ドラマ「LOVE/ラブ」シーズン1 感想と評価【Netflixオリジナル】

ドラマ「LOVE/ラブ」シーズン1

Netflix(ネットフリックス)オリジナルドラマ「LOVE/ラブ」シーズン1を見ました!
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

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Netflixオリジナルドラマ「LOVE/ラブ」とは?

男女の恋愛模様を、独特のユーモアで綴ったラブ・コメディ。

映画オタクの冴えない男ガスと、感情的で奔放な女性ミッキー。
それぞれの日常や、二人の恋愛の行方を、時に生々しく赤裸々に、時にピュアで胸を打つエピソードで、コミカルに描いています。
・・・笑っちゃいます。(笑)

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Nbcユニバーサル エンターテイメント

製作総指揮・脚本・監督は、映画「40歳の童貞男」で有名なジャド・アパトー。
・・・といっても、なんだか、とってもマイナーな印象かも知れませんが。(笑)
本国アメリカでは人気の高い、注目のクリエイター。
古くはジム・キャリー主演の映画「ケーブルガイ」で製作・脚本を担当し(ちなみに監督はベン・スティラー)、「Girls/ガールズ」「フリークス学園」など、名作コメディ・ドラマの製作総指揮としても手腕を発揮しています。

今作も、まさにジャド・アパトーらしさ炸裂!(笑)
さらに、映画・ドラマネタも盛りだくさん!
映画ファンは、絶対にツボって大爆笑するはず!
独特のユーモアと視点で描く恋愛ストーリーは、かなりクセになる面白さです!

主人公ガスを演じるのは、ポール・ラスト。
主演のほか、製作総指揮・脚本にも参加しています。
・・・どうやら、本当にベースやってるらしいですね。(笑)

ミッキー役には、「Girls/ガールズ」ミミ・ローズ・ハワード役ジリアン・ジェイコブス。
時に激しく、時にキュートな役どころを、見事に演じています。
・・・パワフルだけど、一途でカワイイんですよね、これが。(笑)

個人的には、ミッキーの同居人バーティ役クラウディア・オドハティが、よかったですね。
本当にオーストラリアの人だそうで、女優・コメディアンなのだとか。
ガスとミッキー、それぞれとの掛け合いは、おもしろかったです!

あまり日本では馴染みのない顔ぶれですが、みんな魅力的!
注目です!

また、たまたま気が付いたのですが。
どうやら第7話の監督は、映画「ファーゴ」「アルマゲドン」などで有名な個性派俳優スティーヴ・ブシェミのようです。
お見逃しなく!

ドラマ「LOVE/ラブ」はNetflixオリジナル作品で、現在シーズン3まで制作されています。

シーズン1は、2016年製作。
各話30~40分程度の全10話です。

現在、Netflixでシーズン3まで配信されています。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】 Netflix

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「LOVE/ラブ」あらすじ

映画スタジオで、子役に勉強を教える指導員をしているガス。
心優しい「いい人」だけど、映画オタクで地味で、どこか空気の読めない、いわゆる「冴えない男」。

一方、ラジオ局に務める女性ミッキーは、感情の起伏が激しく奔放で、お酒や恋愛に依存するタイプ。
我が強くて、やらかしては反省して落ち込み、悪態もつくけど情熱的で一途で寂しがり屋。

そんなガスとミッキーは、それぞれに日常を過ごし、恋に破れ、ある日偶然、出会うことになります。
まるで性格が違う二人は、やがてお互いを意識していくことになるのですが・・・。
しかし、恋愛は山あり谷あり。
ガスとミッキーの恋は、どうなっていくのか?

・・・というストーリーです。

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笑いとリアリティ!下世話でピュア!バランスが絶妙なラブコメディ!

内容的には、ガスとミッキーの何気ない日常と、二人の恋愛模様が描かれていきますが。
とにかく、構成のバランスが絶妙!
別れと新たな出会い、お互いを意識して、すれ違って、ケンカして・・・と、恋愛の最初のスタートから順序立てて、丁寧に描かれてましたね。

恋愛模様はもちろんのこと、本筋に関係ない「そのシーンいる?」的な笑っちゃうエピソードまで(笑)、織り交ぜ方がうまい!
結構、お下劣で赤裸々で生々しい描写もあれば、ロマンチックで純真な正統派ラブストーリーもあったり。
恋愛以外にも、撮影所の裏話的なエピソードが楽しかったり。
笑いとドラマ性、リアリティとフィクション、日常と恋愛模様など、バランスが素晴らしかったです!

