「ウォーキング・デッド」シーズン6 感想と評価【海外ドラマレビュー】

「ウォーキング・デッド」シーズン6

海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン6を全話鑑賞しました。
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

スポンサーリンク

「ウォーキング・デッド」シーズン6とは?

ゾンビを題材にしたサバイバル・ホラーの第6弾。
いま最も人気があるドラマで、記録的な大ヒットを続けています。

作品の概要や、前シーズンまでの詳細はこちら。

シーズン1・2
シーズン3
シーズン4
シーズン5

元々は、アメコミが原作。
ただ、ドラマでは細かい部分が違うようです。
原作マンガは、日本でも購入できるようですよ。

前作同様、今回もアレクサンドリアが舞台。
ウォーカーをはじめ、さまざま脅威がリックたちに襲いかかります。

モーガンが本格的に参入したり、新たなキャラクターも登場。
ドラマ性はもとより、スケールも衝撃展開も格段にパワーアップ!
今まで以上に盛り沢山で、見ごたえのある内容になっていると思います。

ドラマ「ウォーキング・デッド」は、現在シーズン10まで制作されています。
シーズン6は、2015年制作。
各話43分程度で全16話ですが、第1・4・9・16話など一部60~70分程度の拡大版もあります。

今現在、DVDのレンタルをはじめ、HuluU-NEXTAmazonプライム・ビデオNetflixなどで見放題配信中です。
(紹介している作品は、2021年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)

各サービスの詳細や加入などは、こちら。

【公式サイト】Hulu

【公式サイト】U-NEXT

【公式サイト】Amazonプライム・ビデオ

【公式サイト】Netflix


なお、Amazonプライム・ビデオでは、スピンオフドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」を見ることができます。

「ウォーキング・デッド」シーズン6 あらすじ

アレクサンドリアで安住を手に入れたリックたち一行。
しかし、鉄の壁で覆われ安全なはずの町に、ウォーカーをはじめ、さまざまな脅威が襲い掛かります。
さらに、モーガンが加入したことや、安定した生活の中での考え方の違いから、住民や仲間たちとの意識のズレや軋轢も。
多くの困難や悲劇を経験しながら、やがてリックたちは、外の世界と接触を持ち、新たな道を模索し始めます。
しかしそれは、かつてないほど凶悪な脅威との衝突を生み、リックたちは最大の危機を迎えることに。
果たして、リックたちの運命は?

・・・というようなストーリーです。

スケールアップと衝撃展開だらけのシーズン6

※以下、ややネタバレが含まれています。
ご注意ください。

今回のシーズン6は、かなりスケールがデカかったですね。
特に第1話からの序盤は圧巻!
また、大きなモノが壊れたり、ドカーーン!なんてこともあったりして。
かつてないスケール感で、かなり見ごたえあったと思います。

また、衝撃的な展開がこれまで以上に多かったのも特徴だと思います。
・・・ま、いつも衝撃的ではあるのですが。(笑)

何と言っても、第3話!
もうネット上が大騒ぎ!!(笑)
さらに、第9話や最終話!
本当、第9話はシリーズ屈指の「神回」!
・・・でも、もっとザワついたのは、意外とリックとミショーン!(笑)

とにかく「え~~~!?」「マジでかっ!?」の連続!
リックたちも、かなり危険な状況に追いつめられて、ハラハラドキドキ!
もう「カ~~~~~ル!」ですよ!(笑)

本当、今回も女性・子供に微塵も容赦なしっ!
しかも、唐突にやってくるので、もう絶句!
毎回、終わり方も猛烈に思わせぶりで、目が離せませんでしたね。

今回は、シナリオや演出も、かなり「冒険」していたと思います。
白黒シーンを取り入れたり、あえて激しい回と平和な回を交互に織り交ぜたり。
新しい表現や撮影手法に、果敢にチャレンジしていたように思います。

ただその分、ストーリー的には、ちょっと全体が散漫になった気もしますね。
個々のエピソードが多く、全員でのまとまりに、やや欠けていたかもしれません。
しばらく出てこないキャラとかも、いたりして。
居場所がそれぞれバラバラになることも多く、一体感には欠けていたように思います。
そこが少し残念でしたかね。

・・・第3話の次が、拡大版で第4話「師の教え」ですからね。
いやいや!それじゃないだろう感で騒然!(笑)

最終話で誰がどうなるか分からないように、中盤から終盤、それらしきフラグをバシバシ立てておいて、予想できないようにしておく構成とか。
さすが!うまい!・・・というか、やり方が汚いぞっ!(笑)

引っ張り方が、ちょっとズルいなとは思うものの。
マンネリ化がささやかれる中での思い切った展開や演出は、私個人としては、よかったかなと思います。

結果として、これまでのシーズンとは一線を画す、スケールの大きな大騒ぎできる(笑)内容だったと思います。

ドラマ性もパワーアップ!

全体のまとまりや一体感に欠けたぶん、個々の登場人物たちのドラマは、これまで以上に丁寧に描かれていたと思います。

第4話「師の教え」は、ネット上では物議をかもしましたが。(笑)
私個人としては、シナリオは秀逸だったと思います。
ものすごく、よかったですね。
素晴らしかったです。

・・・ただ、拡大版にする必要があったのか?
あれだけ長く描く必要があったのか?
と言われると・・・ま、今後次第なのかな?(笑)

モーガンとキャロルの関係も、よかったと思います。
・・・あのキャロル姐さんが、冷酷なプロの兵士ではなく、色々と思い悩んでいたことも、モーガンとの対比があって活きてきたかなあ。
最終話は、とくにモーガンにとっても考えさせられる展開だったように思います。

リックも、中盤の山場を経て、精神的にも変化があったのではないでしょうか。
第9話でバーサク状態の「リック無双」は、よっ!待ってました!さすが!でしたが。(笑)
町の仲間たちの成長や変化もあって、少し人間らしさを取り戻しましたかね。
モーガンの影響もあったかと思います。

エイブラハムやサシャのように、心境の変化が大きかったキャラクターも多かったですね。
とりわけ、ゲイブリエルとユージンの成長は、ある意味、変わりすぎて笑えるくらい。(笑)

それぞれの変化や成長が、いつも以上に丁寧に描かれていて、ドラマ性もパワーアップしていたように思います。
見ごたえありましたね。
すごく、おもしろかったです。

シリーズ屈指のおもしろさ!

個人的には、猛烈におもしろかったです!
今回から、HuluとdTVで視聴できるFOXチャンネルのリアルタイム配信が始まり、大勢が同時に視聴できるようになったのも大きかったですね。
リアルタイムでネットで盛り上がれたのも、楽しさを増したように思います。
(・・・ま、その分、ネタバレテロ被害の恐ろしさも知ったわけですが・・・)

色々と物議をかもす内容ではありましたが。
大いに盛り上がって、よかったのではないでしょうか。

シリーズ屈指のおもしろさだと思います。
絶対に観て損はないと思います。

続きはどうなる?絶叫の最終話!

・・・それにしても、今回の最終話は色々な意味でエグかったですねぇ。
そこで終わるのかっ!という、とんでもないエンディング。
続きが、猛烈に気になっちゃいますよね。

シーズン7は、猛烈にイヤ~~~なところから再開になってしまいますが。
とにかく、早く観たいですね!
誰なんだと。
モヤモヤモヤ・・・。

シーズン7は、どうなっちゃうんでしょうか?
悶絶しながら、楽しみに待ちたいと思います。

次のシーズン7を見た個人的な感想はこちら。
「ウォーキング・デッド」シーズン7 感想と評価