恒例イベント「東京コミコン」に行ってきました。
今回2022年は、久しぶりの会場開催。
楽しかったです!
イベントの概要や会場の様子、感想など、まとめました。
目次
東京コミコン2022とは?
2022年11月25日から11月27日の3日間、千葉・幕張メッセで「東京コミコン2022」が開催されました。
「コミコン」とは「コミック・コンベンション」の略で、アメコミや映画・ドラマなどを中心としたポップカルチャーのイベントとして、海外では毎年かなり大規模に開催されています。
アメリカのサンディゴやニューヨーク、ブラジルのサンパウロでのコミコンは特に有名です。
日本でも「東京コミコン」として、2016年から始まりました。
会場では、映画関連の展示物や、ステージでのイベント、PRブースや物販のほか、海外からゲストが来日し、サイン会や撮影会が行われ、日本でもファンには欠かせない一大イベントとなっています。
前回までの様子は、こちら。
第1回 2016年開催(来場者数:32,010人)
第2回 2017年開催(来場者数:42,793人)
第3回 2018年開催(来場者数:63,146人)
第4回 2019年開催(来場者数:69,731人)
第5回 2020年開催(オンライン開催)
第6回 2021年開催(中止)
第6回 本年2022年開催(来場者数:67,668人)
ウイルス騒動の影響で、2022年はオンライン開催のみで、会場開催はなし。
昨年2021年は、オンラインすらなく、完全に中止の未開催に。
今回の2022年は、実に3年ぶりとなる会場開催となりました。
【東京コミコン2021】
「東京コミコン2021」開催中止と、第1回「大阪コミコン2022」開催&「東京コミコン2022」開催を決定致しました!
詳細はこちらhttps://t.co/gXn16NQ9y8#東京コミコン #東京コミコン2021 #tokyocomiccon #tcc #tcc2021 #tcc2022 #大阪コミコン #大阪コミコン2022 #occ #occ2022 pic.twitter.com/FTmgL4mDMJ— TokyoComicCon 東京コミコン (@TokyoComicCon) October 1, 2021
当初は、2022年7月に、初となる「大阪コミコン」の開催も予定されていましたが、あえなく中止。
本当に残念でしたね。
現状では、2023年5月に開催される模様です。
東京コミコン2022 開催日程・料金
■ 会場
・千葉・幕張メッセ 国際展示場4~8ホール
■ 開催日時
・2022年11月25日(金)10:00~20:00
・2022年11月26日(土)10:00~20:00
・2022年11月27日(日)10:00~18:00
■ 一般入場料(前売り)
●一般
・11月25日 4,400円
・11月26日 4,400円
・11月27日 4,400円
●中高生
・11月25日 2,500円
・11月26日 2,500円
・11月27日 2,500円
※当日券は、各500円プラス
■ 主催者物販エリアファスト券(前売り)
●一般
・11月25日 4,400円
・11月26日 4,400円
・11月27日 4,400円
●中高生
・11月25日 2,500円
・11月26日 2,500円
・11月27日 2,500円
※当日券は、各500円プラス
以前までは、会場が9~11ホールでしたが、今回は4~8ホールに変更に。
かなり広くなりました。
チケットは、3日間通し券の「3DAYS PASS」が、なくなりました。
また、入場チケットも、「一般入場券」と「主催者物販エリアファスト券」の2種類に。
「一般入場券」は、10時から会場に入場可。
ただし、物販エリアには12時以降、または物販エリア入場列が解消されるまで入れません。
「主催者物販エリアファスト券」は、10時から一般エリアと物販エリアに入場できるというものです。
ただし、入場前に、一般会場入場列に並ぶか、物販エリア入場列に並ぶかを決めないといけないのが難点。
イベントや展示物より、限定グッズやレアグッズの入手に命を燃やす!(笑)という方は、ファスト券。
買い物は興味ない。展示物を楽しんだり、スターとの写真やサインが優先、という方は、一般券。
・・・というように、すみ分けされた感じです。
前回開催では、転売ヤーさんたちが徹夜で行列。
色々と問題になっていたので、その対応と混在の緩和策、といったところでしょうか。
本年2022年は、猛烈な円安と、世界的なインフレとなりました。
その影響も大きいのか、はたまた会場が広くなったのもあってか、料金はこれまで以上に、お高くなりましたね。
東京コミコン2022 来日ゲスト
今年も、豪華なゲストが来日!
