2022年 第74回エミー賞 授賞式が開催!
受賞結果の作品一覧や、Netflix、U-NEXT、ディズニープラスなどでの配信状況をまとめました。
目次
2022年 第74回エミー賞 授賞式!今年の栄冠は?
日本時間2022年9月13日(火)に、第74回エミー賞 授賞式が開催されました。
エミー賞は、アメリカのテレビドラマ界では、ゴールデン・グローブ賞と並ぶ大きな賞で、毎年、世界中の注目が集まります。
海外ドラマファンにとっては、恒例の大注目イベントです。
例年なら、日本では「敬老の日」の月曜祝日に開催・・・なんですが、今年の授賞式は一週早く、しかも火曜日の平日開催。
リアルタイムで視聴できなかった方も、多いかもしれませんね。
会場は、昨年同様ロサンゼルスのマイクロソフトシアター。
米国NBCが放送を担当し、動画サービス「Peacock」でもライブ配信。(昨年はCBSで放送)
・・・これまでは、数年(3年?)に一度くらいのペースで放送局が交代してたんですけどねぇ。
近年は、毎年代わっている感じですね。
日本では、今年もU-NEXT(ユーネクスト)で、独占ライブ配信が実現。
無事に日本でも、リアルタイムで楽しめました。
ありがとう!U-NEXT!
今年の司会は、「サタデー・ナイト・ライブ」「キーナン」のキーナン・トンプソン。
さすが、冒頭からユーモアにあふれた楽しい進行でした。
・・・なかなか、スターをイジってましたね。(笑)
(ビンタ事件とかはなかった)
ここ数年は、ウイルス騒動の影響で、レッドカーペッドの中止やオンライン授賞式、また昨年は招待者の人数制限などなど、ちょっと寂しい雰囲気がありましたけど、今年はレッドカーペッドも授賞式も(まだまだ配慮はあるものの)ほぼ通常通り行われ、これまでのような華やかな祭典の雰囲気が戻ってきたように思います。
式自体も、まさにエンターテイメント。
そして、受賞の瞬間の感動と涙。
果たして、今年の受賞作品は?
栄冠を手にしたのは誰か?
各賞の受賞結果のリストを、まとめました。
詳細は、以下の通りです。
なお、結果情報は、エミー賞の公式サイトから引用させていただきました。
詳しくは、こちら。
【公式サイト】Television Academy:Emmys
【公式サイト】ノミネートと受賞結果一覧
2022年 第74回エミー賞 受賞結果 一覧
ドラマ・シリーズ部門
■作品賞
「キング・オブ・メディア」(サクセション)
■主演男優賞
イ・ジョンジェ「イカゲーム」
■主演女優賞
ゼンデイヤ「ユーフォリア/EUPHORIA」
■助演男優賞
マシュー・マクファディン「キング・オブ・メディア」(サクセション)
■助演女優賞
ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」
■ゲスト男優賞
コールマン・ドミンゴ「ユーフォリア/EUPHORIA」
■ゲスト女優賞
イ・ユミ「イカゲーム」
コメディ・シリーズ部門
■作品賞
「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
■主演男優賞
ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
■主演女優賞
ジーン・スマート「Hacks(原題)」
■助演男優賞
ブレット・ゴールドスタイン「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
■助演女優賞
シェリル・リー・ラルフ「アボット・エレメンタリー」
■ゲスト男優賞
ネイサン・レイン「マーダーズ・イン・ビルディング」
■ゲスト女優賞
ローリー・メトカーフ「Hacks」(原題)
リミテッドシリーズ/テレビムービー部門
■リミテッドシリーズ部門
「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
■テレビムービー作品賞
「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」
■主演男優賞
マイケル・キートン「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
■主演女優賞
アマンダ・サイフリッド「ドロップアウト シリコンバレーを騙した女」
■助演男優賞
マレー・バートレット「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
■助演女優賞
ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
動画配信サービスで視聴できる受賞作ラインナップまとめ
現在、NetflixやU-NEXTなど、ネット動画配信サービスで視聴できる受賞作品のラインナップは以下の通りです。
参考になれば幸いです。
(紹介している作品は、2022年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
■ Netflix
「イカゲーム」
「オザークへようこそ」
■ U-NEXT
「キング・オブ・メディア」(サクセション)
「ユーフォリア/EUPHORIA」
「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
■ Disney+(ディズニープラス)
「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
「アボット・エレメンタリー」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「ドロップアウト シリコンバレーを騙した女」
「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」
■ Apple TV+
「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
■ Hulu
「サタデー・ナイト・ライブ」
未見のものがあれば、この機会に楽しんでみては?
ぜひぜひ。
2022年エミー賞 受賞結果の感想
ドラマ部門では、今年も「キング・オブ・メディア」や「ユーフォリア/EUPHORIA」が強く、「順当」という感じ。
「ベター・コール・ソウル」関連は、今年も・・・ダメだったなあ。
特に、キム役のレイ・シーホーン。
本当に、あげたかった。残念。
また、「セヴェランス」も振るわず。
もう少し、いくかと思ったんですけどねぇ。
結構、意外。
そんな中で、「イカゲーム」は大健闘でしたね。
特に、主演男優賞イ・ジョンジェ!正直、びっくり!
ジェイソン・ベイトマン、ブライアン・コックス、ボブ・オデンカーク、アダム・スコットなどなど、すごい面々を抑えての受賞。
まさに快挙!
おめでとうございます!
コメディシリーズ部門も、結果的には「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」強し。
・・・な印象はありますが、助演女優賞では、ジュノー・テンプルやハンナ・ワディンガムを抑えて、「アボット・エレメンタリー」シェリル・リー・ラルフが受賞。
スピーチも感動的でした。
「Hacks(原題)」ジーン・スマートは、今年も受賞。
・・・いつ日本で見れられるのかねぇ、ホント。
「BARRY/バリー」「アトランタ」などは、賞を逃す結果に。
この辺りは、ちょっと、ざわざわかもしれませんね。
そして。
何と言っても、リミテッドシリーズ。
結果的には、「ホワイト・ロータス」の圧勝。
競り合った「DOPESICK」は、マイケル・キートンが主演男優賞を取りましたが、あとは敗れる結果に。
いやあ・・・ピーター・サースガード、マイケル・スタールバーグ、ケイトリン・デヴァー、そしてメア・ウィニンガム・・・あれだけの大熱演で、誰も取れないという・・・。
うそだろ・・・というのが、個人的な感想ですね。
とにかく、本国での「ホワイト・ロータス」の評価は、想像以上。
「ステーション・イレブン」「パム&トミー」「メイドの手帖」も、賞を逃す結果となりました。
激戦でしたが、ふたを開ければ「ホワイト・ロータス」圧勝。
う~ん・・・。
全体的には、今年もHBO強しの印象。
ディズニープラス(米国Hulu)が大健闘だったように思います。
・・・Amazonは、ちょっと影が薄かったかな?
とにもかくにも。
来年こそ、来年こそは、「ベター・コール・ソウル」に賞をあげてほしい。
2022年エミー賞 授賞式 まとめ
今年のエミー賞授賞式、みなさんは、どうだったでしょうか?
来年2023年に向け、どんな面白いドラマに出会えるのか、すごく楽しみですね。
また1年、新しい作品で、盛り上がっていくといいなと思います。
みなさま、お疲れ様でした。