エージェント・オブ・シールド シーズン3 全話見ました 感想と評価【海外ドラマレビュー】

エージェント・オブ・シールド シーズン3

海外ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン3を全話見ました!
個人的な感想と評価です。


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「エージェント・オブ・シールド」シーズン3とは?

アメコミのMARVEL(マーベル)コミックを原作に、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の活躍を描いたアクションドラマ第3弾。
映画「アベンジャーズ」のその後の世界を舞台にした、マーベル映画のスピンオフ的な作品です。

前回のシーズン2では、新生S.H.I.E.L.D.(シールド)が始動。
マックやハンター、ボビーなど、新メンバーも加わり、「084=オベリスク」をめぐる謎や、スカイ出生の秘密と能力覚醒、インヒューマンズとの戦いなどが描かれていました。
アメコミ要素も一層強くなり、ストーリーもアクションも、ハラハラドキドキ展開!
最終話では、まさかの出来事に、絶叫のエンディングでした。

今回のシーズン3は、その続きから。
・・・ジェマ、ど~なった?
新たな政府機関ATCUと長官ロザリンドの登場、謎のインヒューマンズ・ラッシュ、ヒドラ残党の暗躍や、最強の敵ハイヴとの戦いなど、盛りだくさん!
よりハードでスリリングなストーリー展開で、おもしろさもパワーアップ!
見ごたえがあると思います。

クラーク・グレッグ演じるコールソンをはじめ、スカイ改めデイジー、メイ、フイッツ、シモンズなど、お馴染みのメンバーが再集結!
さらに、リンカーンやエレナ・ロドリゲス=ヨーヨーなど、新たな戦力も加入し、チームもスケールアップ!
ロザリンドやギデオン・マリックといった、新キャラクターも登場しますよ。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は、現在シーズン7まで制作されています。
シーズン7がファイナルとなり、シリーズとしては完結。
シーズン3は、2015~2016年制作。
各話約43分の全22話です。

現在、Disney+(ディズニープラス)では、シーズン1~7が見放題配信中。
また、Amazonビデオなどでは、別途有料のレンタル配信中です。
(紹介している作品は、2022年5月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)


各サービスの詳細や加入は、こちら。

【公式サイト】Disney+(ディズニープラス)

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※以下、ネタバレしています。未見の方は、ご注意ください

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「エージェント・オブ・シールド」シーズン3 あらすじ

その後、海に溶け出したテリジェンで、世界では次々と特殊能力を持つ「インヒューマンズ」が覚醒し、大混乱に。
コールソンをはじめとしたS.H.I.E.L.D.(シールド)のメンバーたちは、彼らを保護しようとしますが、謎のインヒューマンズ・ラッシュや、大統領が創設した組織・高度危機抑制部隊(ATCU)の登場により、任務を阻まれてしまいます。
また、フィッツは行方不明のシモンズを懸命に探し、何とか救出しようと孤軍奮闘しますが、一向に手がかりがつかめずにいました。
そんな中、ウォードによるヒドラ再建が着々と進行。
それはやがて、思いもしない脅威を生み、人類の存亡を左右する大きな危機を迎えることに。
S.H.I.E.L.D.(シールド)は、世界を救うことができるのか?
・・・というようなストーリーです。

「エージェント・オブ・シールド」シーズン3 マーベル映画とのつながり

このドラマは、マーベル映画との世界観の共有やリンクネタも、楽しみのひとつ。

ヒドラ幹部のバカ息子(笑)ウェルナー・フォン・ストラッカーの父は、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場したヒドラ残党リーダー、バロン・フォン・ストラッカー。

第14話で登場する爆弾「ニトラミン」は、ハワード・スタークの発明品で、ドラマ「エージェント・カーター」に出てきます。

ドラマ「BOSCH/ボッシュ」でおなじみタイタス・ウェリヴァー演じるエージェント・ブレイク。
シーズン1で登場し、第16話でデスロックにボコられて重症を負った後、しばらく登場していませんでした。
・・・今作では、まさかの展開に。
ちなみにエージェント・ブレイクは、映画「アベンジャーズ」のブルーレイ版のおまけ「マーベル・ワンショット/アイテム47」にも登場しています。

ウィリアム・サドラー演じるアメリカ大統領は、「アイアンマン3」にも登場します。
・・・基本、マーベル作品の大統領は、ウィリアム・サドラーで統一されているような?

