「ブレイキング・バッド」シーズン1・2 感想と評価【海外ドラマレビュー】

ブレイキング・バッド・シーズン1

海外ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン1・2を見ました。
個人的な感想と評価です。

【追記:2016.3.4】
Huluでの配信は、2016年2月21日(日)に終了しました。
現在、Huluでは視聴できませんので、くれぐれも、ご注意ください。

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ドラマ「ブレイキング・バッド」とは?

平凡な化学の教師が麻薬製造に手を染め、悪の道へと堕ちていく犯罪ドラマ。

ガンで余命を宣告された主人公ウォルターは、家族に財産を残すため合成覚せい剤・メスを作り、売りさばこうとするのですが・・・。
それがきっかけとなり、やがて恐ろしい犯罪の世界へと深く関わっていくことになります。

「ブレイキング・バッド」は、世界的に大ヒットを記録し、数々の賞も受賞した傑作ドラマ。
クオリティの高さと、圧倒的なおもしろさは、ちょっと別格。
シリーズとしては、すでに完結していますが、今なお根強いファンも多いです。

製作総指揮・脚本・監督を務めるのは、ヴィンス・ギリガン。
「X-ファイル」のプロデューサーとしても知られています。

キャストとしては、主人公ウォルター・ホワイト役にブライアン・クランストン。
相棒ジェシー・ピンクマン役にアーロン・ポール。
まさに、二人にとって、今作は代表作。
ブライアン・クランストンは制作としても名を連ね、シーズン2第1話では監督も務めています。

他にも、妻スカイラー役にアンナ・ガン、義理の弟でDEA捜査官ハンク・シュレイダー役にディーン・ノリス、トゥコ役にレイモンド・クルスなどが出演しています。

・・・ちなみに。
私は、スカイラーがダメ派です。(笑)
これまで多くの海外ドラマを見てきましたが、その中でも、最も苦手なキャラかも。(笑)

また、シーズン2からは、弁護士ソウル・グッドマン役ボブ・オデンカーク、マイク役ジョナサン・バンクス、グスタボ・”ガス”・フリング役ジャンカルロ・エスポジート、ジェシーの恋人ジェーン役クリステン・リッターといった面々も登場しますよ。

ブライアン・クランストンとアーロン・ポールは、もちろんですが。
出演者たちは、この作品で一躍、知名度と人気が高まりました。
とにかく、出てくるキャラクターは、みんなアクが強くて、個性が強烈!(笑)
そして何より、誰もかれも、演技が素晴らしい!

魅力的な登場人物たちにも注目です!
・・・もちろん、スカイラーを演じるアンナ・ガンも、素晴らしいですよ。(笑)

ドラマ「ブレイキング・バッド」は、シーズン5まで制作され、シリーズとしてはすでに完結しています。

シーズン1は2008年、シーズン2は2009年制作。
各話48分程度で、シーズン1は全7話。シーズン2は全13話です。

DVDをはじめ、現在 Netflixでシーズン5まで配信されています。
(記事出筆時点での情報のため、配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

【追記:2016.3.4】
Huluでの配信は、2016年2月21日(日)に終了しました。
現在、Huluでは視聴できませんので、くれぐれも、ご注意ください。

また、このドラマの登場人物、弁護士ソウル・グッドマンを主人公にしたスピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」も、現在シーズン3まで制作されています。
「ブレイキング・バッド」を見た後だと、より一層楽しめると思います。

「ベター・コール・ソウル」は、Netflixで配信中です。
作品概要や個人的な感想などは、こちら。

海外ドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン1を全話見ました! 個人的な感想と評価です。 ドラマ「ベター・コール・ソウル」とは?...

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】 Netflix

※以下、ややネタバレしています。ご注意ください。

「ブレイキング・バッド」シーズン1・2 あらすじ

主人公ウォルターは、高校の化学の教師。
本来は非常に優秀な化学の研究者でしたが、今は教師の収入だけでは生活が苦しく、洗車の仕事と掛け持ちし、ようやく生活できる暮らしぶり。
それでも、妊娠中の妻スカイラーと障害を持つ息子と3人で、つつましく平和に暮らしていました。
そんなある日、ウォルターは末期の肺がんとなり、余命いくばくもないと宣告されます。
裕福ではない今の生活では、自分が死んだら家族に財産を残せないと考えたウォルターは、化学の知識を活かし、合成覚せい剤・メス(メタンフェタミン)を製造し、密売して財産を築こうと企てます。
元教え子で、麻薬売買に詳しいジェシーを相棒にし、犯罪に手を染めていくウォルター。
やがてそれは、とんでもない凄惨な事件へと発展していくのでした。

・・・というようなストーリーです。

予告動画はこちら。
『ブレイキング・バッド』予告編

もはや伝説!犯罪ドラマの名作!

もう、私ごときが書くまでもないですが。
犯罪ドラマとしては、メチャクチャおもしろいです!

