「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン1・感想と評価【海外ドラマレビュー】

「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン1

Amazonオリジナルドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン1鑑賞しました。
個人的な感想と評価です。

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「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」とは?

現代のニューヨークを舞台に、オーケストラの裏側や人間模様を描いたコメディ。

決して、モーツァルトが主人公の歴史ドラマではありません。(笑)
・・・タイトルから内容を想像すると、そんな印象ですよね。

それに、作品のジャケット写真というか、ポスターというか、ビジュアル素材も、ドラマの内容が想像できない意味不明な「ファンタジック」な感じなので。(笑)
なかなか「おっ!おもしろそう!」とは、思えないかもしれませんが。
作品としては、かなり秀作!
ゴールデングローブ賞にもノミネートされるなど、クオリティも高く評価されているドラマです。

「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」は、Amazonオリジナルドラマで、現在シーズン2まで配信されています。
すでに、シーズン3の制作も決まっているようです。

シーズン1は2014年制作で、各話25分程度の全10話。
・・・1話30分切ってます。第9話に至っては22分!
かなりテンポがよくスピード感があって、気がつけば、あっという間に全話視聴しているという感じです。

現在、Amazonプライム・ビデオで配信中です。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

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「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」あらすじ

歴史あるオーケストラ・ニューヨーク交響楽団に、若き天才指揮者ロドリゴが就任します。
才能にあふれ人気も高いロドリゴですが、しかし自由奔放で常識にとらわれない変わり者で、いつも騒動を引き起こしてばかり。
元専属指揮者のトーマスをはじめ、オーケストラのベテラン演奏者たちも、あきれ顔。
そんなロドリゴの助手として働くことになったオーボエ奏者ヘイリーも、最初は当惑するのですが・・・。
やがて、オーケストラは、ロドリゴが就任して初めてのコンサートを迎えることになります。
果たして、無事にコンサートは成功するのでしょうか?
・・・というようなストーリーです。

予告動画はこちら。
Mozart in the Jungle Season 1 Trailer

軽快で品があるけどゴシップ的なコメディ

オリジナルドラマといえば。
表現が自由なので、下ネタでも下品ネタでもドンと来い!な(笑)過激な描写が多いのが定番なんですが。
このドラマは、そういった部分はかなり控えめ。
あえていえば、音楽界の裏側だったり、演奏者たちの知られざる実態が描かれていて、ゴシップ的な要素が強いかも。
なので、わりと安心して鑑賞できると思います。

決して、抱腹絶倒な大爆笑コメディではないのですが。
あまりに滑稽で、かなり笑える内容だと思います。

クラシックの演奏者というと、どこか芸術的で真面目なイメージなんですが。
・・・やっぱ、ただの変わり者なのかも。(笑)
本編のセリフでもありましたが、少年をそのまま大人にしたような愉快なキャラクターが多くて、おもしろかったです。
アーティストって、気難しいというか、常人では理解しがたい性格というか。(笑)
有名ピアニスト・ウィンズロー・・・彼は一体、何者?(笑)

リアリティは、さほどないはずなんですけどねぇ。
なんか、さもありそうで納得してしまうんですよね。

また、演奏家以外のキャラクターも、かなりおもしろかったです!
ヘイリーの友人リジーも、すごくよかったです。

個人的にハマったのは、ヘイリーの教え子の男の子。
思春期の男の子には、あるあるあるある・・・。(笑)

そんな愉快な登場人物たちの人間模様が、群像劇として魅力的に描かれていて。
さらに、クラシック音楽にのせて、軽快にテンポよく進んでいく感じが、すごくよかったです。
時には、ドラッグなんかやったりもしてるんですけどね。(笑)
でも、不思議とドラマの雰囲気が、どこか気品があって。
決して下世話にならないところが、このドラマの魅力だと思います。

なので、わりと誰もが幅広く受け入れやすく、とっても見やすいと思います。
愉快に笑えて、気軽に楽しめるドラマだと思います。

気持ちのいいキャラクター

大体、こういう系のドラマは、主人公が天才肌なんだけど、どうしょうもなくイヤなヤツ!というのが定番なんですが。
主人公ロドリゴは、決してそうではありません。
意地悪でも、ひねくれてもなくて。
あえていえば、空気が読めない「天然」。(笑)
憎めないどころか、あまりに天然すぎて、天真爛漫で愛せちゃうんですよね。

ヘイリーも、ありがちなドラマなら、わがままなロドリゴに振り回されてキレる!というのが定番の展開だと思うのですが。
文句ひとつ言わずに、ちゃんと言うこと聞くんですよね。これが。(笑)
一人前の演奏者になりたい!という一心というのもあるとは思うのですが、あまりに純真。

楽団の演奏家たちも、もっとロドリゴを嫌いになってもいいはずだし。
理事長グロリアだって、ロドリゴにキレたっていいはずだし。
前任の指揮者トーマスだって、ロドリゴを陥れたっていいはずだし。

ただ、このドラマでは、そういったこれまでの定番のキャラ設定をしないという、非常に大胆な手法が功を奏していると思います。
本当、うまい!すごすぎる!
・・・イラつく悪人がいないんですよね。これが。

あえて言えば、ヘイリーの先生・ベティということなんでしょうけど・・・最終話、キレたって不思議じゃないのにねぇ・・・。

そういった、ちょっと偏屈で変わり者ばかりだけど(笑)、誰も憎めない、
心地いいキャラ設定が、このドラマの大きな魅力だと思います。

「もっと観たい!」と思わずにはいられない構成

1話30分以下で全10話にもかかわらず、群像劇として丁寧に描かれていると思います。
この尺で、ロドリゴやヘイリー以外の多くのキャラを描けているのが、すごい!

また、単に笑えるコメディというだけでなく。
アーティストの情熱や苦悩、続けるべきかの葛藤もしっかり描かれていて、ドラマとしても見ごたえがあります。

ただ・・・そのぶん「もっと観たい!」と思っちゃうんですよね。(笑)

余計なものを極力そぎ落としているので、クラシックの演奏部分は短め。
第6話の野外リハーサルとか、もっと観たかったなああああ!
最終話のコンサートも、そうですね。

また、キャラクターたちのエピソードも、もっともっと深く掘り下げられるはずで、もっともっと観たかったです。

確かに、この尺だから軽快なテンポで誰もが気軽に見やすい、というのはあるのですが。
個人的には、1話50分全23話で(笑)じっくり観たい内容でしたね。
それくらい、魅力があるおもしろいドラマだと思います。

絶対に観るべきドラマです!

私個人としては、猛烈におもしろかったです!

とにかく、ちょっともったいない!
もっと長くしてもいいくらいだし。
あの意味不明な宣伝ジャケットが人を遠ざけている気がするので(笑)、何とかしてほしい!

もしAmazonプライムに加入しているなら、絶対に観るべきだと思います。
かなり、おすすめです!

最終話は、表面上は、さも大団円のような感じですが、もう大波乱の衝撃的な展開に!
どうなっちゃうのよっ!
そのグチャグチャな関係!(笑)
猛烈にシーズン2が気になるっ!

「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」、かなりおすすめです!

次のシーズン2を見た個人的な感想はこちら。
→ 「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2 感想と評価

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