ギデオン・マリックは、映画「アベンジャーズ」に登場したキャラクターで、(暗いシルエットで分かりづらいですが)世界安全保障委員会の一人として、長官ニック・フューリーに指示を出していました。
実は、その正体は・・・。
映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」と「エージェント・オブ・シールド シーズン2」で描かれた「インサイト計画」の出来事を経て、本性を現した、という感じ。

クリー星人は、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界観で、強敵ロナンもクリー星人でした。
ロナン率いるクリー帝国が、平和協定を破り、ザンダー星を破壊しようとして・・・というストーリーでしたね。

終盤では、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の設定が大きく反映されています。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の決戦の舞台となり、多くの犠牲が出た国ソコヴィア。
以降も、ヒーローたちの戦いの裏で、一般市民が危険に巻き込まれることから、特殊能力者や超人たちを国連で登録・管理し、戦いを規制する「ソコヴィア協定」が生まれます。
「ソコヴィア協定」の是非は、ヒーロー同士でも意見が割れ、ついには賛成派アイアンマンと反対派キャプテン・アメリカが対立することに・・・というストーリーでした。

また、今作では、悪の組織「ヒドラ」の成り立ちや歴史なども、初めて描かれています。
・・・そ、そういうことだったんだ。(笑)

ほかにも、会話の随所で色々と出てきます。
探してみると、おもしろいと思いますよ。

あと、これはあくまで「ゴシップ」「噂」の域ですけど。
ハンターとボビーの件。
当初、ハンターとボビーを主人公にした、新たなスピンオフ作品「Most Wanted」(原題)の制作が企画されていたようですが。
結果的に、制作中止に。

たぶん、きっと、もしかして。
この新作のためにスケジュールを空けたけど、あれ?中止になっちゃった、みたいな。(笑)
ボビー派の私としては、大ショック!
・・・そりゃないよお!(号泣)

よりハードにシリアスに!ドラマチックな展開に泣きっぱなしのシーズン3!

前回のシーズン2も、ハードでシリアスな展開が多かったですが。
今回のシーズン3では、さらに増量!
スパイ・アクションドラマとしてのテイストが、かなり濃くなったように思います。

それでいて、アメコミ要素も、より一層パワーアップ!
デイジーを筆頭に、リンカーンやヨーヨーといった「インヒューマンズ部隊」や、ラッシュやハイヴとの戦いなど、特殊能力の登場が、これまで以上に増えたと思います。
まさに、アメコミ + スパイアクションの面白さ!

ストーリー的にも、ドラマチックでグッと来るエピソードが多かったですね。
とくに、それぞれの愛の物語が、色濃く描かれていました。

メリンダ・メイとアンドリュー博士、フィッツとシモンズ、ほかにも、デイジーやコールソン、マックにも、愛情をめぐるエピソードがあって。
アクションやスリルが中心のストーリーの中でも、わりと時間をかけて丁寧に描かれていたと思います。

中でも、フィッツとシモンズ!
・・・泣いた!
毎回、泣いた!(笑)
2人の関係を描いたエピソードは、かなり見ごたえがあったと思います。
グッと来ちゃいましたね!

・・・ジェマは、こうと決めたら、意外と積極的なんだな、これが。(笑)

ほかにも、心揺さぶられるエピソードが多くて、毎回のようにウルウルと泣きながら観てましたね。

一番、泣いたのは、やっぱり何と言っても、第13話「ラスト・ショット」。
も~~~、号泣!!(笑)
「いやあああ!なんでじゃああああ!」と、絶叫!(笑)

ボビーとハンターの件は、個人的には衝撃的すぎて。(なんせ、ボビー派なもので。笑)
第13話以降、しばし、おもしろ味や継続視聴の意欲が弱くなっちゃって・・・。
・・・ああ・・・思い出すだけで・・・泣けてくる!

