Huluオリジナル「CROW’S BLOOD」を全話見ました・感想と評価【ドラマレビュー】

CROW'S BLOOD/クロウズブラッド

Hulu(フールー)オリジナルドラマ「CROW’S BLOOD/クロウズブラッド」を全話観ました。
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

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Huluオリジナルドラマ「CROW’S BLOOD/クロウズブラッド」とは?

女子高を舞台に、ウィルス感染の恐怖を描いたホラードラマ。
海外ドラマではなく、日本国内の作品です。

謎の女子高生が転校してきたことをきっかけに、黒い血を流す怪奇な現象や、恐ろし事件が次々と巻き起こります。

企画・原作は、秋元康。
製作総指揮は、映画「SAW/ソウ」シリーズで有名なダーレン・リン・バウズマンと、かなり豪華。
キャストも、AKB48渡辺麻友やHKT48宮脇咲良をはじめ、AKB48メンバーが多数出演しています。

・・・と、書きましたが。
ごめんなさい、私、AKB48のことは全然わかりません。
どうなんでしょ?
ファンの方々にとっては、かなり豪華なメンバーが勢ぞろいなんでしょうかね?

映画「SAW/ソウ」は、よく知ってます。(笑)
ダーレン・リン・バウズマンは、「SAW/ソウ」シリーズの第2~4作目で監督を務めています。
第1作目は、まさにホラー映画の金字塔!
衝撃のラストは、もう、ぎょええ~~~!と絶叫!
斬新なアイデアと、極限状態の演出が素晴らしい作品でしたね。

まさに、AKB48とハリウッド映画との融合!
スケールの大きなホラードラマだと思います。

また、今作は、Huluのオリジナル制作ドラマです。
地上波ではできない、オリジナルならではの自由な表現も、見どころだと思います。

ただ、かなりグロくて、過激なシーンが多めです。
苦手な方は、ちょっと注意したほうがいいかもしれませんね。

ドラマ「CROW’S BLOOD」は、2016年制作。
各話35~40分程度の全6話です。

現在、Huluで配信されています。
(紹介している作品は、2020年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください。)

Hulu公式サイトは、こちら。

【公式サイト】Hulu

「CROW’S BLOOD」あらすじ

国際ドリー女学園に、一人の転校生がやってきます。
名前は、戸川真希。
無表情でどこか影のある真希は、ある日、黒い鼻血を出し、周囲を驚かせます。
真希は、一体何者なのか?
不審に思った磯崎薫は、雑誌記者の沢田と共に真希について調べ始めますが、それをきっかけに、次々と恐ろしい事件が・・・。
身の毛もよだつ戦慄の恐怖が、薫たちに襲い掛かります。
果たして、真希に隠された秘密とは?
黒い血の真相とは?

・・・というようなストーリーです。

ショッキングなシーン満載!追い詰められていく恐怖を楽しむホラードラマ

申し訳ないのですが、私はAKB48のことはまったくよくわかりません。
グループがどれだけあって、どんなメンバーがいて、誰がセンターなのかも全然知らないレベルです。
ごめんなさい。

なので、単純に「ドラマ作品」として、ドラマ好きな素人の私が視聴して感じた、個人的な感想しか書けません。
ファンの方々とは、ちょっと楽しみ方が違うかもしれませんし、もしかしたら気分を害するようなことを書いているかもしれませんが。
あくまで、私個人の「感想」ですので。
どうか広いお心で、お許しいただければと思います。

ストーリー自体は、結構おもしろかったです。
特に、終盤にかけては盛り上がりましたね。
最終話はもう、ぎょええ~~!という感じ。(笑)

視聴する前は、ストーリーは二の次で、アイドルの魅力を全面に出すような内容を想像してましたけど。
逆に、ストーリーや役に合わせて、みんな演じている感じで。
結構、意外でした。
もっとアイドルドラマっぽいかなと思っていましたけど、ドラマ作品として普通に楽しめました。

AKB48の出演者たちも、結構がんばっていたと思います。
熱演でしたね。
想像していたより、演技はひどくなかったと思います。(ごめんなさい)