また、恋愛のエピソードも、かなり共感できる内容だと思います。
仕事が忙しくてすれ違ったり、楽しむはずが最悪の結果になったり・・・あるある!(笑)

一緒にいて楽しいけれど、深く知るとやっぱり合わないとか。
逆に、合いそうもないんだけど、気になって仕方ないとか。
そういう、恋愛の魔訶不思議な部分だとか。

おもしろおかしい日常や出来事を積み重ね、思い出を共有して、恋に発展していくところとか・・・あるよねぇ~。

本当、微妙で繊細な「あるある」も、ものすごくうまく描かれていると思います。
特にミッキー!
「行かない」と言って行ったりとか(笑)相手に気を許しすぎちゃって、気持ちも考えず不愉快なことを言っちゃったりとか。
感情的にキーッ!となって、後で反省して「どうしよう」と悩むとか。
あるあるあるある・・・本当に、よくある。
あくまで、男子視点で見れば、ですけど。(笑)

・・・本当、男子からすると、女性のあの不可解な行動は謎だ・・・だからモメるんでしょうけど。(笑)
逆に、女性から見ると、自己完結して連絡ひとつよこさない男に、イラつく気持ちも「あるある」なのかな?(笑)

言葉や映像で表現するには、ちょっと難しい、あの「あるある」。
誰もが経験したことがあるけど、なかなか本質は説明しづらい、あの「あるある」。
それが、ユーモラスにデフォルメされているけれど、リアリティがあってウソ臭くなく、思わず「あるよねぇ~」と納得しちゃう描かれ方で、入り込みやすかったですね。
すごく共感しやすかったです。

逆に、感情移入できているぶん、二人の関係にイライラしたり、じれったさを感じるかもしれませんね。
意外と、見ていられないシーンもあるかも?
そういう作り方も、うまいですよねぇ。

・・・これ、本当に男性が書いたシナリオなの?(笑)

女性はもちろんのこと、男性側から見ても、感情移入しやすいのではないかと思います。

全体を通してみても、徐々に盛り上がっていく構成も、よかったですね。
意外とラブストーリーの王道。
ベタなんだけど、終盤はかなり見ごたえがあって、最後の最後は、もう・・・泣いた!(笑)
いやあ、ラストはよかったですねぇ。

おもしろおかしく笑えるけど、リアリティもあって。
ロマンチックだけど、ウソ臭くなくて。
大げさにバカバカしく描いてはいるけど、微妙で繊細な「あるある」すぎて、入り込まずにはいられない。
ただのドタバタなコメディではなく、ラブストーリーとしても見ごたえ十分!

かなり、おもしろかったです!

映画・ドラマネタも見ごたえあり!

ガスやミッキーをはじめ、登場人物はみんな魅力的でよかったですね。

とくにミッキーは、人としてダメな部分と、ピュアで情熱的で一途な部分との二面性があって、愛さずにはいられない。
カワイイですよね。
ガスとミッキーの二人の会話のシーンは、ケンカもあるけど、ほのぼのとして、見ていて楽しかったです。

ガスは、映画オタなところが、個人的にはツボ。(笑)
とにかく、映画やドラマネタが多くて、かなり笑えました。

映画「パーフェクトストーム」は、 ジョージ・クルーニーと マーク・ウォールバーグが主演。
実話を基にした、嵐の中を生き抜こうと奮闘する男たちの、シリアスなサバイバル映画。

映画「カリートの道」は、アル・パチーノ主演、監督ブライアン・デ・パルマのシリアスな犯罪映画。
アル・パチーノの渋さが光る名作。

この2作を知っているだけでも、かなり笑えるのではないかと思います。
機会があれば、ぜひ。

・・・てか、あの歌、耳から離れない。(笑)

他にも色々ありますが・・・結構、悪口多いよね。ホームランドとかバッサリ!(笑)
気になったものがあったら、調べてみると楽しいと思いますよ。

二人の恋の行方もよかったですが、映画ドラマのエピソードも、すごく楽しめました。
コメディとしてのイジり方も(笑)よかったと思います。

かなり楽しめるドラマです!

個人的には、すごくおもしろかったです!
見る前は、正直、コメディ色が強い作品かな?と、あまりラブストーリーとしては期待していなかったのですが。
ちょっと予想外!
結構、下世話で赤裸々な部分もありますが、わりと気軽に楽しめるドラマだと思います。
・・・映画・ドラマファンは、特に爆笑まちがいなし!(笑)

シーズン1最終話のサブタイトルは「はじまりのおわり」。
まさに、序章が終わった、という感じでしたね。
あの後、ガスとミッキーはどうなったのか?
そして、意外と気になっているバーディの恋の行方。(笑)

シーズン2も、楽しみですね!

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