ドラマ「ザ・シューター」シーズン2 全話見ました 感想と評価

「ザ・シューター」シーズン2

海外ドラマ「ザ・シューター」シーズン2を全話観ました。
個人的な感想と評価です。


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ドラマ「ザ・シューター」シーズン2とは?

ベストセラー小説を原作に、凄腕スナイパーが巨大な陰謀に巻き込まれていくアクション・サスペンス第2弾。

元海兵隊員ボブ・リー・スワガーが、再び事件に巻き込まれ、隠された陰謀と戦う姿がスリリングに描かれていきます。

作品の概要や、前作までの感想などはこちら。

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前回のシーズン1では、家族と平穏な日々を過ごしていたボブ・リー・スワガーが、大統領暗殺未遂の犯人として汚名を着せられ、無実の証明と家族の安全のために、激しい戦いを繰り広げました。
裏側に隠された巨大な陰謀の真相など、意外性のあるストーリー展開!
そして、スナイパーの凄味を存分に描いたアクションで、毎回ハラハラドキドキでしたね。
また、どんなに危険な状況でも、家族に直接会わないと絶対に気が済まない(笑)人間味にも溢れた主人公ボブ・リーも魅力的!
最終話では、一応、事件は完結したものの、まだまだ隠された謎がありそうなラストでした。

今回のシーズン2は、その1年後から始まります。
平穏な暮らしを取り戻したボブ・リーは、戦友の表彰式に出席するため、ドイツへと向かうのですが・・・。
しかし、そこで再び、大きな事件に巻き込まれることになります。

最強の敵ソロトフが登場し、命を狙われるボブ・リー。
再び、ヒリヒリとしたスナイパーの戦いが繰り広げられていきます。
また、海兵隊時代の過去も描かれ、見どころの多いストーリーだと思います。

原作は、スティーヴン・ハンターのベストセラー小説、ボブ・リー・スワガー・シリーズ。
そのシリーズ第一弾となる「極大射程(Point of Impact)」は、2006年に「ザ・シューター/極大射程」として、マーク・ウォールバーグ主演で映画化されました。
ドラマ版のシーズン1でも、同じ原作に基づいたストーリーでしたね。

今作シーズン2は、小説シリーズ第3作目「狩りのとき(Time to Hunt)」をベースに、ドラマのオリジナル要素を加えたもののようです。
私は原作を読んだことがないので、詳しいことはわかりませんが、ドラマで描かれた過去の出来事や、ソロトフとの戦いなどは小説に出てくるようですね。

翻訳本は、日本でも買えるようです。
この機会に、小説を読んでドラマと比べてみるのも、いいかもしれませんね。

制作・放送は、引き続き、「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」などでおなじみ、USAネットワーク。
製作総指揮は、前作同様、映画版「ザ・シューター/極大射程」のプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ。
映画版で主演を務めたマーク・ウォールバーグも、制作に参加しています。

キャストとしては。
主人公ボブ・リー・スワガー役ライアン・フィリップをはじめ、妻ジュリーや娘メアリー、FBIメンフィス捜査官といった面々が、再び登場。
・・・個人的には、妻ジュリー役シャンテル・ヴァンサンテンは、「THE FLASH/フラッシュ シーズン2」パティの時からファンです。(笑)

そして、「Dr.HOUSE/ドクター・ハウス」エリック・フォアマン役オマー・エップスが演じる、アイザックも出てきますよ。

また、今回から新たに、ソロトフ役に、「サード・ウォッチ」「クリミナル・マインド FBI行動分析課」のジョシュ・スチュワート。
新聞記者デニングに、「Ballers/ボウラーズ」ジェイソン役トロイ・ギャリティ。
上院議員アディソン・ヘイズ役に、映画「タイタンの戦い(1981)」や、ドラマ「マッドメン」のハリー・ハムリンなども出演しています。

個人的には、ソロトフ役ジョシュ・スチュワートが、すごくよかったですね。
冷酷な殺し屋の怖さと、時折見せる人間味が素晴らしかったと思います。

ドラマ「ザ・シューター」は、現在シーズン3まで制作されています。
シーズン3がファイナルで、シリーズとしては完結しています。

シーズン2は、2017年製作。
各話43分程度の全8話です。

当初、シーズン2は全10話予定でしたが、なんと!主演のライアン・フィリップが足を骨折。(しかも、撮影とは関係ないとこで)
そのため撮影スケジュールが遅れ、全8話に短縮されました。

なので!
最後がっ!(笑)

シーズン1では、銃撃事件の影響で放送日が延期になったうえ、現場で事故が発生したりも。
・・・ある意味、呪われた作品。(笑)

なかなか困難な制作状況で作り上げた今作。

DVDのレンタルをはじめ、現在 Netflix(ネットフリックス)で、シーズン3まで配信されています。
(紹介している作品は、2022年11月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はNetflix公式ホームページにてご確認ください。)

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】Netflix


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※以下、ネタバレしていますので、ご注意ください。

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「ザ・シューター」シーズン2 あらすじ

あの事件から1年後。
ボブ・リーは家族と共にテキサスへ移り住み、再び穏やかな暮らしを取り戻していました。
そんなある日、かつての戦友の表彰式に招かれたボブ・リーは、妻ジュリーを連れ、ドイツへと向かいます。
アフガニスタンで生死を共にした仲間たちと久々に再会し、思い出話に花を咲かせたボブ・リーでしたが、それも束の間、何者かに襲撃され命を狙われることに。
仲間たちが次々と殺され、必死に真相を追うボブ・リーは、過去のアフガニスタンの出来事に隠された、驚愕の真相を知ることになります。
そして、命を狙う相手が、かつて因縁のあった最強スナイパー、ソロトフだと掴んだボブ・リーは、決着をつけるべく、壮絶な戦いを繰り広げていくのでした。
果たして、ボブ・リーの運命は?

