「エージェント・オブ・シールド」シーズン2・感想と評価【海外ドラマレビュー】

「エージェント・オブ・シールド」シーズン2

海外ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン2を鑑賞しました!
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

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「エージェント・オブ・シールド」シーズン2とは?

アメコミのMARVEL(マーベル)コミックを原作に、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の活躍を描いたアクションドラマの第2弾。

映画「アベンジャーズ」のその後の世界を舞台にした、いわば「アベンジャーズ」のスピンオフ的な作品です。

シーズン1では、終盤に映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の内容とリンクする形でストーリーが進行。
ヒドラの陰謀により、S.H.I.E.L.D.(シールド)崩壊の危機を迎えました。
予想外の驚きの展開も多く、色々と謎が残ったラストでしたね。

今回のシーズン2では、コールソンを中心に新生S.H.I.E.L.D.(シールド)が始動!
再び、世界平和のために戦います。
また、コールソンが描く謎の記号や「084=オベリスク」、スカイの出生の秘密など、さらなる謎が盛りだくさん!
見逃せないストーリー展開です!

もちろん、マーベル映画との世界観の共有や、ストーリーのリンクも健在!
会話の中で、随所に「アベンジャーズ」「キャプテン・アメリカ」ネタが出てくるほか、終盤の展開が「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の出来事を背景にしていたりします。

そして、今回もサプライズなゲスト出演あり!
「キャプテン・アメリカ」「エージェント・カーター」「マイティ・ソー」などを知っていると、さらに楽しいかも!
共有やリンクのネタを探すのも、このドラマの楽しみのひとつですよね。

コールソンをはじめ、スカイやメイ、フイッツ、シモンズなど、中心メンバーは再び登場!
さらに、ハンター、ボビー、マックなど、新しいキャラクターもチームに加わり、アクション性やドラマ性もアップ!
個人的には・・・ボビー最高!(笑)

また、「花柄大好き!ウソ大好き!」でおなじみ(笑)レイナ役にルース・ネッガ。
最近では、ドラマ「プリーチャー」のチューリップ役でも大活躍。
今回、レイナは色々と目が離せない存在ですね。

あと、スカイの父・カルを「ツイン・ピークス」クーパー捜査官役で有名な、カイル・マクラクランが演じています。
・・・懐かしい!
カルの狂気と、やさぐれ具合(笑)の演技が素晴らしいです!
まさに、怪演!熱演!
注目です!

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は、現在シーズン7まで制作されています。
シーズン7がファイナルとなり、シリーズとしては完結。
シーズン2は、2015年制作。
各話約43分の全22話です。

現在、Disney+(ディズニープラス)では、シーズン1~7が見放題配信中。
また、Amazonビデオなどでは、別途有料のレンタル配信中です。
(紹介している作品は、2022年5月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)


各サービスの詳細や加入は、こちら。

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※以下、ややネタバレしています。ご注意ください。

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「エージェント・オブ・シールド」シーズン2 あらすじ

悪の組織ヒドラの陰謀により、壊滅寸前にまで追い込まれたS.H.I.E.L.D.(シールド)。
ニック・フューリーから新たに長官として任命されたコールソンは、S.H.I.E.L.D.(シールド)再建に動き出します。
以前とは違い、物資や人員も少なく、政府や軍を敵に回しながらも、新たなチームを編成し、世界平和のために奔走するメンバーたち。
しかし、その裏では、オベリスクやインヒューマンズを巡る、新たな陰謀が密かに進みつつありました。
すべての謎が明らかになった時、コールソンたちは再び絶体絶命のピンチを迎えることに。
果たして、エージェントたちの運命と、世界平和の行方は?

・・・というようなストーリーです。

新たなる展開!ハードさが増したシーズン2!

今回のシーズン2は、ハードでシリアスなテイストが濃くなったように思います。
前回は、ハードな展開ながらも、ウィットに富んだユーモアと、アットホームな魅力に溢れていましたが。
今回は、そういった部分はやや控えめ。

アイサーのことを、もう誰も「おねんね銃」とか言わないし。
天真爛漫なジェマ・シモンズですら「殺しちゃいましょう!」と真顔で言っちゃうレベル。(笑)

特に、フィッツとシモンズの「変化」が与えた影響は、大きかったですね。
以前のような明るさもなく、フィッツは見ていてちょっと辛かったです。
・・・科学オタの、天然な二人の掛け合いがおもしろかったんだけどなあ・・・。

