Apple TV+「テッド・ラッソ」全話見みました 感想と解説

テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく

Apple TV+(アップルTVプラス)オリジナルドラマ「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」、全話見ました!
個人的な感想と評価です。

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海外ドラマ「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」とは?Apple TV+オリジナル

プロサッカーチームに就任した素人監督が繰り広げるコメディドラマ。
Apple TV+(アップルTVプラス)オリジナル制作の作品です。

Apple TV+の公式サイトは、こちら。

【公式サイト】Apple TV+


アメリカの大学アメフト監督テッド・ラッソが、突然、英国プロサッカーチームの監督に就任することに。
プレー経験はおろか、ルールもよくわかってない「サッカーど素人」の監督就任に、チームも地元ファンも大困惑。
しかし!
呆れるほどポジティブな性格で、いい人すぎるのがテッド・ラッソのいいところ。
アメリカからやってきた何も知らない監督に、最初は快く思っていなかった選手やまわりの人々も、テッド・ラッソの人となりに触れ、次第に心が変化していきます。
やがて、紆余曲折を乗り越えたチームは、大一番の試合へと臨むことに。
果たして、その結末は?

・・・と、概要だけ読むと、よくあるドタバタコメディを想像するかもしれませんね。
まあ、実際、もはや気持ち悪いほどポジティブ・モンスター(笑)テッド・ラッソに大爆笑!ではあるんですけども。
ただ、それだけで終わらないのが、このドラマの魅力。
コンパクトながら、意外と人間ドラマとしても、しっかり見ごたえがあって、スポーツドラマの熱さや感動もあったりします。
笑って、少し胸が熱くなる、とても面白い作品です。

評価も高く、数々の賞を受賞。
ゴールデングローブ賞では、作品賞にノミネートされたほか、テッド・ラッソ役ジェイソン・サダイキスが見事に主演男優賞を受賞しました。
また、エミー賞では主要キャストがほぼ全員ノミネートという快挙。

ここ数年、最も注目されているクオリティの高いコメディドラマです。


制作・配信は、Apple TV+。
Appleのオリジナル制作ドラマです。

製作総指揮は、ドラマ版「ラッシュアワー」や「ウイスキーキャバリエ」を手掛けたビル・ローレンスと、同じく「ウイスキーキャバリエ」や「30 ROCK/サーティー・ロック」ジェフ・インゴルドのコンビ。
ジェイソン・サダイキスも名を連ねています。

ただ、そもそもの発端は、数年前に米国ネットワーク局NBCのスポーツ番組の特集・・・というか、宣伝というか、特番みたいなプログラムの、架空のキャラクターとして登場したのが、この「テッド・ラッソ」だそうです。

2013年の動画ですが、その模様はこちら。(公式です)

An American Coach in London: NBC Sports Premier League

・・・すいません。
ぶっちゃけ、私は英語まるでわかんないので、動画の中で何言ってんだかサッパリですが。

どうやら、アメリカ人がロンドンでサッカーチームのヘッドコーチ(監督じゃない?)をする、というのは一緒の模様。
ただ、キャラは・・・ちょっと違う?のかな?

それをベースに、新たにドラマシリーズ化したのが今作です。

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

キャストとしては。
主人公テッド・ラッソ役には、ジェイソン・サダイキス。
「サタデー・ナイト・ライブ」出身で、映画「シンクロナイズドモンスター」などで知られています。
スターウォーズのオリジナルドラマ「マンダロリアン」では、バイク・トルーパーの中の人でカメオ出演も。(笑)

今作のテッド・ラッソ役は、まさに「当たり役」。
陽気でポジティブすぎるコミカルな部分から、シリアスで心情が伝わる微妙な演技まで、幅広く熱演。
ほんと、芸達者!という感じ。
素晴らしかったと思います。

そして、AFCリッチモンドのオーナー、レベッカ役にはハンナ・ワディンガム。
ミュージカルの舞台で活躍し、映画「レ・ミゼラブル」にも出演。
・・・だから、歌うまいんですね。(笑)
ほかにも、ドラマ「12モンキーズ」「クリプトン」「セックス・エデュケーション」などにも出演していますが。
何と言っても有名なのが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の、あのセプタ・ユネラ役。
そう!シェイム、シェイム、シェイム・・・の、あのクソ尼さん。(笑)
今作では、性格がキツくてプライドが高い反面、女性らしさや、か弱さも隠し持つキャラクターを見事に演じていたと思います。
さすがです!

