ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5「竜との舞踏」感想と評価【海外ドラマレビュー】

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5・第五章「竜との舞踏」

海外ドラマ ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5・第五章「竜との舞踏」を鑑賞!
個人的な感想と評価です。


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ゲーム・オブ・スローンズ 第五章「竜との舞踏」とは?

架空世界を舞台に、王国の覇権争いを描いたファンタジー戦乱ドラマの第5弾。
七王国の王座をめぐり、それぞれの一族の戦いや陰謀・愛憎が描かれています。

「ゲーム・オブ・スローンズ」の概要や、前シーズンまでの詳細はこちら。

シーズン1「第一章 七王国戦記」
シーズン2「第二章 王国の激突」
シーズン3「第三章 戦乱の嵐-前編」
シーズン4「第四章 戦乱の嵐-後編」

とんでもない大事件やエグい謀略や陰謀、驚愕の秘密が明らかになったりと大波乱だった前回シーズン4。
今回の第五章「竜との舞踏」では、これまでとはまた違った驚愕展開の連続。
サーセイとタイレル家の対立が激化、それを背景とした七神正教の台頭、スタニス軍の北部進軍、ホワイトウォーカーをめぐるナイツ・ウォッチと野人の関係などなど、見どころ満載です!

さらに、スケールもこれまでにない壮大さ!
圧巻のスペクタクルシーンは必見です!

基本的に、前作までをすべて観ているのが前提の内容だと思います。
登場人物や設定などに関しては、「スターチャンネル」が開設している「ゲーム・オブ・スローンズ公式サイト」を見てみるといいと思います。

ただし、相関図などは、以降のシーズンのネタバレを含む可能性がありますので、ご注意ください。

サイトはこちら。
ゲーム・オブ・スローンズ:公式サイト

相関図
ゲーム・オブ・スローンズ:相関図

大陸地図
ゲーム・オブ・スローンズ:大陸地図

「ゲーム・オブ・スローンズ」は、現在シーズン8まで制作されています。
シーズン8がファイナルで、シリーズとしては完結しています。
シーズン5は、2015年制作。
各話55~60分程度で全10話です。

DVD・ブルーレイの発売・レンタルをはじめ、現在、Huluではシーズン8まで見放題配信中。
また、Amazonプライム・ビデオではシーズン7まで見放題、シーズン8は別途有料にて配信中です。
(紹介している作品は、2021年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は 各サービスの公式ホームページにてご確認ください。)

各サービスの公式サイトはこちら。

【公式サイト】Hulu

【公式サイト】Amazonプライム・ビデオ


参考記事 Huluとは?料金やサービス内容や使い方など基本を解説

参考記事 Huluおすすめ海外ドラマ・最新ラインナップまとめ

参考記事 Amazonプライムビデオおすすめ海外ドラマ最新ラインナップ


※以下、ややネタバレを含みますので、ご注意ください。

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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5 あらすじ

第五章「竜との舞踏」

大きな柱を失ったラニスター家。
サーセイはタイレル家の台頭を恐れ、七神正教の教会に力を与え、タイレル家を陥れようと画策しますが、そのことが自身をも窮地に追い込むことに。
大陸の北方では、スタニスが北部奪還のためボルトン家のウィンターフェルへと進軍を開始しますが、雪と寒さで立ち往生し大苦戦。
北の壁では、いよいよホワイトウォーカーの脅威が現実となり、ジョンは大きな決断を迫られることになるのですが・・・。
一方、海の向こうでは、国を治める女王となったターガリエン家のデナーリスにも、造反の脅威が迫り、対応に頭を悩ませることに。
そんなデナーリスの前に、海を渡ってきた「あの男」が姿を現すのでした。

・・・というようなストーリーです。

裏切りと復讐!報いと没落!ドラマチックなシーズン5

今回のシーズン5は、これまでと少し違ったドラマ性だったように思います。
相変わらず、みんな腹黒くてドロドロしてはいるのですが(笑)、とにかく裏切りだの復讐だのが多かったですよね。

