「Veep/ヴィープ」シーズン4 全話見ました・感想と評価【海外ドラマレビュー】

「Veep/ヴィープ」シーズン4

海外ドラマ「Veep/ヴィープ」シーズン4全話観ました。
個人的な感想と評価です。


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ドラマ「Veep/ヴィープ」シーズン4とは?

アメリカの政界を舞台にしたコメディ・ドラマの第4弾。

副大統領 Veep=Vice President(ヴァイス・プレジデント)セリーナ・マイヤーと、個性的すぎるスタッフたちが巻き起こす騒動が、皮肉と毒気のあるユーモア満載で描かれています。

・・・てか、もうVeepではなくなったんですけどね。(笑)
タイトルは、そのまま変わらず。

作品の概要や、前作までの感想などはこちら。

シーズン1
シーズン2
シーズン3


前回のシーズン3では、ついに次期大統領選へ出馬したセリーナ。
出馬表明演説、資金や票集め、対立候補との駆け引きなど、選挙戦での攻防を中心に、爆笑の大騒動が繰り広げられました。
そして、終盤から最終話にかけては、まさかの驚愕展開!
現職大統領が辞任し、セリーナが大統領に!
・・・人生、何が起きるか分からない。(笑)

今回のシーズン4は、その続きから。
大統領となったセリーナですが、喜びも束の間、次期大統領選挙は大詰めを迎え、大接戦!
さらに、情報漏えい事件や、法案を潰す裏工作が明るみになるなど、政治家生命を脅かす危機にも直面します。

今回も、爆笑エピソード満載!
ストーリー的にも、見ごたえあると思います。

これまで同様、主人公セリーナ役ジュリア・ルイス=ドレイファスをはじめ、エイミーやダン、マイクなど、お馴染みのキャラクターが勢ぞろい。
首席補佐官ベンや上級戦略官ケントなど、まわりのスタッフも大活躍!

そして!
新たな登場人物、上院議員トム・ジェームズ役で、なんと!あの!「Dr.HOUSE」で有名なヒュー・ローリーが登場!
さすがの存在感!
セリーナとのコンビも、今回の見どころだと思います。

ドラマ「Veep/ヴィープ」は、現在シーズン6まで制作され、すでにシーズン7も決まっています。
今現状では、シーズン7がファイナルとなり、完結するようです。

シーズン4は、2015年制作。
各話30分程度の全10話です。


※以下、ややネタバレしていますので、ご注意ください。

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「Veep/ヴィープ」シーズン4 あらすじ

異例となる2度の宣誓を終え、初の女性大統領となったセリーナ。
しかし、あくまでも次期政権誕生までの、わずかな任期。
大統領選挙は大混戦のまま白熱し、セリーナたちも選挙運動に奔走します。
さらには、情報漏えい疑惑や、支持率を下げる不人気な法案など、問題は山積み。
あの手この手で、強引に対応していくセリーナたちでしたが、ついには世間に知れるところとなり、大ピンチに。
そして、運命の大統領選挙投票日を迎えるのですが・・・。
そこには、予想もしなかった結末が待っているのでした。

・・・というようなストーリーです。

驚きと意外性!新たな展開を迎えたシーズン4!

まさか、まさか、セリーナが大統領になってしまった前回。
今回のシーズン4では、大統領として、両院合同会議での演説から始まりましたが・・・。
いやあ・・・い、いいのか?
大丈夫か?アメリカ。(笑)

ただ、ロケーションも実際の議会での撮影なのか、妙にリアリティもあって。
そして、なぜかちょっと、感動。(笑)
あのセリーナが、ついに・・・ジーン・・・。(笑)

有名な大統領執務室も登場し、まさに国の代表としての説得力がありましたね。
また、立場が変わったことで、ゲイリーが仲間外れにされたり(笑)SPの過剰な警護があったりと、新しいおもしろさもあったと思います。
・・・大統領の娘も、大変なんですね。(笑)
あと、マイクの調子ぶっこきも、おもしろかったです!
相変わらず、フィクションとリアリティのバランスや、デフォルメの仕方が絶妙!

また、立場が変わったことで、セリーナのキャラクターも少し変わったように思います。
これまでの下世話なゲスさ以上に、まるで女王様的な(笑)ワガママで、傲慢さが際立ってきたかな。
とにかく、今作はブチギレしてキーキー言う回数が、これまで以上に多かったですね。(笑)

それもあってか、意外とシリアスというか、笑いのないエピソードも生まれた気がします。
あのゲイリーと言い合いになったり、エイミーとの対立があったり。
今まで、ああいったシーンはなかったですよね。
本当、意外でした。

ジョナも、これまでのゲスさは控えめで、どちらかというと、今回は可哀想な目に遭うのが中心。(笑)
ダンも、まさかの事態になったりして。

全体的に、これまでにはない意外性のある展開が多くて、目が離せないおもしろさだったと思います。

大統領の仕事らしいエピソードは序盤だけで、あとは選挙戦を巡る、いつものドタバタ劇がメイン。
トム・ジェームズも登場して、さらにおもしろくなりましたね。

また、スキャンダルを終わらせるために誰か辞めさせよう、とか。
自分が出した法案が不人気で支持率が低下したから、何とか潰そうと裏工作をしたりとか。
政治家らしい、したたかさや裏表なども描かれていて、より一層、皮肉が効いていたと思います。

さらに、キャラクターたちも、より一層、個性的が際立ってましたね。
中でも、ゲイリーは、今回も最高でした!
ベンやケントの毒舌や、とぼけた感じも、よかったです。

セリーナも、大統領にはなったけど、やっぱり親近感は変わらず。
ワガママだけども、熱を出しても公務はこなすあたりも、さすが。

一番ツボだったのは、最終話。
トム・ジェームズが大統領になるかも・・・と知った時の、あの泣き方が。(笑)
まるで子供みたいで、最高に笑っちゃいましたね。

アメリカを代表する、ものすごく偉い政治家だけど、あまりに滑稽で笑っちゃう。
汚い部分も含め、人間味に溢れて、おもしろい。
今回も、さすがでした。

とにかく、驚きと意外性の多いシーズンだと思います。
皮肉やデフォルメも、さらにキレがあって、ドタバタっぷりも最高潮!
安定のおもしろさはありつつ、マンネリ化せず、新しい展開が多くて、目が離せない。
さすがのクオリティだと思います。

・・・てか、タイトル「Veep/ヴィープ」だけど、大統領になっちゃうあたりが、もうビックリというか予想外ですよね。(笑)

続きが気になる、おもしろさ!

個人的には、今回のシーズン4も、おもしろかったです!
いやあ、笑った!

最終話の投票日のエピソードは、なかなか見ごたえありましたね。
まさかの結末で、びっくりでしたが。

あの後、どうなってしまうのか?
・・・大統領になるのは誰?

シーズン5も、猛烈に楽しみです!

次のシーズン5を見た個人的な感想はこちら。
「Veep/ヴィープ」シーズン5 感想と評価

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