・・・というようなストーリーです。

スケール感もアクションもパワーアップしたシーズン2!

今回のシーズン2は、前作と比べて、かなりスピーディーな、テンポの早い展開だったと思います。
アクション性も大幅に増量!
ストーリーも謎が多く、続きが気になる展開で、危険が迫る危機感でハラハラドキドキ!

また、舞台もドイツをはじめ、タイやメキシコなど、スケール感もアップ!
・・・お金かけてきた!(笑)
かなり見ごたえのあるシーズンだったと思います。

内容的には、第1話からド派手なアクションでスタート!
いきなり、迫力ありましたね!

再びボブ・リーを襲う危機!
なぜ、狙われるのか?
次々と命を落としていく仲間たち。
やがて、ソロトフの存在が明らかになって・・・と、真相を追う中でのスリリングな展開が、すごくおもしろかったです。

やっぱ、ソロトフのジワジワと迫ってくる感じが、よかったかな。(笑)
一歩先を行って、音もなく忍び寄り、冷酷に任務を遂行する恐ろしさが、さらに危険な雰囲気を増してスリリングだったと思います。

ソロトフの、ただならぬスゴ腕な描写は、結構、見ごたえありましたね。
変装の名人だしね。(笑)
着実にヒタヒタと忍び寄る手ごわすぎる相手、ど~なるボブ・リー?ヤバい!ヤバい!という危機感!(笑)

オーソドックスではあるものの、アクション・サスペンスの王道といった面白さだったと思います。

また、今回の事件の背景となった、ボブ・リーの過去も、見どころでしたね。
アフガニスタン従軍時代に、何があったのか?
戦場の迫力や緊迫感がスゴかった!

捜査官メンフィスのエピソードも、よかったですね。
ボブ・リーとの直接のかかわりは、今回はやや薄かったですが、捜査を進めていく中で、意外な展開も多くて、おもしろかったです。

中盤以降、ソロトフがいよいよボブ・リーに迫ってきてからは、さらにハラハラドキドキ!
妻ジュリーに近づいていくソロトフとか。
こわ~~い!

そして、いよいよボブ・リーの反撃!
アイザックは、若干めんどくさいヤツでしたが(笑)ソロトフを逆に追い詰めていく(といっても、お金を奪って。笑)あたりも、おもしろかったです。

終盤は、さらにヒートアップして、盛り上がりも最高潮!
いよいよ、ボブ・リーとソロトフが対決か!?

・・・というところで。
終わり。

ええええええ!?
そ、そこで、終わっちゃうの!?
そんなあああ!
そこからが見たいのに!

第8話 サブタイトル「まさかの展開」。
見てるこっちのセリフだわい!

・・・全10話を8話に短縮したものの、シナリオを変更することなく、ブチッと終わらせたようですね。

全体的には、前作よりパワーアップして、おもしろかったですが。
いかんせん、最後が中途半端で、モヤモヤっと終わってしまったのが、本当に残念。

色々と理由はあるにせよ、できればスカっ!としたかったですね。

ハードさがアップしたドラマ性

前作では、何が何でも家族に直接会わないと気が済まなかった、家族愛の男ボブ・リー。(笑)
今回は、家族とのエピソードは控えめで、戦う男のハードな面が強く描かれていたと思います。

家族と過ごすシーンは、あまり多くなかったですね。
逆に、戦友たちとの絆や、アイザックとのエピソードなど、わりと男臭い部分が多かったかな?
そして、ソロトフとの関係。
ある意味、同類として理解もできる間柄、という奇妙な関係が、結構よかったですね。
まさに、ハードなサスペンドラマ!

妻ジュリーは・・・う~ん・・・今回は、ちょっと色々と。
傷を抱えて苦悩するあたりは理解できるものの・・・やっぱ、ボブ・リーとイチャイチャしてほしかったかな?(笑)
わりと好戦的ではあったので、緊迫感は増しましたが、やや期待とは違ったかも。

今回は、平和でソフトな一面は控えめで、アクション・サスペンスとしてのハードさを全面に出したドラマ性だったと思います。

・・・ただ、家族ラブなボブ・リーの一面も、もうちょっと見たかったかな?

ソロトフとの決着は?早く続きが見たい!

個人的には、シーズン2もおもしろかったです!
前作より、おもしろかったかも。

ただ、いかんせん、中途半端な終わり方でしたね。
それが本当に残念。

果たして、ソロトフとの戦いの行方は?
続きが早く見たいっ!

シーズン3が待ち遠しいです!

次のシーズン3を見た個人的な感想はこちら。
「ザ・シューター」シーズン3 感想と評価