ドラマ「The Looming Tower 倒壊する巨塔」Amazonプライムで配信 感想と解説

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なんと!
海外ドラマ「The Looming Tower」(原題)が、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」の邦題で、2018年3月9日からAmazonプライム・ビデオで配信スタートしました。


【追記:2018.5.12】
「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」全話配信されました。
ミニシリーズのため、現状では、これで完結し、続編はありません。


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海外ドラマ「The Looming Tower 倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」Amazonプライム・ビデオで配信開始!

ピューリッツァー賞受賞作に基づき、9.11テロ事件の背景を描いた社会派ドラマ「The Looming Tower」(原題)。
注目の最新作が、「倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道」の邦題で、Amazonプライム・ビデオで配信スタートしました!

・・・驚きすぎて声を失う、まさかすぎるAmazonでの配信!
い、いいの?
アリなの?(笑)

Amazonプライム・ビデオの公式サイトはこちら。

【公式サイト】Amazonプライム・ビデオ


舞台は、90年代後半。
アルカイダのテロの脅威がアメリカに静かに忍び寄る中、当時ライバル関係にあったFBIとCAIの対立や軋轢が重なったために、ついには9.11が現実のものとなってしまう悲劇が描かれていきます。
ガッツリと骨太な、見ごたえあるドラマです。

このドラマ、米国Huluのオリジナル制作のドラマ!

い、いいの?
アリなの?
・・・全然「ONLY ON Hulu」じゃないけど、ホント、いいの?(笑)

原作は、ピューリッツァー賞を受賞したローレンス・ライトのノンフィクション作品「The Looming Tower」。
日本では、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」というタイトルで翻訳本が出版されているようです。

・・・今作の邦題、ダサくて長いなあ、と思ってたんですけど。(笑)
翻訳本と同じにした、ということなんですね。

制作は、米国Hulu。
クリエイターは、映画「カポーティ」の製作総指揮・脚本を務めたダン・フッターマンと、アカデミー賞受賞経験を持つドキュメンタリー映画の監督・プロデューサー、アレックス・ギブニー。
ドキュメンタリータッチで描くリアリな迫力は、さすが!

キャストとしては。
FBI対テロセンター「i-49」の責任者ジョン・オニールに、ドラマ「ニュースルーム」のジェフ・ダニエルズ。
新人のFBI捜査官アリ・スーファン役に、タハール・ラヒム。

そして、CIA対テロセンター・アレック支局局長マーティン・シュミットに、「マグニフィセント・セブン」のピーター・サースガード。
マーティン・シュミットの秘書ダイアンに、「アウトキャスト」メーガン役レン・シュミット。
ベテランFBI捜査官ロバート・チェズニーに、「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」ビル・キャンプ。
テロ対策顧問リチャード・クラークに、「FARGO/ファーゴ シーズン3」サイ役マイケル・スタールバーグなどが出演しています。

昨年2017年は、米国Huluのオリジナル作品「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」が各賞を総なめにしました。
それもあって、今年2018年は、この「The Looming Tower」ではないかと、かなり注目が集まっています。

私も、すごく期待していて、「日本でも早くお願い!Hulu!」状態だったんですけど。
まさか、それが、Amazonプライムで実現するとは。(笑)
しかも、まるで告知なし。

とにかく、見られて嬉しい!
猛烈に楽しみです!

海外ドラマ「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」は、Amazonプライム・ビデオで2018年3月9日(金)から配信スタート!
(たぶん、きっと)以降、最新話を毎週金曜に1話ずつ配信するのではないかと思います。

【追記:2018.5.12】
「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」全話配信されました。
ミニシリーズのため、現状では、これで完結し、続編はありません。

Amazonプライム・ビデオの公式サイトはこちら。

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参考記事 Amazonプライムビデオおすすめ海外ドラマ最新ラインナップ

※以下、ややネタバレしています。ご注意ください。

「The Looming Tower 倒壊する巨塔」第1話 感想

見る前は、かなり政治色の強い社会派ドラマなのかと思っていましたが。
実際は、意外とサスペンス要素も強くて、スリリング。
実話ベースなので、もちろんドキュメンタリー調ではありますが、人間ドラマとしても、かなり丁寧に描かれていて、見ごたえありましたね。

確かに、ドラマ「HOMELAND/ホームランド」を彷彿とさせる、緊迫感のあるテロ対策を描いた内容ですが、決定的に違うのは、「実話」という部分。

演出も、実際の映像を使い、時代背景となるニュースや小道具を盛り込むなど、リアリティ満点。
ドキュメンタリータッチのカメラワークも、臨場感ありましたね。
・・・モニカ・ルビンスキー。ありましたね~!(笑)

そして、なにより。
「実話」なので、このあと歴史がどうなるのか、見ている側が知っているのが大きいと思います。
それだけに、ハラハラドキドキ!
それだけに、FBIオニールの焦燥感に共感し、じれったい。
そういった作りも、うまい!

日本人は、さほど深くは憶えてないのかもしれませんが。
ビンラディンとか、大使館爆破事件とかをリアルタイムで知っている本国の人たちは、もっともっと、深く入り込んでいたかもしれませんね。

テロ対策顧問リチャード・クラーク(白髪頭のエラいさん。笑)は実在の人物ですが、演じるマイケル・スタールバーグの「似せ」が素晴らしい。(笑)
そういう部分も、この作品の魅力だと思います。

ドラマ性としても、すごくよかったです。
ただ、歴史的な事実を追うだけではなく、FBIの面々の人間性も、丁寧に描かれていたと思います。

中でも、やっぱり、主人公ジョン・オニール。
ま~、口は悪いし、私生活は・・・こりゃ、スゴい!びっくり!(ここも実話なのか?笑)
でも、それでいて職務には忠実で、部下思い。
きれいごとだけではない、人間味のある描かれ方でしたね。

そんで、また、演じるジェフ・ダニエルズも、さすが!
・・・ちょっと・・・「ニュースルーム」的かな?(笑)

あと、新人の捜査官アリや、ベテランのロバート・チェズニーなども、よかったですね。
時にユーモラスな部分もあって、シリアス展開とのバランスも絶妙。
キャラクターの魅力も、見どころだと思います。

アメリカが、とんでもない危機に直面し、多くの命が失われるかもしれない。
けど、うまくいかない。
一体、何が起ころうとしているのか?
そういった、苛立ちと恐怖。
そして、見ている側としては、裏側を知る衝撃と、どうして止められなかったのかという思い。

初回の第1話は、まだまだ状況説明が多くて、まさに本番はこれから、という感じではありましたが。
それでも、実話に基づいた、リアリティと迫力は、すごくよかったですね。

このドラマが、最後の悲劇の日を描く時、どう感じるのか?
・・・見たいような、見たくないような。

続きに期待したいと思います。

ドラマ「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」感想は随時、追記します

個人的には、かなりおもしろかったです。
クオリティは、やっぱり高かったですね。
これから毎週、観ていこうと思います。

第2話以降の感想は、視聴次第、Twitter(@zacknet7)でツイートの上、この記事の冒頭でも、随時、追記していこうと思います。
配信スケジュールなど、新たな情報があれば、Twitterでツイートしていこうと思っています。

「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」、お見逃しなく!

その他の詳細は、Amazonプライム・ビデオの公式サイトはこちら。

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