映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観ました!
個人的な感想と評価です。
目次
映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」とは?
大人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画。
シリーズの外伝的作品です。
映画「スター・ウォーズ」シリーズの作品概要などは、こちら。
今作は、シリーズのエピソード3と4の間、「エピソード4/新たなる希望」の前日談になります。
帝国軍の巨大兵器「デス・スター」の設計図を奪還すべく、反乱軍とチーム「ローグ・ワン」の活躍が描かれています。
今作は外伝的な作品ですが、ストーリーは「エピソード4/新たなる希望」に直結し、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズの設定や背景が、かなり反映されています。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」だけでも、楽しめなくはないですが。
できれば、「エピソード4/新たなる希望」を事前に復習しておくのが、おすすめです。
・・・でも、今作を観てから、あとでエピソード4を観るのもアリといえばアリなのかも。
今作の驚きやニヤリは、半減するかもしれませんけど・・・。
てか、どうせエピソード4をもう一度観ずにはいられなくなるとは思うんですけどね。(笑)
主人公ジンを演じるのは、フェリシティ・ジョーンズ。
さらに、ドラマ「ハンニバル」のマッツ・ミケルセン、「クライング・ゲーム」「スモーク」「バード」のフォレスト・ウィテカー、Netflixドラマ「ブラッドライン」のベン・メンデルソーン、「ナイトクローラー」のリズ・アーメッドなどが出演しています。
中でも、チアルート役のドニー・イェン様が最高すぎるっ!
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱」「英雄 HERO」「イップ・マン」などなど、数多くの映画でキレッキレの武術アクションを披露してきた、知る人ぞ知る才人!
私も、昔から大ファン!
まさかまさかの「スター・ウォーズ」シリーズへの出演と聞いて驚いたのと、世界観への違和感が、少し心配だったのですが。
いやいや!素晴らしかった!
今作でも、キレのある棒術アクションを披露しています!
ぜひぜひこの機会に、ドニー・イェン様が広く認知されていくといいなと思います。
もちろん、これまでのシリーズのキャラクターも登場しますよ。
・・・中には、意外すぎるマニアックなキャラも。(笑)
注目です!
映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は、2016年制作。
上映時間は133分です。
DVDのレンタルをはじめ、Disney+(ディズニープラス)で見放題配信中です。
(紹介している作品は、2022年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各サービスの公式サイトにてご確認ください)
Disney+(ディズニープラス)の詳細や加入は、こちら。
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“スパイ、破壊工作、暗殺
―すべて、反乱軍のためだった”/
『#キャシアンアンドー』
新予告解禁✨
\わずか6歳の幼少期から
身を捧げるキャシアンと
名もなき銀河の戦士たちが、
いま立ち上がる❗️9/21(水)#ディズニープラス で
<初回3話>独占配信#スターウォーズ pic.twitter.com/XLVuexT3HH— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) September 11, 2022
また、Disney+(ディズニープラス)では、2022年9月21日から、オリジナルドラマ「キャシアン・アンドー」も配信中です。
今作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の5年前を舞台に、反乱軍将校キャシアンを主人公に描く前日談です。
そちらも、ぜひ!
Disney+(ディズニープラス)で配信中のスター・ウォーズ作品の詳細は、こちら。
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※以下、ややネタバレを含みますので、ご注意ください。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」あらすじ
銀河を恐怖で支配する帝国軍は、さらに勢力を強め、惑星をも破壊する巨大兵器「デス・スター」を完成させようとしていました。
必死の抵抗を続ける反乱軍は、「デス・スター」を破壊するため、極秘作戦を開始します。
カギを握るのは、少女ジン。
やがて「デス・スター」に弱点があることをつかんだジンは、キャシアンやK-2CO、チアルートたち、チーム「ローグ・ワン」と共に、「デス・スター」設計図奪還のための、無謀とも思える危険なミッションに挑みます。
帝国軍と反乱軍の壮絶な攻防戦も火蓋が切られ、激戦の中、ジンたちは希望を胸に戦うのでした。
果たして、ジンたちの運命は?
・・・というようなストーリーです。
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過去シリーズとのリンクについて
「エピソード4/新たなる希望」のオープニングで、ストーリーの概略が宇宙空間に流れて始まるのは有名ですよね。
その一節に「反乱軍が初めて帝国軍に勝利し、その戦闘中に反乱軍スパイがデス・スターの設計図を盗み出すことに成功」というような一文が出てきます。
今作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は、その部分を描いた作品です。
「エピソード4/新たなる希望」の直前の物語で、エピソード4の10分前までが描かれています。
まさに前日談で、直結した内容です。
そのため、エピソード4を中心に、過去のシリーズの設定などが反映されています。
・・・リンクネタでニヤリ、のパターンですね。(笑)
憶えておくといいかな、という代表的なネタは、
■エピソード4、レイアがR2-D2に隠すカード型のデータ記憶装置(?)の形状(こ、細かい。笑)
■エピソード4、ジャワのトレーラーのドロイドたち
■エピソード4、モス・アイズリー港の酒場で、ルークにからんでオビ=ワンとモメる二人組の悪党
■エピソード4、終盤、反乱軍基地のある惑星ヤヴィンと、基地内の様子。
(あと、これは自信ないのですが)レイアの隣に立っているヒゲのオジサン。(笑)
反乱軍メンバーは、エピソード4~6で見たことのある顔ぶれが・・・。
■エピソード4、反乱軍レッド中隊のレッド・リーダー。(必見!)
■宇宙船や戦闘機などは、エピソード4~6が反映されています。
見覚えのあるものが多いかも?