そんなレベッカを補佐するレスリーを演じるのは、ジェレミー・スウィフト。
「ダウントンアビー」バイオレットの執事スプラット役で知られています。
・・・驚かれた方、多いかもですね。(芸達者。笑)

また、選手たちとの恋で揺れ動くキーリー役には、「マレフィセント」「フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ」のジュノー・テンプル。
今作では、ちょっとアホっぽい(笑)マスコット的なキャラクターを演じていますが、英国ドラマ「Little Birds/リトル・バーズ」では、官能的な女性をシリアスに演じている実力派。
英国を代表する女優さんの一人です。

ほかにも、性格悪すぎな選手(笑)ジェイミー・タート役に、「ヒューマンズ」「ドラキュラ伯爵」のフィル・ダンスター。
ベテラン選手ロイ・ケント役に、ブレット・ゴールドスタイン。
チームのホペイロ(用具係)ネイト役で、ニック・モハメッドなどが出演しています
日本ではあまり馴染みのない俳優さんかもしれませんが、ブレット・ゴールドスタインとニック・モハメッドは、今作でエミー賞にノミネートされました。
今後、さらに活躍するのではないかと思います。
注目です。


海外ドラマ「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」は、Apple TV+オリジナル作品で、現在、シーズン2まで制作されています。
シーズン1は、2020年製作。
各話30分程度の全10話です。
短いので、気軽に楽しみやすいと思います。
(紹介している作品は、2021年7月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はApple TV+公式ホームページにてご確認ください。)

現在、Apple TV+でシーズン2まで配信中です。

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※以下、ややネタバレしていますので、ご注意ください。

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「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」あらすじ

アメリカ大学アメフト2部リーグの監督テッド・ラッソ。
ダメチームを就任一年目で初の全国優勝に導くなど、その手腕は本物。
そんな彼が、なんと!イギリスのプロサッカーチーム、AFCリッチモンドに監督として招集されることに。
サッカーのプレー経験はもちろん、ルールさえよくわかってないテッド・ラッソでしたが、持ち前の前向きすぎる性格もあって、イギリスのロンドンへと渡ります。

オファーしたのは、チームの女性オーナーのレベッカ。
テッド・ラッソの手腕を高く評価し、低迷するチーム再建に大きな期待を寄せるのですが・・・。
実は、それは表向きの顔。
裏では、ある企みが。

そうとは、まるで疑うこともなく、テッド・ラッソはチームに合流します。
しかし、チームの選手たちは当然のこと、地元住民のファンの多くも、ド素人監督就任に不満爆発。
メディアも意地悪な質問を投げかけ、批判的な報道ばかりに。

だがしかし!
そんなことは、微塵も気にしないポジティブ志向なのが、テッド・ラッソ。
どんな時でもめげず、チームや選手を思う行動に、やがてまわりの人々の心境にも変化が。

こうして、紆余曲折を乗り越え、少しずつ一丸となったAFCリッチモンドは、1部リーグ残留を賭け、大一番の試合へと臨むことになります。
試合の行方は?
果たして、結末は?

・・・というようなストーリーです。

予告動画は、こちら。
Ted Lasso Official Trailer

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爆笑だけどドラマ性も見ごたえある大人向けコメディ!「テッド・ラッソ」感想

Apple TV+オリジナルの新作コメディとして配信されたのは、すぐに知ったのですが。
概要を読む限り、よくありがちなスポーツコメディかと思って、しばらくスルー。
ただ、あまりに世間の評判がよく、Appleも社運賭けて激押し(笑)してるので、じゃ見るか、と。
なので、配信スタートから、だいぶ経って視聴しました。

いや~、おもしろかった!
ど~して早く見なかったのかと。
ナメてました。
すいません。

コメディとしての面白さは、さすがだったと思います。
ポジティブ・モンスターのテッド・ラッソ。(笑)
オーナーのレベッカとの会話をはじめ、コーチやジェレミーやネイトといったスタッフたちとのやり取りも爆笑。
もう、前向きすぎて、絶対に心が折れない「鋼の心臓」ですよね。(笑)
さらに、そこにキーリーも絡んできて、コメディドラマとしては、かなり盛り上がったと思います。

ただ、序盤はコメディ色が強すぎて、やっぱり、どこかナンセンスで「よくありがちなポジティブ・コメディ」という印象はぬぐえず。
正直、作品評価としても、面白いか否か?という部分にしかいかなかったですね。