撮影会やサイン会が開催されました。
来日ゲストの詳細は、以下の通りです。
カレン・ギラン
マーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ネビュラ役、「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」「ガンパウダー・ミルクシェイク」など。
写真撮影 23,000円。サイン 23,000円。
アンソニー・ダニエルズ
「スター・ウォーズ」シリーズのC-3POの中の人。
写真撮影 23,000円。サイン 23,000円。
クリストファー・ロイド
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ドクことエメット・ブラウン役、「アダムス・ファミリー」「Mr.ノーバディ」など。
写真撮影 25,000円。サイン 25,000円。
ジョセフ・クイン
「ストレンジャー・シングス」エディ役。
写真撮影 25,000円。サイン 25,000円。
ジェイミー・キャンベル・バウアー
「ストレンジャー・シングス」ヴェクナ役。
写真撮影 25,000円。サイン 25,000円。
ジョセフ&ジェイミー ダブルショット
「ストレンジャー・シングス」エディとヴェクナと、そろっての撮影。
写真撮影 50,000円。
ヘイデン・クリステンセン
「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカー役。
写真撮影 40,000円。サイン 40,000円。
イアン・マクダーミド
「スター・ウォーズ」シリーズのダース・シディアス役。
写真撮影 25,000円。サイン 25,000円。
ヘイデン&イアン ダブルショット
「スター・ウォーズ」シリーズのアナキンと皇帝陛下と、そろっての撮影。
写真撮影 65,000円。
ジェームズ・マカヴォイ
映画「X-MEN」シリーズのプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役、 映画「スプリット」やドラマ「ダーク・マテリアルズ 黄金の羅針盤」など。
写真撮影 29,000円。サイン 29,000円。
アンディ・サーキス
「ロード・オブ・ザ・リング」ゴラムの中の人、「キング・コング」コングの中の人、「猿の惑星: 創世記」シーザーの中の人、「GODZILLA ゴジラ」ゴジラの中の人、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」スノークの中の人、マーベル映画「アベンジャーズ」などのユリシーズ・クロウ役、「THE BATMAN ザ・バットマン」アルフレッド役、ドラマ「キャシアン・アンドー」キノ・ロイ役など。
映画「ベノム2」の監督。
写真撮影 25,000円。サイン 25,000円。
ダニエル・ローガン
「スター・ウォーズ クローンの攻撃」ボバ・フェット役。
写真撮影 17,000円。サイン 17,000円。
マイケル・パレ
「ストリート・オブ・ファイヤー」トム・コーディ役。
サイン&写真撮影 10,000円。
ヴァーノン・ウェルズ
「マッドマックス2」ウェズ役、「コマンドー」ベネット役など。
サイン&写真撮影 10,000円。
※撮影同伴チケット
1人追加につき、3,300円
【緊急のお知らせ】
ジェレミー・レナー氏は都合により、来日及び東京コミコン2022への参加が急遽キャンセルとなりました。
心待ちにしていた皆様におかれましては、残念なご報告並びにご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。 #東京コミコン #tokyocomiccon #tcc #tcc2022 #ジェレミーレナー pic.twitter.com/giaVtTuSiP— TokyoComicCon 東京コミコン (@TokyoComicCon) November 22, 2022
ゲストは当初、マーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」マンティス役ポム・クレメンティエフと、マーベル映画のホークアイ役や「ミッション:インポッシブル」のジェレミー・レナーも来日予定でしたが、あえなくキャンセル。
本当に残念。
カレン・ギランは、東京コミコンではじめての女性セレブ・ゲストとなりました。
・・・あと。
いくら今年がインフレで物価高とはいえ、アナキン40,000円は、度肝を抜かれた。(笑)
今回も、写真撮影の同伴者は「同伴チケット」購入必須。
また、ウイルス騒動の影響もあって、撮影にはワクチン接種証明書の提示必須をはじめとして、感染予防のための注意事項が多かったです。
3年ぶりの東京コミコン開催!会場が広くなった!