また、登場人物たちそれぞれの新たな歩みや、没落で身を滅ぼす物語が多かったのも、今回の特徴だと思います。
罪と罰、生と死の物語でもあった気がしますね。

憎しみで、復讐に燃えるキャラもいれば。
報いを受けるキャラもいて。
長年の思いを晴らしたキャラもいれば。
命運尽きてしまうキャラや、身を滅ぼすキャラ、過去の罪が許されないキャラもいて。

・・・ちょっと戦国モノみたいなノリも多かったですね。(笑)
スタニスとか、ブライエニーとか、ジョラーとか。
そういう意味では、これまでとは少し違った展開だったと思います。

さらに今回は、猛烈にスペクタクルでした!
もう終盤は、シリーズ屈指のすごさ!
迫力満点!大興奮!
劇場映画を超えるスケールでしたね!
メチャクチャすごかった!

ドラマ性の部分でも、アクションに引けを取らないスゴさ!
ストーリー的にも映像的にも、スケールが大きくて見ごたえありましたね。

何と言っても、最終話のサーセイ。
もう圧巻というか・・・すごかった!
映像の作り込みもすごかったし、何より演技が素晴らしかったですね!

シリーズ屈指・・・というか、ドラマ史上でも名を残すシーンだったと思います。
(ま、残念ながら、お茶の間では視聴できないと思いますが。笑)

・・・本来なら「サーセイ、ざまあ!」と思っても、おかしくないはずなんですけどね。
いや、もう、見てられない・・・なぜに、あのヒールのサーセイに共感してしまうのかと。我ながら。(笑)

あの「shame.shame.shame….」は、夢に見そう・・・。(笑)

今回のシーズン5は、いつもの「ぎょええ~~!」という驚き以上に、あまりにビックリで言葉を失うというか、息を飲んじゃう展開が多かったように思います。
もう、食いつくように見入っちゃって、最後はボー然・・・。
まさに、すべてが「圧巻」の一言でしたね。

新たな展開と忠義の物語

また、今回はかなりキャラクターを絞り込んだストーリー構成だったと思います。
いなくなっちゃうキャラや、出てこないキャラも多かったりして。
・・・相変わらず、人員整理がうまい!(笑)
新たに登場したキャラも従来に比べれば少なく、これまで中心的だった人物たちをより深く描くことに注力していた感じだと思います。

中でも、アリアとデナーリスのエピソードは、かなり濃く描かれていましたね。
・・・アリアは意外な方向に行っちゃったな。(笑)

でも、罪と罰、生と死、復讐など、今回のシーズンを一番象徴していたのはアリアのエピソードだったように思います。
・・・ま、ちょっと本筋からは外れて、独立していた感じはありますが。
かなり見ごたえがあって、おもしろかったです!

また、没落や裏切りや復讐の物語だった半面、その裏で支えるキャラたちの忠義の物語でもありましたね。
ブライエニーとか、忠義すぎるだろっ!
さらに、そのブライエニーを支えるポドリックは、もっと忠義すぎる。(笑)
スタニスを支えたダヴォスとか。
ある意味では、復讐に燃えるマーテル家のエラリヤとか。
・・・立場はわかるけど、もういい加減ジョラーを許してやってほしいな。デナーリス。(笑)

そういった、忠義を貫くキャラが今回はすごく魅力的でした。
それがあるからこそ、裏切りや復讐のドラマチックな展開がインパクトがあって光ったのだと思います。

あと、個人的にはサンサ。
・・・もう・・・どこまで薄幸なんだよ、サンサ。
やっぱり、今回も幸せにはならなかったなあ・・・。

シーズン5も圧巻のおもしろさ!

個人的には、シーズン5も猛烈におもしろかったです!
とにかく圧巻!
とにかく大迫力!
そして、言葉を失う衝撃。
今回も、すごかったです!

あえて書きませんでしたが。
ティリオンが海を渡ったことで、玉座をめぐる争いの勢力図も大きく変わりそうですね。

さらに、ここに来て完全にヒール役になりつつあるボルトン家。(笑)
どういう展開になるのか?

そして。
何と言っても、最終話ラストの衝撃展開!
・・・ど~なっちゃうの!?

ああ・・・早く観たいっ!
シーズン6も、猛烈に楽しみですっ!