また、ウォードの件もあったり。
新メンバーが加わったものの、やっぱり違和感があって、ハンターに至っては「傭兵」で部外者的な感じ。
コールソンも大忙しで、スカイにかまっているヒマがなく(笑)、以前のような一体感やアットホーム感が薄くなっちゃったかなと。

なので、正直、序盤はちょっと入り込めなかったですね。
コールソンの、すっとぼけたユーモア(笑)も少なかったし、どちらかというと期待していた内容とは違った印象でした。
確かに、おもしろかったですが、どこか「エージェント・オブ・シールド」らしさに欠けていた感じ。

ただ、その後は少しユーモアも戻って、徐々に新チームの一体感も出来てきて、おもしろくなってきましたね。
・・・てか、見ている私が慣れてきた、ということなのか?
あと、フィッツが少しずつ回復してきた影響も大きかったし。
ハンターで少し笑えるようになったのも大きかったですかね。

中盤以降は、「エージェント・オブ・シールド」らしい面白さだったと思います。
今回は、より一層、アメコミ要素が強くなりましたね。
能力者が多く登場したのも、魅力だったと思います。
マーベル映画とのリンクネタも、楽しかったです。
ゲストも、私の大好きな「あの方」が登場して、燃えました。(笑)

アクションも、よりハードに!
ストーリーも、よりドラマチックに!
テンポもよく、先の読めない謎や、予想外の展開もあって、かなり見ごたえがあったと思います。
今回も、ドラマ性と娯楽性のバランスが絶妙!
毎回、ドラマチックで見逃せない展開ばかりで、おもしろかったです!

・・・ま、ちょっとスカイが離脱して、「アフターライフ」で過ごすエピソードが長かったかなとは思うのですが。
それでも、家族のことや、自身の身に起きたことへの葛藤は、見ごたえがありましたね。
ロケーションも、素晴らしかったです。

終盤は、今回もやっぱり、予想もしてなかったトンデモ展開!
ハラハラドキドキ!
そして最終話が、これまたスゴかった!
怒涛の展開で、もうなぜかジーンときちゃうし、衝撃的すぎて「ぎょええ~~!」と絶叫しちゃうし。(笑)
感情が追いつかないほど。

・・・で、最後があああああ!(笑)
そんなああああ!

個人的には、序盤はちょっと新しい物語に入り込めませんでしたが。
最後は結局、おもしろすぎて大満足!
やっぱり「エージェント・オブ・シールド」!さすが!という感じ。

新たなる展開とハードさが増して、さらに娯楽性に富んだ、魅力的なドラマになっていると思います。

新たな登場人物!魅力もパワーアップ!

今回は、登場人物それぞれが抱える秘密や苦悩が、より深く描かれていたと思います。

スカイはもちろん、コールソンやメイにも、それぞれの思いや苦しみがありましたね。
中でも、メイの過去のエピソードなどは、見ごたえありました。
また、二つの組織で揺れる葛藤も、すごくよかったです。

・・・ただ、フィッツとシモンズは、シリアス路線に走っちゃったかなあ。
個人的には、ちょっと残念。

新しいキャラクターたちも、よかったですね。
特に、ハンターとボビー!
その魅力は、二人を主人公にしたスピンオフ・ドラマ制作の話があったほど。
(結局、実現しないようですけど・・・残念)

・・・てか、ハンターのどこがそんなにいいわけよ?ボビー!(笑)

きっと、これまで一緒に戦いを共にしてきた二人にしかわからない絆や愛があるんでしょうね。
そんな二人の関係性が、エピソードとして丁寧にユーモラスに描かれていて、感情移入しやすかったです。

他にも、マックのフィッツに対する優しさだとか、スカイの父カルの家族や娘に対する思いだとか。
もう、書いたらキリがないほどで。
どの登場人物たちも、丁寧に深く描かれていたと思います。

ただのドタバタなアクションドラマではない、ドラマ性がしっかりした内容だからこその魅力ですよね。

安定のおもしろさ!

個人的には、シーズン2もすごくおもしろかったです!
序盤でノリきれなくても、最後まで観るべきドラマだと思います!
観て損なし!

最終話は、とんでもない終わり方でしたが。
コールソンは?
シモンズは?
・・・てか、それ以上に、ボビーは?

早く続きが観たいですね!
シーズン3も、楽しみです!

次のシーズン3を見た個人的な感想はこちら。
「エージェント・オブ・シールド」シーズン3・感想と評価