を解説

参考記事 Huluおすすめ海外ドラマ ラインナップ


※以下、ネタバレしていますので、ご注意ください。

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「女王ヴィクトリア 愛に生きる」あらすじ

1837年の英国。
国王ウィリアム4世が逝去し、女王ヴィクトリアが即位することになります。
その時、ヴィクトリアは若干18歳。
それまで母親と二人で、宮殿に籠るように生きてきたヴィクトリア。
世間や政治をあまり知らない、若すぎる女王の誕生に、まわりからは不安視する声が続出。
ヴィクトリアは、孤独感を強めていきます。
唯一、ヴィクトリアに手を差し伸べたのが、貴族で英国首相のメルバーン卿。
ヴィクトリアは、メルバーン卿を心の支えとし、やがて密かな恋心を抱いていくのですが・・・。
その後、いとこに当たるドイツの王子アルバートとの出会いを果たしたヴィクトリアは、そこから大きく運命が変わっていくのでした。

・・・というようなストーリーです。

幼き女王のラブロマンス!まさに愛に生きる物語!

内容的には、歴史大河ドラマというよりは、ラブロマンス中心のストーリーだと思います。

初回の第1話から、展開が早かったですね。
あっという間に即位して、あれよあれよと恋に落ち(笑)、結婚、妊娠、出産と、かなりのスピード感。
全8話ということもありますが、サクサクと進んで、わりと見やすかったです。

歴史的、政治的な描写を最低限に抑え、ヴィクトリアの愛の物語に絞り込んだのも、よかったと思います。
事情が理解できないようなこともなく、純粋にラブロマンスとして楽しみやすいストーリー構成で、入り込みやすかったですね。
わりと、誰もが気軽に楽しめる、わかりやすいドラマだと思います。

美術なども、素晴らしかったです。
特に、衣装!
毎回、ドレスが華やか。
ロケーションも、見ごたえがありました。
即位のシーンや、舞踏会のシーン、結婚式のシーンなどは、すごくよかったです!

ストーリー的にも、おもしろかったですね!
それまで母親と閉鎖的に暮らしていて、世間のこともよくわかってない、純心なヴィクトリア。
メル卿に恋をして・・・と、もう、あれだ!
まるで、女子中学生が、先生に恋しちゃう、あれだ!(笑)

そんで、また、メル卿も魅力全開!
大人の男のフェロモン爆発!(笑)
女性視聴者の心を鷲掴み!!
メル卿ファンは、多いのではないでしょうか?
・・・ま、そりゃ、ヴィクトリアもホレちゃいますよねぇ。

幼すぎるヴィクトリアの純真な恋心と、メル卿の複雑な心境。
甘酸っぱさも、切なさもあって、すごくよかったです!
・・・もう、ラブロマンスすぎて、男の私でも、ため息でちゃいます。(笑)
ステキすぎた!

その後の、アルバートとの恋も、見ごたえがあったと思います。
・・・ラブラブでしたね。(笑)
序盤のメル卿との幼すぎる感じとは違って、まさに燃え上がる恋!
まさに、リア充!(笑)

アルバートも、ステキでした。
しれっと、クセいセリフを言っても、まったく違和感のないイケメンっぷり。
・・・ただ、ちょっとウジウジとスネやすい。(笑)

そんなアルバートを立て、意外なしたたかさで影から支えるヴィクトリアも描かれていて。
序盤の幼さから、徐々に女性として、女王として成長していく姿も、よかったと思います。
最終話は、まさに君主として凛とした姿。
・・・女子中学生の面影なし!(笑)

普通の歴史ドラマなら、そういう部分は、政治的手腕を中心に描かれそうなものですけど。
そうではないところが、このドラマの魅力だと思います。

・・・ただ。
あえて、難点を言えば。
メル卿が、あまりにも魅力的すぎた。(笑)

メル卿とヴィクトリアのロマンスがメチャクチャおもしろかったぶん、アルバートと結婚して落ち着いてからは、ラブロマンスのおもしろさとしては、やや失速したかも。
・・・メル卿がいないと、物足りなかったですものね。

後半は、女王として、妻としてのエピソードが中心で、前半のロマンス炸裂な面白さを超える部分が、少し弱かった気がします。
・・・メル卿ファンは、中盤で燃え尽きてたかも。(笑)

また、あまりにもヴィクトリアの物語に絞り込んでいたので、見やすくて、入り込みやすかったぶん、侍女スケレットなどのエピソードは、あまり頭に入ってこなかったかも。
スケレットのエピソードは、それはそれで、おもしろかったと思うんですけどねぇ。
最終話は、かなり見ごたえありました。
ただ、あまりにもヴィクトリアのエピソードに興味が行きすぎて、ちょっと霞んでしまったような。

・・・ペンジさんも、なかなか隅に置けないなあ・・・と思いきや、その後の展開はなし。
今にして思えば、何のために出てきた、サー・ジョン。(笑)
結構、雑さはあったかなと。

全体の構成のバランスは、悪かった気もしますね。
最終話のエルンストとか、なかなかよかっただけに、ちょっと、もったいなかったかも。

続きが気になる面白さ

個人的には、かなりおもしろかったです!
結構、ハマってました!
特に、中盤までのラブロマンスは、キャーキャー言いながら(笑)楽しんでましたね。

とにかく、わかりやすくて、見やすくて、ハマりやすいドラマだと思います。
歴史ドラマの難しさは、ほとんどないので、誰もが気軽に楽しめると思います。

最終話は、ストーリーとしては、かなり盛り上がりましたね。
ヴィクトリアはもちろんですが、まわりを取り巻く人々も、エピソードとしてクライマックスを迎えた感じ。

あの後、どうなってしまうのか?
ヴィクトリアとアルバートは、まだまだラブラブなのか?(笑)
スケレットは、どうなった?
そして!
メル卿は、登場するのか?

続きが、猛烈に楽しみです!