私は、初日の2022年11月25日(金)に行ってきました。
当日は、快晴。
今年もまた寝坊して(笑)会場到着は11時15分くらい。
平日の昼間ということもあってか、入場前の行列はなし。
すんなり入れました
中は、そこそこ人で賑わっていましたね。
今回から、会場が幕張メッセの4~8ホールに変更。
猛烈に広くなりました。
以前の会場なら大混雑だったと思いますが、今回は余裕。
一応、前回と同じく、外に簡易トイレも設置されていましたが、屋内トイレに行列ができることもなかったです。
通路の幅が広くなったのはもちろんのこと、ステージ前の客席も大増量。
これまで、イベントがあると立ち見で大混雑でしたが、それも緩和されたと思います。
展示物も、余裕をもって楽しめました。
ほかにも、コスプレの方々が撮影を楽しめるよう、背景となる撮影スポットも数多く登場。
広さを活かした、楽しみやすい工夫がされていたと思います。
・・・ただし。
会場の入り口が遠く、かなり歩きました。
・・・いや、もう、マジで遠い。
遠足かよっ!てくらい遠かった。
途中退場できましたが、会場に戻るのに、ひと苦労。
会場内も広くなったぶん、移動に長く歩かざるを得なかったのが難点でしたね。
今回も、フードエリアは野外でした。
座席は、かなり多かったと思います。
なお、今回は現金での支払い不可。
電子マネーやクレジットカード、Suicaといった、電子決済しか使えませんでした。
知らなかったので、慌ててチャージ。
初日は晴天だったこともあってか、なかなか混雑。
私は、牛肉あぶり寿司をいただきました。
おいしかったですよ。
良くも悪くも、いつも通りの展示物
今回も、展示物が盛りだくさん。
映画「ターミネーター」からは、実物大のT-1000やT-800。
また、劇中で登場したハーレー・ダビットソンなどが展示。
バットマン関連では、「ダークナイト・ライジング」で使われたバットスーツをはじめ、バットモービルやバットポットが。
スター・ウォーズ関連では、実物大ダース・ベイダーとR2-D2型ドロイドが展示されていました。
ほかにも、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」デロリアンやパート3の衣装、ドラマ「ナイトライダー」のナイト2000も展示。
3年ぶりの開催なので、今回がコミコン初めて、という方も多かったかもですね。
実物大の迫力や、貴重なアイテムを生で見られたりと、なかなかの体験だったのではないでしょうか。
・・・だが、しかし!
これらの展示物は、ほとんどが過去に何度も展示されたもの。
デロリアンとかナイト2000、実物大のT-800とか、毎年ある感じ。
3年ぶりとはいえ、さすがに、ちょっと飽きたかな。(笑)
もう、いいだろうと。
それもあってか、写真がちょっと雑な気がするので(すいません)もう少し詳しく見たい方は、過去の記事をのぞいてみてください。
目新しい展示物としては。
映画「マッドマックス」から、1作目でメル・ギブソンが乗ったV8インターセプター。
運転席に、マックスもいた。(笑)
そして、「マッドマックス2」でウェズが乗ったバイクと、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でトム・ハーディが乗ったV8インターセプターも登場。
これは、アツかった!
