海外ドラマ「12モンキーズ」シーズン2を鑑賞しました。
個人的な感想と評価です。
目次
ドラマ「12モンキーズ」シーズン2とは?
同名映画「12モンキーズ」を原作に、タイムトラベルと人類滅亡を題材にしたSFサスペンスの第2弾。
ウイルスによって人類の99%が死滅した未来の世界から、タイムトラベルでさまざまな過去の時代へ戻り、人類を救うべく奔走するストーリーです。
作品の概要と、シーズン1の個人的な感想はこちら。
シーズン1では、予想外の展開やサスペンス要素が強く、毎回ハラハラドキドキ!
タイムトラベルを活かしたアイデアも、すごくおもしろかったですね。
終盤は、想像もしなかった怒涛の展開!
「ラムゼ、てめぇ!」と絶叫しつつ(笑)「そこで終わるのかよっ!」というトンデモなラストで、謎もたくさん残りました。
今回のシーズン2は、その続きから。
再び、タイムトラベルで過去と未来を行き来しながら、人類を救う戦いがスリリングに描かれています。
主人公コールやキャシーをはじめ、ラムゼやジョーンズ博士など、主要なキャラクターは引き続き登場。
今回、ジェニファーは大活躍!
演じるエミリー・ハンプシャーの熱演に、注目です!
さらに新しいキャラクターや、「ヒーローズ・リボーン」「THE 100/ハンドレッド シーズン2」などのイヴ・ハーロウも、ゲスト(第9話「ハイエナ」のメンバー)で出演しています。
ドラマの原作となった映画版「12モンキーズ」は、1995年に公開されました。
主人公コールをブルース・ウィリス。
ジェフリー・ゴインズをブラッド・ピット。
ジェフリーは、今作では「ジェニファー」として女性キャラになっています。
そして。
キャサリン(キャシー)・ライリー博士を、マデリーン・ストウが演じています。
マデリーン・ストウです。マデリーン・ストウ。(一応、太字で2回書いておきます。笑)
基本設定や登場人物は一部共通していますが、ストーリー自体は大きく異なっています。
・・・もはや、完全に別モノ。(笑)
見比べてみると、楽しいかもしれませんね。
ドラマ「12モンキーズ」は、現在シーズン4まで制作されています。
シーズン2は、2016年制作。
各話約43分程度の全13話です。
基本的に、前作を全て観ているのが前提の内容だと思います。
DVDの発売・レンタルをはじめ、現在、Huluで、シーズン1~4まで見放題配信中。
また、Amazonビデオなどで、有料レンタル配信中です。
(紹介している作品は、2022年5月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式ホームページにてご確認ください。)
各公式サイトは、こちら。
【公式サイト】Hulu
【公式サイト】Amazonビデオ
参考記事 Huluおすすめ海外ドラマ ラインナップ
参考記事 Amazonプライムビデオおすすめ海外ドラマ最新ラインナップ
※以下、かなりネタバレを含みます。ご注意ください。
ドラマ「12モンキーズ」シーズン2 あらすじ
時代は、2016年の旧正月。
コールとラムゼは、最初にウイルスが拡散されたニューヨークへ向かい、ジェニファーと対峙します。
ジェニファーの手には、ウイルスが・・・。
一方、2043年の未来では、12モンキーズがスプリンターを占拠し、「使者」6名を過去に送ります。
ディーコンやジョーンズ博士らの活躍で、なんとか12モンキーズを倒しますが、しかしスプリンターは壊れて起動不能に。
それぞれが懸命に、人類を滅亡の危機から救うべく奔走しますが、やがて未来の世界を「時の嵐」の猛威が襲い、コールたちは最大の危機を迎えます。
果たして、コールたちの運命は?
人類滅亡を阻止することができるのか?
・・・というようなストーリーです。
謎やサスペンス要素もパワーアップ!さらにおもしろくなったシーズン2!
今回のシーズン2は、序盤からハラハラドキドキの展開でしたね。
テンポも早くて、すごくよかったと思います。
スケールも壮大!
冒頭のブカレストやニューヨークはもちろん、40~70年代へと、タイムトラベルする過去の時代も格段に増えて、ジビュアル的にも豪華に。
それぞれの時代のロケーションや美術も、素晴らしかったと思います。
内容的にも、わかりやすくなったんじゃないですかね。
タイムトラベルで色々な時代を頻繁に行き来すると、混乱してわかりずらくなりがちですが。
それぞれの時代の服装や世界観と、未来の世界とのギャップが見た目でわかるので、ビジュアル的にメリハリが効いていて、混乱が少なかった気がします。
個人的には、40年代がよかったですね。
レトロな時代背景を舞台にしたエピソードは、どこかオシャレで雰囲気が違っていて。
何だか、新鮮でした。
もう少し、長く見たかったかなあ。
また、先が読めない謎や、驚きの真相など、ストーリーのおもしろさもパワーアップしていたと思います。
前作では、12モンキーズが何なのか?
