海外ドラマ「Empire 成功の代償」(エンパイア)シーズン2を鑑賞!
個人的な感想と評価です。
目次
「Empire 成功の代償」(エンパイア)シーズン2とは?
アメリカの音楽業界を舞台に、巨大レコード会社の経営者一族の愛憎劇を描いたドラマ第2弾。
家族の愛と対立、経営者やアーティストとしての成功や危機、権力をめぐる陰謀や裏切りなどが、予想もできない展開で繰り広げられます。
作品の概要や、シーズン1の感想などはこちら。
シーズン1の最終話は、驚愕のラストでしたが。
果たして、ルシウスとライオン一家の運命は?
ケンカばっかりの問題家族は(笑)、絆を取り戻すことができるのか?
今回のシーズン2も、先が読めないトンデモ展開のオンパレード!
愛憎劇のドロドロ具合も、さらにパワーアップ!(笑)
驚きと衝撃で、目が離せないストーリーです。
また、音楽のライブシーンも、前作以上にふんだんに盛り込まれています。
迫力のパフォーマンスは、まさに圧巻です!
出演者も、テレンス・ ハワード演じるルシウスをはじめ、ジャマルやハキームなど、ライオン一家が再び登場。
もちろん、タラジ・P・ヘンソン演じる「肝っ玉かあちゃん」(笑)クッキーも健在!
相変わらず、クッキー姐さんはパワフル!
ド派手でゴージャスなファッションにも注目です!
ゲストも豪華で、ティンバランド、NE-YO、ピットブル、アリシア・キーズなどなど、有名アーティストが多数登場!
・・・と、いうことらしいのですが。
ごめんなさい、私、音楽のことは全然知らないので、どんなすごい人たちなのか、よくわかっておりません。
・・・とにかく。
音楽素人な私でも、アリシア・キーズが超歌がうまい人だというのは、ドラマを見て理解できました。(笑)
ヒップホップやラップ系が好きな方には、かなり「おお!」というビックアーティストたちなんですかね?
ぜひ、確認してみてください。
ゲスト「俳優」としては。
クリス・ロック(フリーダの父フランク)、マリサ・トメイ(投資家ミミ)、ウィリアム・フィクナー(同性愛の音楽プロデューサー)、ナオミ・キャンベル(カミラ)などが出演。
・・・マリサ・トメイは、本当いつまでも変わらないですねぇ。
最近は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に「若すぎるおばさん」役(笑)で出てましたね。
ドラマに華を添えるゲストにも注目です!
ドラマ「Empire 成功の代償」は、現在シーズン6まで制作されています。
シーズン2は、2016年制作。
各話約45分程度で全18話です。
現在、シーズン1~5が、DVDのレンタルをはじめ、Amazonビデオなどで、ポイント利用または個別に有料で配信中です。
(紹介している作品は、2021年1月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
サービスの詳細や加入は、こちら。
【公式サイト】Amazonビデオ
※以下、ネタバレしてますので、ご注意ください。
「Empire 成功の代償」シーズン2 あらすじ
衝撃の事件から3ヵ月後。
巨大レコードレーベル・エンパイア社はジャマルが経営者となり、ルシウスを救うため大規模なライブを開催。
クッキーやアンドレ、ハキームも加わり、家族の固い絆でルシウス救済の運動を展開します。
しかし、その裏では、エンパイア社の経営権を巡る家族間の陰謀や裏切りが・・・。
そして、帝王ルシウスが復帰して家族と対峙した時、さらなる骨肉の争いの火蓋が切って落とされるのでした。
・・・というようなストーリーです。
驚愕展開の愛憎劇と華麗なパフォーマンス!さらにおもしろくなったシーズン2
ストーリー的には、前作以上に驚愕展開のオンパレードでしたね。
本当に、ついていくのが大変でした。(笑)
とにかく、もう・・・何でもアリのメチャクチャでグチャグチャ。(笑)
想像もしない展開の連続で、驚きっぱなし!
ええ~~!?と思わず叫びたくなる、予想の斜め上行く感じで、ある意味、もう釘づけ!
続きが気になって、目が離せない!
しかも、展開があまりに唐突で早すぎて、色々なエピソードが次から次へと休みなく押し寄せては、いとも簡単にアッサリ終わっていく感じ。(笑)
突然、とんでもないことが起きて、ぎょええ~~!マジで!?どうなるの?と思ったら、次回にはすぐに解決して「え?終わり?」となったところで、またすぐに次の驚愕展開が来て、ぎょええ~~!マジで!?どうなるの?・・・の、繰り返し。(笑)
それが、あまりにビックリ仰天な内容すぎて、もう思わず「はあ??」と、ちょっと笑っちゃうような。(笑)
今回のストーリーは、かなり賛否が分かれるのではないかと思います。
「もう、ストーリーが破たんしてメチャクチャじゃん!ついていけない!」と、乗り切れない人もいれば。
「その何でもアリで、昼ドラもビックリな、先が読めなさすぎる驚きが、おもしろいんじゃん!」という人もいるかなと。
私個人としては、すごくおもしろかった派!
叫びっぱなし。(笑)
今回は全18話だったので、正直、話が前に進まず、やや間延びした部分もあったかと思いますが。
それでも中盤から終盤にかけては、もう怒涛の展開。
とくに終盤は、あまりのトンデモ展開に叫びっぱなし!
