海外ドラマ「スタン・リーのラッキーマン」Huluで配信 作品解説と感想

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海外ドラマ「スタン・リーのラッキーマン」が、Hulu(フールー)で配信スタートしました。

【追記:2017.12.25】
「スタン・リーのラッキーマン」、全話配信されました。


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海外ドラマ「スタン・リーのラッキーマン」がHuluで配信スタート!

「運気」を操るアイテムをめぐるSFサスペンスドラマ「スタン・リーのラッキーマン」が、Hulu(フールー)で配信スタートです。
今回が、日本初登場となります。

Huluの公式サイトはこちら。

【公式サイト】Hulu


殺人課の刑事ハリー・クレイトンは、ギャンブル好きが災いし、家族にも捨てられ、借金で裏社会のギャングに脅されるような日々を送っていました。
そんなある日、謎の女性から不思議なブレスレットをもらったことをきっかけに、ハリーの人生は大きく好転していくのですが・・・。
しかし、その代償が、あまりにも大きいことを、ハリーは身をもって知ることになります。
その代償とは?
ブレスレットの謎とは?

物語はSFっぽいですが、かなりハードなサスペンス。
見ごたえありそうですね。

原作は、アメコミ界の巨匠スタン・リー。
「アイアンマン」「ドクター・ストレンジ」「スパイダーマン」「X-メン」などなど、マーベル・コミックの原作者として知られ、95歳の現在も、マーベル・メディア名誉会長を務めるなど、バリバリの現役!
「アベンジャーズ」をはじめとしたマーベル映画では、スタン・リーが必ずどこかでチラリと出演するのが恒例となっています。
・・・映画を観ていて「あの、おじいちゃん、誰?」と不思議に思ったこと、ないですか?(笑)

なぜ、スタン・リーはレジェンドなのか?
それは、単にヒット作の原作者というだけではなくて。
当時「子供向けのマンガ」であったアメコミのストーリーに、現実味や人間味を取り入れ、物語の深みを増し、現在のヒーロー物の礎を築いたからです。

実在する都市を登場させリアリティを出したり、ヒーローのキャラクター性を強調して個性を出し、悩みや葛藤を描くなど、今では当たり前のことを作り上げてきたのがスタン・リー。
子供っぽいだけでなく、大人も楽しめるエンターテイメントとして今も親しまれているのは、巨匠のおかげなのです。

そんなスタン・リーが原案を務めたのが今作。
SF要素がありながら、マンガチックにならず、ハードなサスペンスに仕上がっているのも、何ともスタン・リーらしいですね。
期待大!

今作は、英国の衛星放送局スカイ・ワンの制作。
英国のドラマ作品で、物語の舞台もロンドンです。

キャストも、英国俳優がズラリ。
主人公ハリー・クレイトンを演じるのは、映画「ホビット」シリーズのボフール役などで知られるジェームズ・ネスビット。
他にも、「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」のアマラ・カラン、「刑事ジョン・ルーサー」などのスティーヴン・マッキントッシュも出演しています。

日本初登場となる今作。
本国では、すでにシーズン2まで放送済みで、2018年にはシーズン3も決まっているそうです。

果たして、どんなストーリーなのか?
・・・今作にも、スタン・リー先生は出てくるのか?(笑)
楽しみですね!

海外ドラマ「スタン・リーのラッキーマン」シーズン1は、Hulu(フールー)で2017年11月6日(月)から配信スタート!
初回配信は第1~3話同時配信で、以降、毎週月曜に最新エピソードを追加予定です。

【追記:2017.12.25】
「スタン・リーのラッキーマン」、全話配信されました。

その他の詳細は、Hulu(フールー)公式サイトでご確認ください。

【公式サイト】Hulu


※以下、ややネタバレしていますので、ご注意ください。

英国刑事ドラマの面白さと腕輪の謎をめぐるSF要素の融合 第1~3話感想

実際に序盤の第1~3話を観ましたが、思ったよりも刑事ドラマの要素が強めでしたね。
マンガチックではなく、リアリティがあって、大人が楽しめる作品だと思います。

全体的には、まさに英国刑事ドラマの王道といった作り。
地道な捜査で、裏側にある隠された事実が浮き彫りになって、真相に近づくも、意外な結末が待っていて・・・という、慣れ親しんだ面白さで、安定感があると思います。
ビジュアル的にも、ロンドンの風景が効果的に使われ、ロケーションも魅力的。

それを基本ベースに、ブレスレットをめぐるエピソードや、謎の女性イヴの登場など、SFチックなアメコミ要素の面白さもプラス。
深まる謎に、続きが気になる展開ですね。

決してド派手な展開ではないですが、テンポもよくて、かなり見やすいと思います。
王道の刑事ドラマの面白さと、アメコミ的なSF要素、深まる謎など、物語のバランスもよかったです。

また、キャラクターも魅力的だと思います。
主人公ハリーは無鉄砲でアウトローな刑事なんだけど、同僚スーリを気遣ったり、うまくいっていない奥さんアナに未練タラタラ(笑)だったりと、これもまた、刑事ドラマの王道。
・・・ハリーとスーリのコンビは、どこか「ダーティー・ハリー」を彷彿とさせる感じもありますよね。

個人的には、骨とう品店の店主で義理の弟リッチがよかったです。
・・・リッチは、アナの実弟なのかな?
さらに、受付嬢のジョシーが最高!
・・・毒舌。(笑)
ハードな世界観にコミカルな要素も加わって、おもしろさに広がりがあると思います。

・・・ま、あえて言えば。
ブレスレットを使えば「なんでもあり」状態なので。(笑)
かなり、ご都合主義な部分はあるかも。

また、事件や謎、ブレスレットの件が物語の中心なので、人間味のあるドラマ性としては、若干、薄いかもしれませんね。
ドラマ性以上に、エンターテイメントとしての要素が強いと思います。
そこは、今後に期待!

第3話は、かなり気になるエンディングでしたね。
イヴは何者なのか?
なぜ、ハリーだったのか?
ブレスレットをめぐる真相は?
・・・続きが、気になるっ!

今後のストーリーが楽しみです!

以降の感想は全話視聴してから改めて書きます

個人的には、結構おもしろかったです。
これから毎週、楽しんでいこうと思います。

以降の感想は、全話を見終えてからまた改めて書きたいと思います。
それまではTwitter(@zacknet7)などで、各話の感想や配信情報などをつぶやいていこうと思っています。

海外ドラマ「スタン・リーのラッキーマン」、お見逃しなく!

【追記:2017.12.25】
「スタン・リーのラッキーマン」、全話配信されました。