シーズン2からは、トゥコとの対立や、ソウルやマイクやグスタボ(ガス)なども登場し、さらにハードに。
DEAの捜査が迫ったり、ハンクとの関係なども含め、ハラハラドキドキの連続!
徐々に犯罪に手を染めて、恐ろしい出来事になっていくのも、先が読めない、目が離せない面白さ。
見ごたえのある駆け引きや、化学の知識を活かして乗り切るアイデアも、他にはない魅力だと思います。

とにかく、見入っちゃいますよね。(笑)
驚きも意外性も多くて、まさに息を飲んで見ちゃう感じ。

それでいて、意外と笑えちゃう。(笑)
犯罪ド素人のアマちゃん二人が、予期せぬトラブルに巻き込まれてオタオタする様が、ハードでエグかったりもするけれど、どこか、おかしかったり。
もちろん、本人たちは必死なんですが、結構マヌケというか滑稽で、ブラックだけど笑えたりします。

・・・第1話の冒頭からして、いい歳したオッサンがブリーフ姿で登場ですからね。(笑)
浴槽が抜けちゃったり、ATMの件とか、シリアスだけど笑っちゃいますよね。
それにシーズン2の終わり方といったら、もう・・・カオスすぎ。(笑)

猛烈にメリハリの効いた構成だと思います。
緩急のつけ方が絶妙!
ただ暴力的なだけではなく、滑稽さや悲喜劇のバランスが魅力的で、見ごたえがあると思います。

シナリオが秀逸。
構成もさることながら、人物も深く丁寧に描いていて、セリフも素晴らしいですね。
ビジュアル的な演出も、クオリティが高いと思います。
光と影の使い方、風景のインサートや小道具を使った表現、長回しでじっくり見せる手法など、書いたら切りがないほど。
さすが!

まさに、犯罪ドマラの名作。
他とは一線を画す、クオリティの高い、おもしろいドラマだと思います。

キャラクターが魅力的!

魅力的なキャラクターも、このドラマの特徴だと思います。
とにかく、まあ、出てくる人みんな、アクが強すぎて、どこか普通じゃない。(笑)
一癖も二癖もあって、愛着が湧きますよね。

・・・サラマンカとか、もう、忘れられないですよね。(笑)
他にも、義弟のハンクをはじめ、ソウルやマイク、グスタボ(ガス)など、個性的すぎるキャラクターが多くて。

ドラマ性としても、登場人物たちを深く丁寧に描いているからこその、おもしろさだと思います。

ウォルターとジェシーの関係だったり、ウォルターとハンクの関係だったりはもちろんですが。
ソウルの抜け目なさや、マイクの凄味、グスタボの意外性や恐ろしさなど、エピソードとしてガッツリ描かれていると思います。

それがまた、おもしろくて、このドラマの魅力でもあると思います。

好みが分かれるドラマ

・・・ただ。
こんだけ絶賛しといて、何ですけど。(笑)

正直、このドラマは、人によって、好き嫌いが分かれるのではないかと思います。
あまりにアクが強いので(笑)好きな人はどっぷりハマると思うのですが、ダメな人は受けつけないドラマかもしれませんね。

犯罪ドラマなので、かなり凄惨なシーンも多いです。
また、主人公のウォルターに感情移入できない人も多いかも。
プライドの高さや、ウソでだまして悪の道に染まっていくのも、共感できないかもしれません。

・・・あくまでも、個人的にですが。
正直、私個人は、ウォルターと家族に関するエピソードが、どうにもダメです。

犯罪ドラマとしては、メチャクチャおもしろいとは思うのですが。
家族がらみのエピソードは、テンポが悪く感じて・・・。

とにかく、ウォルターの妻スカイラーと、その妹マリーが苦手!(笑)
シーズン1は、全然大丈夫なんですけどね。
シーズン2以降、家族や夫婦で色々とモメ始めてからは、も~、どうにも。
・・・キーキー怒鳴り合う、家庭のもめごと見ても、おもしろいと思えなくて。
(辛口でごめんなさい!あくまで私個人の感想です)

もちろん、ドラマには必要不可欠な要素だし、家族愛があってこそのウォルターの犯罪動機だし。
シナリオとしても、家族の関係や絆、エグいところや人間性など、描かれているクオリティは素晴らしいとは思うのですが。
徐々に家庭が崩壊していく様は、やっぱり見ていて、つらいですね。
家族とのやりとりが丁寧に描かれていてリアリティーがありすぎるからこそ、生々しすぎるのかも。

・・・私の見方が、ちょっと変なのかな?
それとも単純に、スカイラーを好きになれないだけなのかな?(笑)

いま見ても色あせないおもしろさ

ちょっと辛口で書いた部分もありますが。
個人的には、大好きなドラマです!
おもしろいと思います!
・・・ただ、家族のエピソードは苦手。(笑)

もし、まだ未見なら、絶対に見たほうがといいと思います。
シリーズとしては完結していて、ちょっと古いドラマですが、そのおもしろさは今もなお語られる名作。
好みが分かれる内容ではありますが、見て損はないと思います。

ハマりやすい、楽しめるドラマだと思います。

次のシーズン3を見た個人的な感想はこちら。
「ブレイキング・バッド」シーズン3・感想と評価