長身の男やオリビアは、何者なのか?
赤い森って、なに?幻覚?
・・・と、いった部分が曖昧で、混乱しがちだったのですが。
その真相が、少しずつ判明していくストーリー展開が、おもしろかったです。
・・・あまりに意外すぎて、驚き!
オリビアとか、ビックリすぎる。(笑)
さらに「タイタン」や「目撃者」など、新しい謎も増えて、目が離せない展開でしたね。
・・・もう・・・最終話のラストなど、またまた、ぎょええ~~~!と絶叫ですよ。(笑)
これまで謎だった部分と、新たな謎と、二つの要素がうまく絡み合って、すごくおもしろかったです!
ストーリー的には、今回もタイムトラベルを活かしたアイデアが満載!
前作より分かりやすくて、理解しやすいように工夫されていたと思います。
時間と空間、過去の記憶などを巧みに利用した、練り込まれたシナリオが素晴らしかったです。
思わず「そう繋がってるのか!」と言いたくなる、新鮮なおもしろさだったと思います。
特に、ジェニファーがらみ。
やっぱり、それがこのドラマの最大の魅力ですね。
さらに、「時の嵐」や「タイタン」など、スケールが大きくなったぶん、ハラハラドキドキ度もパワーアップ!
先が読めない展開もあって、毎回、見入っちゃう面白さ!
サスペンス要素も、強くなった思います。
人間関係のおもしろさも健在!
また、キャラクターや人間関係のおもしろさも、よかったですね。
コールとキャシーの関係が変化しているのも、大きな特徴でした。
初回から、もうビックリ!
・・・キャシー・・・すっかり、サラ・コナー化!(笑)
しかも!
あの、ディーコン参戦ですよっ!
予想外すぎて、ええ!?ですよ!(笑)
・・・いや、もうちょっと、イケメンの新キャラ出すとか、あってもよかったかなあ。
ネタバレになっちゃいますが。
ディーコンが昔、キャシーを見た、というのは、ちょっと映画版の影響ですかね?
海外ドラマでは、新鮮さを求めるあまり、前作でいい雰囲気になって、新シーズンで敵対するとか、ありがちな展開で。
しかも、それが不評だったりするのが(笑)定番あるあるだと思うんですけど。
今作は、わりとうまくいきましたね。
最初は、ちょっと面喰っちゃって、慣れませんでしたけど。
終盤に向けて、コールとキャシーの関係が盛り上がっていくのも、おもしろかったです。
・・・ただ、ディーコンでは役不足すぎて(笑)、ちょっとハラハラ感に欠け、先が読めちゃうのが、もったいなかったかなあ。
ラムゼも、ジョーンズ博士も、よかったですね。
・・・ラムゼは、今回もやっぱり「ラムゼ!てめぇ!」と、叫ばずにはいられないシーンが。(笑)
コール、キャシー、ラムゼの、三人の微妙な関係性も、おもしろかったです。
ジョーンズ博士も、いつの間にかダンナできてたエピソード(笑)も、おもしろかったですが。
やっぱり「母親」として描かれたエピソードが、すごくよかったです。
そして、そして!
今回は、何といってもジェニファー!
シーズン1では、やや存在感が薄かったジェニファーでしたが、もう大活躍!
演技も、素晴らしかったですね!
「主要人物」という存在が明確になったことや、過去と未来の自分に向き合うエピソードが多く、見ごたえがありました。
ただの奇人変人ではなく(笑)人間味あふれる存在感があって、すごくよかったと思います。
・・・キャシーとジェニファーのコンビ、おもしろかったですよね!
他にも、長身の男やオリビア、過去に送られた使者、主要人物たちなども、丁寧に描かれていたと思います。
そういった人間の関係性も、よりわかりやすくなって、おもしろかったです。
ドラマ性としても、見ごたえがあったと思います。
続きはどうなる?まだまだ残る謎!
個人的には、シーズン2もおもしろかったです!
先が読めないハラハラドキドキ展開で、目が離せないドラマでした。
最終話は、これまた、とんでもないことに!
ラストは、驚愕!
・・・もう、映画版はまったく関係なく、ドラマのオリジナル・ストーリーといっても過言ではないと思うんですけど。
最終話の、謎の女性リリアン!リリアンですよ!(一応、太字で2回書いておきます。言いたいこと、わかりますよね。笑)
もう・・・映画版を知る私としては、別な意味で、ぎょええ~~~!(笑)
ど~いうこと?ど~いうこと?
キャシーは?
そして、ジェニファーは?
続きが、猛烈に気になりますよね!
早く続きが観たいです!