海外ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン1を観ました!
個人的な感想と評価です。
目次
「エージェント・オブ・シールド」とは?
アメコミのMARVEL(マーベル)コミックを原作に、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の活躍を描いたアクションドラマ。
映画「アベンジャーズ」のその後の世界が舞台となり、いわば「アベンジャーズ」のスピンオフ的な作品です。
ドラマの設定などは、同じマーベルコミックが原作の映画「アベンジャーズ」「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」などと世界観を共有しています。
S.H.I.E.L.D.(シールド)という組織はもちろんのこと、このドラマの主人公エージェント・コールソンも、映画の中で何度も登場しています。
各話の劇中では「アベンジャーズ」をはじめとしたマーベル映画のネタが満載です!
あくまで個人的な所感ですが。
基本的に、マーベル関連の映画を見ていなくても、十分このドラマを楽しむことができると思います。
「アベンジャーズがニューヨークでエイリアンと戦って、その時にコールソンが死んだらしい」ということさえ理解していれば、たぶん大丈夫。(笑)
多少、不可解な部分があったとしても、ドラマ全体がまるで理解できないということはないです。
はじめての方でも理解できるよう、かなり配慮されて作られていると思います。
もっとストーリーを深く楽しみたい!という方は。
「アベンジャーズ」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」などを見ておくといいと思います。
シーズン前半は「マイティ・ソー」ネタが多いように思いますね。
終盤の大事件は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の出来事がリンクしています。
・・・う~ん・・・でも未見なら、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」はドラマの後で見たほうがいいのかなあ・・・。
先に見ると、このドラマのネタバレになりそうな気もしなくもないです。
また、エージェントの重鎮たちを演じるキャストも見どころ。
映画でも大活躍のコールソン役クラーク・グレッグをはじめ、エージェント・ギャレット役に「エイリアン2」「アポロ13」「ツイスター」のビル・パクストン。
「アベンジャーズ」「キャプテン・アメリカ」にも登場したエージェント・シットウェルを、「ジ・アメリカンズ」FBIスタンの同僚クリス・アマドール役マキシミリアーノ・ヘルナンデス。
女性エージェント・ハンドを、「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」チェロ奏者シンシア役サフロン・バロウズが演じています。
この4人が勢ぞろいするシーンがありますが、なんとも贅沢で豪華!
・・・みんな、すごい貫録。(笑)
海外ドラマファンとしては、ニヤリとしてしまいますね。
さらにさらに・・・意外なゲストも出るかもですよ!
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は、現在シーズン7まで制作されています。
シーズン7がファイナルとなり、シリーズとしては完結。
シーズン1は、2013年制作。
各話約43分で全22話です。
ボリューム的にも、かなり見ごたえがあります!
現在、Disney+(ディズニープラス)では、シーズン1~7が見放題配信中。
また、Amazonビデオなどでは、別途有料のレンタル配信中です。
(紹介している作品は、2022年5月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
各サービスの詳細や加入は、こちら。
【公式サイト】Disney+(ディズニープラス)
【公式サイト】Amazonビデオ
参考記事 Disney+(ディズニープラス)とは?料金やサービス内容を解説
参考記事 Disney+(ディズニープラス)おすすめドラマ・映画 最新情報
参考記事 Disney+(ディズニープラス)マーベル映画・ドラマ配信ラインナップ
「エージェント・オブ・シールド」 あらすじ
「アベンジャーズ」が、エイリアンと壮絶な戦いを繰り広げたニューヨーク決戦のあと。
S.H.I.E.L.D.(シールド)は、さらなる世界平和維持のため活動を続けていました。
そして、少数精鋭の特別チームを編成、エイリアンや超人たちが関連するさまざまな事件の調査と解決に向かわせます。
チームを率いるリーダーは、エージェント・コールソン。
やがてコールソンたちは、未曾有の大事件に直面し、絶体絶命の危機を迎えるのでした。
・・・というようなストーリーです。
深まる謎と驚愕の真実!想像以上におもしろい傑作ドラマ!
内容的には、S.H.I.E.L.D.のエージェントたちが、毎回事件を解決する1話完結型のドラマです。
正直、最初の印象は、ディズニー系列のドラマらしく、わりと表現がゆるい、子供でも見られて万人ウケするような、悪く言えば「刺激の少ない、いい子ちゃん」的なドラマかなと思ったのですが。
ところが、ところが!