特に、真希を演じたHKT48宮脇咲良さんは、よかったですね。
私は、彼女のことを全然知らなかったですけど、かなり印象に残りました。
・・・うん。これから応援します。(笑)

逆に、アイドルのキャラクターの魅力としては、薄いドラマだったように思うのですが。
・・・ファンの方々は、どう思ったのかなあ。
推しメンが、いつもとは違うキャラを演じているというのは、まだしも。
グチャっとかバキっとか、エグいことになっちゃうわけで。(笑)
・・・う~ん。
そういう、いつもとは違う感じもまた、楽しみのひとつなんですかね。

ホラーとしての映像のクオリティも、結構すごかったと思います。
とにかく、エグくてグロいシーンが満載!
生々しくて、ぎょええ~~!と絶叫!
地上波ではできないような、過激なシーンが多かったですね。
そういった特殊メイクのクオリティや見せ方は、すごくよかったと思います。

ただ、極端なメイクや、ホラータッチの強い照明効果などは、賛否が分かれるところではないかと思います。
全編ホラーテイスト全開で、悪夢のような雰囲気が出ていて、よかったとは思うのですけど。
個人的には、ちょっとやりすぎな感じもあったかなと。
・・・なにも、まだ事件も起きてない、平和な女子更衣室までホラーチックなムードにすることはないかなと。(笑)

恐怖の世界観に入り込みやすかったのは、よかったですが。
そのぶん、日常のリアリティさには欠けていたのは、ちょっともったいない気もしましたね。
逆にリアリティを感じられず、入り込めずに冷静になっちゃう人もいるかもしれませんね。

あと、ストーリーそのものや、映像や演技はよかったのですが。
個人的には、シナリオが、ちょっと残念だったかなと思います。

どうも「映像ドラマ」のシナリオではない感じでしたね。
セリフにしても、日常会話的ではなく、どこか演劇や小説のような。
説明セリフも多いし、感情もほとんどセリフで言っちゃう感じ。
あまり映像表現がなくて、ドラマ性としてはちょっと残念でした。

真希の父を演じた、別所哲也さんの大熱演はスゴかったですけど。(笑)
でも、娘を強く思う気持ちや愛情の深さって、セリフで長々語るより、無言で抱きしめて泣いたりするほうが、伝わる気がするんですけどね。
手の一つも握ってあげればいいのになと。

同じように、真希の孤独や寂しさ、薫の沢田に対する思いとか、本当はもっともっと、グッと来てもいい気がするんですけどね。
そういったドラマ性の部分が、セリフ中心の表現で浅く、ちょっと残念でした。
・・・好きだ!なんて、口で言わなくったって、お互い見つめ合って、うなずくだけのほうが、グッときちゃうんだけどなあ。

また、意外と謎も少なかったですね。
結構、早い段階で全部セリフで言っちゃったりして。
わりと一直線で、もう少し先が読めない「どうなっちゃうの?感」があると、おもしろかったかなあ。
「あ。フラグ立ったな」と思ったら、結構そのままの展開で。やっぱりな、と。(笑)

・・・ま、そんな細かい部分は、所詮はドラマオタな私の、マニアックな感想なんですけど・・・。
予想外な展開ばかりの海外ドラマ、見すぎですかね?(笑)

とにかく、全編に渡って、ホラーとしての「恐怖」に全力で集中したドラマだと思います。
グロくてエグくて、どんどん追い詰められていく、悪夢のような恐怖を楽しむドラマだと思います。
理屈は抜きにして、怖ぇ~~!と絶叫しながら、ギャーギャー楽しむ娯楽作品ですね。
気軽に楽しめると思います。

・・・あと。
壇蜜先生は、どうなっちゃった?(笑)

好みが分かれるドラマ

やや辛口な感想もありましたが。
気分を害したら、本当にごめんなさい。

個人的には、それなりに楽しめたドラマでした。
「アイドルドラマだったか。見て後悔!」とは、思わないですね。
うげぇ~!と絶叫しながら、楽しんでました。(笑)
気軽に観れて、よかったと思います。

ホラーやエグいのが苦手な方にとっては、ちょっと刺激が強いので、好みが分かれる作品だとは思うのですが。
恐怖の世界を楽しんでみてはどうでしょうか。

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