■「エピソード3/シスの復讐」のクライマックスから終盤までを憶えていると、細かい事情も分かりやすいかも。
溶岩の惑星ムスタファーは、アナキンとオビ=ワンが死闘を演じた場所。
惑星オルデランのベイル・オーガナは、レイアの養父となります。
■エピソード4の公開は1977年。
偉大なモフ・ターキン(グランド・モフ・ターキン)役の名優ピーター・カッシングさんは、1994年にすでにお亡くなりになっています。
レイア姫の現在は「エピソード7/フォースの覚醒」で見ることができます。
■全シリーズで、必ず誰かが言う「お約束」のセリフ、
「I’ve got a bad feeling about this」(何だか悪い予感がする)
果たして、今作では?
・・・などなど。
もちろん、他にも細かいネタが盛りだくさん!
意外なゲストもチラリと。(笑)
そういったリンクするネタも、この作品のおもしろいところだと思います。
色々と探して、楽しんでみてはどうでしょうか。
まさに、もうひとつの「スター・ウォーズ」!人間ドラマが胸アツ!
今作は、あくまでもスピンオフ作品。
確かに「スター・ウォーズ」の世界観なんですが、やっぱり本家とは少し違ってましたね。
本編の冒頭からして、本家の「定番」とは違っていて、若干、肩すかし。
・・・ああ、そう来るのか、と。(笑)
音楽も、ドラマチックで壮大で、かなりよかったものの、「意地でも、あの曲は使わんぞ!」くらいの(笑)ちょっと似てるけど違う感じ。
ライトセーバーも、フォースも、ヨーダも、ミレニアム・ファルコンも出てこない。
ジェダイやシスではない、普通の人々の物語で。
でも、それが逆に新鮮味があって、すごくよかったです!
世界観や設定はそのままに、本家とは違った、これまでにない独自のおもしろさがありましたね。
正直、前半は、本家とは違った「違和感」が先立ったこともあってか、個人的には、少し間延びした感じが。
冒頭のエピソードは、すごくよかったのですが。
その後が・・・早くチーム「ローグ・ワン」として、ミッションに行かないかなあ、と。(笑)
ただ、中盤以降は、テンポアップ!
スケール感も壮大で、戦闘も大迫力!
ニヤリとするリンクネタも随所に登場し、「スター・ウォーズ」テイストが濃くなって、かなり楽しかったです!
・・・色々な意味で、CGすごいなあ!と。(笑)
そして、なにより!
登場人物たちを巡るドラマ性が、バツグンに魅力的で、おもしろかったです!
主人公ジンと父親のエピソードは、もちろんですが。
K-2COやチアルートといったメンバーたちが個性的で、エピソードもよかったです!
時にユーモラスに、時にシリアスでカッコよくて。
すごく入り込みやすかったですね。
クライマックスから終盤にかけては、もう怒涛の展開!
戦闘シーンも大スペクタクルで、ハラハラドキドキの大興奮!
でも、それ以上に、ドラマが熱かった!
ジンをはじめとした「ローグ・ワン」のメンバーが、もう胸アツすぎて、泣ける!
ドラマチックすぎて、泣きっぱなし!(笑)
最後は、心揺さぶられずには、いられなかったですね。
も~、素晴らしかったです!
ジーンと胸に響く余韻・・・。
・・・で、問題は、その後。(笑)
キターーー!になって、大興奮!
そしてラストに、そう繋がるのかと「うおおおお」と絶叫!
(・・・擬音ばっかで、よくわからないかもしれませんが。ごめんなさい。笑)
メチャクチャ興奮したし、エピソード4へのつながりのおもしろさも、すごくよかったのですけど・・・。
ただ、最後の最後で、おいしいとこ全部もっていかれた気がして。(笑)
ジンたち「ローグ・ワン」の余韻が、少し薄らいじゃったかなあ・・・。
シリーズファンには、たまらない燃える展開で、うれしさ爆発でしたけど。
ただ、余韻に浸りたかった、という気も少ししましたね。
・・・難しいところだとは、思うんですけど・・・。
いずれにしても。
「スター・ウォーズ」という設定やテイストは同じでも、明らかに本家とは違ったおもしろさだと思います。
・・・本家では、感動こそすれ、こんなに号泣しない。(笑)
本家が「おとぎ話」「冒険ファンタジー」であるなら、今作は「人間ドラマ」「戦争スペクタクル」。
まさに、もうひとつの「スター・ウォーズ」。
熱いドラマに涙する、「泣けるスター・ウォーズ」。(笑)
・・・そして。
今作を観ることで、1977年公開の「エピソード4/新たなる希望」に、さらに面白さがプラスされるという効果も大きいと思います。
今作を観たら、絶対すぐさまエピソード4を観たくなること間違いなし!
そして、オープニングで流れるストーリー概略を読んで、今までとは違った感情が蘇ってきて、胸が熱くなると思います。
そういう意味では、シリーズの中で今作が果たした役割は、ものすごく大きいですよね。
とても意義がある作品だと思います。
猛烈におもしろかったです!
個人的には、猛烈におもしろかったです!
スピンオフということで、本家ほどの期待感はなかったのですが。
いや~、予想以上によかった!
・・・まさか、泣くとは思わなかった。(笑)
ジンの父マッツ・ミケルセンや、クレニック長官役ベン・メンデルソーンも、演技が素晴らしかったですね!
ドニー・イェン様・・・最高すぎるっ!(笑)
ぜひぜひ、復習でエピソード4を観て、今作「ローグ・ワン」を観て、またエピソード4を見直して楽しんでみてください!
おすすめです!
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