どっこい、どっこい!(笑)
物語が進むと、意外とハード!
アクションも本格的で見ごたえがあるし、「大人な関係」とか(笑)、ちょっとグロいシーンなどもあったりして。
ストーリー展開も、すごくおもしろかったです!
ウィットに富んだユーモアにあふれ、展開もスピーディーで、単純に楽しかったです。
・・・武器の名前が「おねんね銃」ですからね。(笑)
それでいて、結構びっくりするシリアスな展開も。
とんでもない大ピンチになって、驚きとハラハラドキドキ!
ぎょえええ~!!どうなっちゃうの!?・・・で「次回につづく」みたいな。(笑)
続きを見ずにはいられない、ハマりやすい展開だと思います。
また、1話完結型ではあるものの、それぞれのキャラクターの秘密や、裏で密かに進む陰謀など、全体を通した謎も多く。
明らかになった真実に、びっくり仰天!
とくに終盤は怒涛の展開で、猛烈に見ごたえがありましたね。
すごく、おもしろかったです!
個人的には、マーベル映画のクロスオーバーなネタも楽しかったです。
想像以上に関連性が高くて、すべてを書けないほど満載!
終盤の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」とのクロスオーバーは、映画を見ている者としては「そう来るかっ!」とニヤリ。(笑)
ゲストも思ったより多くて、マーベル系の映画を観ていると、より堪能できると思います。
全体として、かなりメリハリの効いたストーリーだと思います。
ドラマ性と娯楽性、ユーモアとシリアス、刺激と緩和、マーベルファンと初めて見る視聴者との兼ね合いなど、そういったバランスがすごくうまいですね。
笑って、ドキドキして、意外な展開に驚いて、ドラマチックなストーリーを堪能する、かなり見ごたえのあるドラマだと思います。
アメコミ系の子供っぽいドラマかと、あなどるなかれ!
エンターテイメント性満点の傑作ドラマだと思います!
キャラクターの魅力がポイント!
そういった絶妙なバランスも、すべては魅力的なキャラクターがあってこそだと思います。
チームの面々は、一人一人が猛烈に個性的でキャラが立ってますね。
フィッツとシモンズの、無邪気でオタっぽい(笑)ユーモアがおもしろかったし、二人の関係性もすごくよかったです。
意外と、うるっと涙するシーンもあったりして。
・・・で、時には、うざかったりする。(笑)
クールなメイも、意外な一面や秘密があったり、表には出さないけど苦悩や情や思いやりがあったり。
スカイの純心さと、ひたむきさもよかったですね。
すごく感情移入しやすかったです。
やっぱり、スカイあってこそのチームワークだったと思います。
そして、何と言っても、やっぱりコールソン!
普段は、あまり怒らないし、おとぼけユーモアも(笑)すごくおもしろかったです。
意外と収集癖のあるマニアックな部分や、子供っぽい部分も、すごくいいですよね。
それでいて、自分の秘密に苦悩したり、時には激高して怒りを爆発させたり、任務に対しての思いや信念を熱く語ったり。
終盤のコールソンの姿には、本当にグッと胸アツ!(笑)
決して、万能で超人的なヒーローではなく、すごく人間くさい魅力にあふれていたと思います。
・・・部下思いだしねぇ。
リーダーシップも責任感もあって、部下を活かすのがうまい!
コールソンは、まさに理想の上司像なのかも。
一生、ついていきたくなっちゃいますよね。(笑)
そういった魅力あふれるキャラクターたちが、絶妙なバランスでチームワークを発揮するからこそ、このドラマがおもしろいのだと思います。
登場人物たちへの愛着や感情移入が高いので、ストーリーに入り込みやすいですね。
かなり、おすすめのドラマです!
個人的には、猛烈におもしろかったです!
アメコミ系としてだけでなく、ドラマとしてすごくよかったです!
個人の好みもあるとは思いますが。
マーベル系の映画を観ていなくても、気軽に楽しめるドラマだと思います。
かなり、おすすめです!
シーズン1のラストは、意味ありげな終わり方でしたね。
また、スカイの件など、まだ明らかになっていない謎も多いです。
シーズン2も、すごく楽しみですね!
次のシーズン2を見た個人的な感想はこちら。
→「エージェント・オブ・シールド」シーズン2・感想と評価