・・・で、次回サックリ解決して、な~~んだよ!みたいな。(笑)
このドラマは、そういった先が読めない驚愕展開の連続を楽しむ内容だと思います。
いい意味でも悪い意味でも、もう釘づけで続きが気になっちゃう。
「ねぇねぇ!見た見た?」と人に言わずにはいられない(笑)、娯楽性満点のストーリーだと思います。
・・・このメチャクチャぶりが、まさに海外ドラマの王道!というか、典型的な海外ドラマあるある!な気もしますね。(笑)
また、シーズン2では、前作以上に音楽やライブパフォーマンスのシーンが増えましたね。
音楽シーンは、本当にクオリティが高くて、毎回かなり見ごたえがありました。
素晴らしかったです!
特に、ジャマルのライブやパフォーマンスは、よかったです!
帝王ルシウスの「Boom Boom Boom Boom」も、ハキームのラップバトルも迫力ありました!
・・・前作では、どうにもハキームのカリスマ性が理解できなかった私ですが。(笑)
ようやく、スゴさが少しだけわかった気がします。
・・・少しだけね。(笑)
中でも、ジャマルとスカイ(アリシア・キーズ)のデュエット「Powerful」は、本当に感動でしたね。
名曲!
・・・もう最後、あり得ない展開で、ぎょええ~~!
どういうこと?どういうこと?
で、「次回に続く」みたいな。
おいおいおい!終わっちゃうのかよっ!(笑)
・・・そういう意味でも(笑)すごく印象に残っている曲です。
サントラ、欲しくなっちゃいますよね!
音楽素人の私ですら、すごい!と感動しちゃうくらい。
迫力のパフォーマンスばかりで、本当に楽しかったです。
それが全18話毎回、惜しみなくガンガン披露されて、すごく贅沢な感じでした。
驚愕のストーリー展開と、クオリティの高い音楽やパフォ-マンスで楽しませる。
2つのエンターテイメント性がガッチリと組み合わさった、娯楽性の高いドラマだと思います。
とにかく、単純におもしろいし、すごい!
楽しめるドラマだと思います。
家族の愛憎劇のドラマとして
ストーリーや音楽性のおもしろさも、さることながら。
何といっても、このドラマの最大の魅力は、やっぱりライオン一家の個性的すぎる(笑)登場人物たちですよね。
家族の愛憎劇のドラマとしても、今回はおもしろかったです。
ルシウスの極悪非道でクズすぎる(笑)キャラクターは今回も健在!
相変わらず、どうしようもない父親感。
でも今回は、ルシウスの過去の生い立ちなどにも触れ、中盤では没落して苦悩する姿も描かれていました。
母親への思いや、トラウマの苦悩、息子たちへの気持ちなど、ちょっと人間臭い一面もあって、よかったですね。
あと「帝王」と言いながら、前作ではほとんど歌うシーンがなくて説得力に欠けていましたが。(笑)
今回は「Boom Boom Boom Boom」などのパフォーマンスもあって、見ごたえありました。
鬼気迫る演技もあって、すごくよかったです。
前作では、ルシウスの余命の問題で、息子たちの後継者争いが物語の中心でしたが。
(・・・今となっては、そういや、そういうこともあったっけ感。笑)
今回は、ルシウスVSクッキー・息子たち、といった感じでしたね。
序盤は、エンパイア社を巡る覇権争いで、ジャマルどうなっちゃうの?とハラハラもしましたが。
ルシウス復帰後は、もう完全にルシウスがヒール役。(笑)
ひどい父親と息子たちの確執が、これまたおもしろかったです。
・・・深夜、息子を橋の下に呼び出して脅すとか、どうやねんと。(笑)
アンドレ、ジャマル、ハキームの息子たちは、それぞれにドラマがあって、それもおもしろかったです。
・・・とくにアンドレは、今回は試練でしたねぇ。
本当、可哀想というか。
そして、そして。
何といっても、クッキーですよね!
相変わらずのパワフルな母親で、本当、クッキーあってのライオン家。
中でも今回は、ルシウスとクッキーの関係が、すごくよかったです。
憎しみ合いながらも、それでもお互いに愛情や信頼があって。
長い歴史の共有、というのもあるとは思うのですが。
そういった愛憎のドラマが、すごくよかったです!
いざという時には、いざこざを忘れて、お互いを助けたりする。
没落したルシウスをクッキーが支えたり、成功したルシウスがクッキーに感謝したり。
結構、ホロリとするシーンも多くて。
単に醜く憎しみ合うだけではなく、家族としての愛情や絆もしっかり描いているのが、すごくよかったです。
あと、今回もアニカを巡る騒動は、これまたスゴかった!
・・・ハキーム!!(笑)
もう人間関係グチャグチャ!
ライオン家の人々は、ま~よく普通にアニカと接することがでるよなあ。
アニカ、序盤は結構、存在感が薄かったんですけどね。
やっぱり、やってくれちゃいましたね。
こ、怖い・・・ゾゾゾ・・・!
今回も、家族の絆や愛憎劇が、かなりドラマチックに描かれていて、見ごたえがあったと思います。
シーズン2も、おもしろかったです!
個人的には、今回のシーズン2も、かなりおもしろかったです!
おもしろい・・・というか、存分に楽しんだ!という感じでしょうかね。
娯楽性満点のハマりやすいドラマだと思います。
シーズン2の最終話は、これまた驚愕のトンデモ展開!
・・・何やってんだ、ルシウス。(笑)
もう、あまりにもスゴすぎる急展開に、もはや笑っちゃいました。
そして、最後は案の定。
おいおいおい!
そこで終わるのかっ!という、生殺し状態。
・・・ひどい!
ただ、心のどこかで「とか引っ張っておいて、シーズン3の冒頭では、何事もなかったようにサックリ解決しちゃってんでしょ!」という思いもあったりして。(笑)
シーズン3が、すごく楽しみですね!
期待したいと思います。
次のシーズン3を見た個人的な感想はこちら。
→ 「Empire 成功の代償」シーズン3・感想と評価