最終話のデイジーも、泣けた!泣けた!
・・・ちょっと「キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー」みたいでしたけど。(笑)
猛烈に、グッと来ちゃいましたね。

これまで以上に、ドラマチックで大きな出来事が多かったシーズンだったと思います。

・・・あえて言えば。
マーベル映画との世界観の共有やリンクネタは、今回も色々とあって楽しかったですが。
ただ、従来と比べると、わりと少なかったかも。
映画からのゲストも・・・大統領と、ギデオン・マリックくらい?
てか、「映画に出てたっけ?」的な(笑)地味さは否めず。
これまで、ニック・フューリー、シフ、カーターなど、そこそこのサプライズがあったので、今回はちょっと残念。

また、シーズン1であったような、シニカルなユーモアは、もうほとんどなくなってしまいましたね。
コールソンの、すっとぼけた、おちゃめなユーモアとか、あまりなくて。
ちょっと、ウイットに富んだイヤ味で、相手をチクリとする程度。(笑)
ユーモア担当だった(笑)ハンターの件も、影響が大きかったですね。

今作は、ハードでシリアスな部分が全面に出ていたと思います。
その反面、マーベル作品のよさである「ユーモア」という特徴は、さらに弱くなったかもしれませんね。

・・・ただ、最終話、コールソンの「あのネタ」の悪ふざけ(笑)は、最高に笑った!(笑)
ああいったシーンが、もっと多かったらなあ。

そういった意味では、今回のシーズン3で、ドラマ独自のオリジナル路線が強くなった気がします。
色々と縛りがなく、自由に広がりを待たせることができるのは、いいとは思うのですが。
マーベル・ワールドが弱くなるのは、若干、寂しいかなあ。

内容的には、今回もおもしろかったです!
色々と盛りだくさんで、アクションも迫力ありました!

ストーリーも、よかったです。
あのコールソンが、感情的になって憎しみを爆発させるなど、意外な一面も描かれていて、より人間味に溢れていたと思います。

ただ、ラッシュが意外と「で?なんだったの?」的な(笑)中途半端感があったのと。
ハイヴの脅威というか、敵としての絶対的な存在感は、ちょっと物足りなかったかも。

残忍さや冷酷さは、すごく伝わってきましたが。
大地震や大津波を起こすとか、ビーム出すとか、そういう感じではないので。(笑)
ボスキャラのスケール感としては、薄かったかもしれませんね。
容姿がウォードというのも、人間味がありすぎて、恐ろしい宇宙人の雰囲気が弱かったかも。
容姿だけでいえば、ラッシュのほうがボスキャラ感あった気が。(笑)

・・・キャップ(キャプテン・アメリカ)だと、ハイヴくらい10秒で倒せそうな。(笑)
人間ではないヴィジョンだったら、操られることもなく、ビーム一発で3秒で倒せそうな。(笑)

アメコミ映画好きとしては、もう少しハイヴのスケール感やスゴさが描かれていると、さらによかったかなと思います。

あと、あくまで個人的な余談ですけど。
・・・なんだか、毎回毎回、マックがやられて気絶するかケガするかしていたような印象。(笑)
い~~っつも、やられてたような。

次回は、どうか、マックに優しいストーリー展開を、お願いします。(笑)

続きは、どうなる?早く観たい!

個人的には、今回のシーズン3も、おもしろかったです!
かなりハードでシリアス路線、そして泣いた、泣いた!(笑)
色々と物足りない部分や、変わって戸惑った部分もありましたが、新たなる方向性で新鮮味もあったのではないかと思います。

最終話は、やっぱり盛り上がりましたね。
アクションが、スゴかった!
ストーリー的にも、泣かずにはいられない、見ごたえあるクライマックスでした。

ラストは、案の定、いつものように、気になる終わり方でしたけど・・・。
デイジーは、どうなってしまうのか?
・・・ラドクリフ博士、あんた、何やってんだ?(笑)

今度は、どんな展開になるのか?
猛烈に楽しみですね!

次のシーズン4を見た個人的な感想はこちら。
「エージェント・オブ・シールド」シーズン4・感想と評価