V8!V8!V8!(一人で盛り上がってました)
そして、映画「007」からは、「007 ダイ・アナザー・デイ」で登場したQボートや、アストンマーティンが展示。
アストンマーティンは、機関銃やミサイルの装備付き。
ほかにも、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で登場した車やゴルフカート、ブラックパンサーをモチーフにしたデザインのレクサス、映画「トップガン」のパイロットヘルメットや制服、帽子など、新しいアイテムが展示してありました。
そのあたりは、ちょっと嬉しくて、テンション上がりましたね。
実物を生で見る感動が、コミコンの魅力だと思います。
物販エリアが独立
会場が広くなったこともあり、今回から物販エリアが独立。
以前は、大混雑で入れなかったり、長い行列が会場を狭くしていましたが、それが解消されました。
出店は、マーベルやスター・ウォーズのPOP UP STORE、DCブースのほか、atmos maniaやBAPEのアパレル系も登場。
マーベルやスター・ウォーズのPOP UP STOREは、相変わらず大人気。
広くなったぶん、品ぞろえも充実。
夕方になっても、行列ができてました。
ただ、本当に物販中心。
入口あたりで、少し宣伝などもしていましたが、これまのような展示物などはありませんでした。
・・・なんか・・・残念すぎる。
DCブースは・・・外から見た感じ・・・だ、大丈夫なのか?という印象。(笑)
いつもは、「祭り」とか「カーニバル」とか、ブースにコンセプトがあるんですけどねぇ。
規模も、小さかったですね。
ブース内は物販が中心で、あとは以前から展示されていた実物大ジャスティス・リーグなどの展示が少々。
目新しいところでは、ブラック・アダムが登場。
シャザムとのツーショットは、なかなかワクワク!
そして、NHKでも放送された「スーパーマン&ロイス」から、クラークの母マーサお手製コスチュームと、通常コスチュームが展示。
貴重なものを生で見れて、なかなかよかったです。
毎回、スター・ウォーズやマーベルブース、DCブースなどは、コミコンの目玉。
花形的な存在で、それが楽しみだったりしますが。
今回は展示物が少なすぎて、あまりに残念。
DCはワーナー系列なので、これまでは「ゲーム・オブ・スローンズ」の鉄の玉座や、「フレンズ」のカウチなども登場してたんですけどねぇ・・・。
チラシや無料グッズの配布など、にぎやかさに欠けていた印象。
これまでとは、ちょっと違った、寂しさがあったように思います。
出展者エリアも盛況
アーティストアレイや出展社エリアも盛況。
展示や販売で、賑わっていました。
フィギュアはリアリティありすぎて、大迫力。
グッズの販売もありました。
見ているだけでも楽しかったです。
なお、今回は、マーベル実物大キャラの展示でおなじみホットトイズをはじめ、FOXチャンネルやスターチャンネル、スーパードラマ!TVなどのスカパー!の出展がありませんでした。
また、ソニー・ピクチャーズやTUTAYAやセガの出展もなかったですね。
う~ん・・・ちょっと寂しかったかなあ。
ステージ・イベントではスターが登場!
メイン・ステージでは、トークショーや音楽ライブ、コスプレ大会などのイベントが開催。
そして、ゲストのスターも登壇しました。
私は、アンディ・サーキスとクリストファー・ロイドのトーク登壇を観覧。
初日の平日だったうえに、客席の席数がこれまで以上に増えたので、余裕で座れて、ゆっくり見ることが出来ました。
ステーズでのイベントは、撮影禁止。
なので、写真はありません。
ごめんなさい。
少し離れてですが、それでも生でスターを間近で見れて大感激!
特にアンディ・サーキスは、ドラマ「キャシアン・アンドー」を見たところだったので、感動も大きかったです。
も~胸アツでした。
一生の思い出です。
2023年も東京コミコン開催を
全部は書き切れないほど、ほかにも色々と見どころが多かった、今年のコミコン。
出展社数や展示が少なかったり、新鮮さに欠ける部分は、正直あったものの。
とにもかくにも、3年ぶりに、よ~やく会場開催が実現した、というのが大きかったですね。
やっぱ、コミコンがないと、つまらない。
最高でした。
2023年も、無事にコミコン開催してほしいですね。
次回も楽しみです!