Netflix(ネットフリックス)オリジナルドラマ「ナルコス/Narcos」シーズン1を鑑賞!
個人的な感想と評価です。
目次
海外ドラマ「ナルコス/Narcos」とは?
麻薬王パブロ・エスコバル率いる麻薬密売組織と、政府や捜査官たちとの戦いを描いた犯罪ドラマです。
実話を元にしているので、リアリティあふれるストーリー展開になっています。
トム・クルーズが最新映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」で、カルテルのために飛行機で麻薬密輸をしていた実在の米国人パイロット、バリー・シールを演じているそうですが。
このドラマでも、バリー・シールは登場します。
・・・これを先に見ちゃうと、最新映画のオチがわかっちゃうかもしれませんね。(笑)
ドラマ「ナルコス/Narcos」はNetflixオリジナル作品で、現在シーズン3まで制作されています。
すでに、シーズン4まで決まっているようです。
シーズン1は、2015年製作。
各話45~50分程度の全10話です。
現在Netflixで、シーズン3まで配信されています。
(紹介している作品は、2020年7月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はNetflix公式ホームページにてご確認ください。)
Netflix公式サイトはこちら。
【公式サイト】Netflix
「ナルコス/Narcos」あらすじ
時は80年代。
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルは、本国はもちろん、マイアミを経由してアメリカでも広くコカインを密売し、巨万の富を築きます。
やがてパブロは、麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を創設。
軍や警察も買収し、権力も手に入れようと政治の世界にも進出します。
しかし、本国の麻薬汚染を危惧したアメリカは捜査官を派遣、コロンビア政府と協力し、麻薬組織を追い詰めていきます。
その死闘の結末とは・・・というストーリーです。
実話を元にしたリアリティ
実話を元にしているので、とてもリアリティがあります。
映像も、実際の写真や、当時の映像が盛り込まれています。
物語は主人公の捜査官のナレーションで進行していきます。
正直、個人的には、ナレーションなしの映像だけで進行する方が、世界観には入りやすいのですが。
ただ、ナレーション進行のおかげでストーリーがわかりやすく、展開のテンポもアップしています。
複雑な背景も、誰でも理解できるように配慮されていると思います。
これが実話!?壮絶な戦いはまさに「戦争」
前半は、少しスローペースかもしれません。
捜査官たち以上に、麻薬王パブロの描写が多く、ともするとパブロいいヤツなのか?と疑うくらい。(笑)
やや刺激は少なかったりします。
ただ、中盤からは一気に加速。
パブロが追い詰められはじめてからは、信じられないような犯罪や事件が起きて、怒涛の展開です。
・・・本当、これ実際にあったの?という、驚き!
フィクションの作りもののストーリーだったら「うそだあ!」と突っ込みたくなる展開ですが。(笑)
いやあ、本当ハンパない。
まさに戦争。
感情のリアリティ
前半でパブロを丁寧に描いているので、感情移入してしまい、ともすると愛国心のあるいいヤツなのかと思うものの。
中盤以降、犯罪に微塵のためらいも後悔もない、悪魔のような彼に恐怖を感じてしまう。
・・・この感情は、当時のコロンビアの人たちと同じような感情なのかもしれません。
また、とんでもないテロのような事件が突然起きて、まさか!と戦慄してしまう感情も。
捜査官たちが、法やモラルを犯してまでも立ち向かう行動を、どこか応援してしまったりする感情も。
作品を見ている側の「気持ち」も、その世界に引き込まれてリアルに感じてしまいます。
作り方がうまい!
おすすめの一作です!
勧善懲悪の爽快アクションではなく、リアリティと臨場感あふれるドラマ性の高い作品だと思います。
私個人の感想としては、かなりおもしろかったです!
見ごたえあって、ガツン!とやられた感じです。
シーズン2が楽しみ!
Netflixに加入したら見るべき作品だと思います。
おすすめです!
次のシーズン2を見た個人的な感想はこちら。
→「ナルコス/Narcos」シーズン2・感想と評価