それが、徐々にドラマ性もアップ!
意外。
テッド・ラッソの家庭問題や、オーナーのレベッカのエピソードなど、笑いを絡ませながらも、割と深くドラマ性を掘り下げていたと思います。

しかも、各話約30分程度という短さの中で、コンパクトにぎゅっ!とムダなく詰め込んで描いているのも、素晴らしかったです。
テッド・ラッソの家庭問題のエピ、奥さんがちゃんとセリフあるの、そんな多くないんですけど。
その一言、二言で、ズバッ!と、これまでの経緯や心情が伝わってくる。
回想もなければ、あーだーこーだテッド・ラッソがしゃべるわけでもなく。

いやあ、あの繊細で微妙な空気感とか、優しさのあまりに辛さも倍増のテッド・ラッソの表情とか。
書類にサインするまでの葛藤も、短いシーンだけど、うまい。
離婚を経験し、夫への複雑な思いを抱くレベッカのエピソードも、同様だったと思います。
結構、見ごたえありましたね。

また、登場人物たちの色々な顔があったのも、人間味があふれてよかったですね。
いくらポジティブ・モンスターといっても、テッド・ラッソも人の子(笑)怒ったり、落ち込んだり、時には、なんかカッコよかったりして。(笑)
強気なレベッカも、心が傷ついた、か弱い一面もあっあり。
レベッカの部下レスリーも、家ではあんな感じだし。(笑)

ただただバカ陽気な感じではなく、人間味のあるリアリティが、ちょっとありましたね。
そこが、普通のコメディとは少し違った魅力だった気がします。

クソ野郎な(笑)若手選手ジェイミーとベテラン選手ロイ・ケントとの対立とか。
キーリーとロイ・ケントの恋愛模様とか。
気弱な用具係ネイトの自立・・・などなど、まわりの人々のエピソードも充実。
わりと幅広くドラマ性を楽しめたのも、よかったです。

家庭問題だったり、人間関係だったり、仕事への向き合い方だったり。
大人なら誰もが直面するような題材で、共感も深かった気がしますね。
また、かなり誇張して笑いにしてますが、前向きに、困難と向き合う、というメッセージ性も、ちょっと伝わってきたかなと。

そういう意味では、わりと大人が楽しみやすい、共感しやすいドラマ性だったかもしれませんね。

さらに、さらに!
それだけで終わらず、スポーツドラマとしての要素も、ちゃんと描いてるのがスゴい!
チームプレーだったり、成功や挫折だったり、そして、何と言っても試合に賭ける熱さ!
最終話は、やっぱり応援しちゃうし、胸アツ!
そういったツボも忘れず、しっかり描いていることろも、おもしろかったと思います。

ただのドタバタコメディというだけではなく、人間を描くドラマ性だったり、スポーツを題材にした熱さや興奮なども、バランスよく構成されていて。
しかも、各話30分程度という見やすさ。
戦慄の前向きオジサン(笑)に大爆笑!しながらも、ちょっと考えさせられたり、ハラハラドキドキしたり、胸が熱くなったり。
誰もが気軽に楽しめる、クオリティの高いドラマだと思います。

・・・あと。
個人的には、若手エースストライカー、ダニ・ロハスが好き。
ダニ、ダニ!ダニ・ロハーース!・・・って、自分の名前を連呼するの、なんで?(笑)
あと、いつもニコニコして、めげない。
ある意味、テッド・ラッソ以上にポジティブ・モンスターなの、ダニ・ロハスじゃね?(笑)

続編は決定済み!続きが楽しみです!

個人的には、猛烈におもしろかったです!
いやあ・・・早く見ればよかった、ほんと。
ぜひぜひ、おすすめしたい一作。

シーズン1の最終話は、本当に盛り上がりましたね。
まさにスポーツドラマ!
ハラハラドキドキ!
見入っちゃう面白さでした。

最後も、胸アツでしたねぇ。
ちょっと泣いちゃったもんね。(そういうドラマじゃないんだけなあ。ずるい。笑)

結局、あのような結末を迎えましたが。
果たして、続きはどうなるのか?

今作「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」は、すでにシーズン3までの制作が決定しています。
まだまだ終わらない。
続き、あります!


以下、公式Twitterより引用です。

やっぱ、ダニ・ロハスがエースになるんですかね。
ベテランのロイ・ケントは登場するのかな?
そして、AFCリッチモンドの運命は?

続きが猛烈に楽しみですね!
期待したいと思います。
ロハース!ロハース!ダニ・ロハーース!(笑)
(完全にファン)

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