テレビ番組の無料配信サービス「TVer(ティーバー)」が、2015年10月26日にサービス開始となりました。
「TVer(ティーバー)」とは?
「TVer(ティーバー)」は、在京放送局5社が共同で立ち上げた、テレビの見逃し番組を中心とした動画配信サービスです。
料金は無料。
見逃してしまったテレビ番組を、一定期間CM付きの動画で見ることができます。
公式サイトはこちら → TVer(ティーバー)
「民放公式テレビポータル」と題し、フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京の民放5局が「TVer(ティーバー)」にひとつにまとまり、約50の番組が配信されるそうです。
パソコンのほか、アプリを使ってスマホでも視聴可能です。
まだまだコンテンツは未知数
早速、公式サイトを確認してみましたが。
今日サービススタートなので(つまり、まだ何も見逃してないので。笑)、どれくらいのコンテンツがあるのかは、まだ未知数です。
現段階では、バラエティーがとにかく充実!
ドラマが少々、といった感じです。
1週間経つと、かなり増えてくるのかな?
地方の方にとっては、いいサービスかもしれませんね。
地元では放送していない番組や、放送日時がずっと後の番組を先に見れたりするのかもしれません。
そういった意味では、便利なサービスかもしれませんね。
実際にパソコンで視聴してみました。
あくまでも、個人的な感想ですが。
普通に見られますが、全画面だとやや画質が悪いかも。
CMはさして気になりませんでしたが・・・さすがに普段Huluなどに慣れていると、スキップで飛ばしたくなる衝動。(笑)
そこまでして見たい番組かが問題
見逃した番組を無料で見られるのは、いいサービスだとは思います。
スマホでいつでもどこでも見られるメリットも大きいですよね。
ただ、そこまでして見たい番組があるのかといわれると・・・う~ん・・・。
ドラマの場合、第1話から視聴できてリアルタイムの放送に追いつけるというのなら、ちょっと見ようかなとも思うのですが。
第2話・第3話を1週間だけ見れますと言われてもなあ・・・というのが正直なところです。
やっぱり第1話を見ていないと、あんまり意味がないような。
なので、ドラマはちょっと難しいかなあ。
どうしてもバラエティー中心なのかなと思うのですが・・・でも、一週見逃したところで、別に大後悔もないしなあ。(笑)
確かに、深夜にやっているバラエティーを好きな時間に見られるのは便利かもしれませんね。
「TVer(ティーバー)」が支持されて普及していくかどうかは、やっぱり地上波のコンテンツ次第なのではないかなと思います。
まずは地上波番組のおもしろさありき、ですよね。
テレビはテレビであってほしい気もする
HuluやdTVなどの動画配信サービスと同等の価値観で「TVer(ティーバー)」を評価するのは、あまりにも酷だと思います。
そりゃ、有料で映画や海外ドラマ中心のものと、無料で地上波オンリーのサービスとでは、やっぱり別物ではないですかね。
ただ、テレビ番組もネットで配信する時代になっていくのかなと思います。
決められた時間にテレビの前にいないといけない時代では、なくなっていくのかもしれませんね。
・・・でもなあ・・・テレビ番組って、同じ時間にみんなが一斉に見るからこそ、おもしろい気もするんですよねぇ・・・。
たとえば、スポーツとか「バルス!」とか。(笑)
テレビ見ながらTwitterにかじりついて、ハッシュタグで盛り上がって、リアルタイムで共有する楽しみってテレビにはあると思うんですよね。
もちろん、ネット配信で便利になっていくのも、すごくいいと思うのですが。
何もかにも、すべてがネット配信になればいいのかというと、それもちょっと寂しい気がします。
テレビはやっぱりテレビであってほしいなあ、と思う気持ちも個人的にはありますね。
・・・時代遅れのおじさんだからでしょうかね。(笑)
TVerの公式サイトはこちら → TVer(ティーバー)