映画「グリーン・デスティニー」を鑑賞!
感想と評価です。
映画「グリーン・デスティニー」とは?
19世紀の中国を舞台にした、武侠アクション・ラブストーリー。
伝説の秘剣「碧名剣(グリーン・ディスティニー)」をめぐる愛の物語が、映像美と武術アクション満載で描かれています。
アクション映画としての娯楽性もさることながら、映像の美しさやドラマ性も素晴らしく、第73回アカデミー賞で4部門を受賞するなど、世界的にも高く評価された名作映画です。
監督は「いつか晴れた日に」「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の名匠アン・リー。
出演は「男たちの挽歌」「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のチョウ・ユンファ、「宋家の三姉妹」「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」「ハムナプトラ3」のミシェール・ヨー、「ラッシュアワー2」「SAYURI」のチャン・ツィイー。
三人とも、この作品で一躍国際スターとして有名になりました。
また、武術アクションは、香港映画のワイヤーワーク技術を多様し、これまでにない幻想的なアクションを表現しています。
・・・飛びまくってます。(笑)
当時の欧米圏では、かなり目新しくアメージングな驚きだったようで。(笑)
今ではハリウッド映画で当たり前のように登場する武術アクションやワイヤーワークは、この作品が与えた影響が大きく、原点といっても過言ではないと思います。
映画「グリーン・デスティニー」は、2000年度制作で上映時間は120分。
今でも語り継がれる名作です。
2016年には、この映画の続編「ソード・オブ・ディスティニー」がNetflixオリジナル作品として配信されました。
(ただ、監督はアン・リーではなく、アメリカで制作されたものです)
Netflix公式サイトはこちら。
【公式サイト】Netflix
「グリーン・デスティニー」あらすじ
伝説の剣士で、名刀「碧名剣(グリーン・ディスティニー)」の使い手リー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)は、引退して平穏に暮らすため、剣を手放すことを決意。
弟子の女剣士ユー・シューリン(ミシェール・ヨー)を訪ね、「碧名剣(グリーン・ディスティニー)」を旧知の仲である貴族ティエに寄贈するよう託します。
ムーバイとシューリンは、お互いに強く惹かれあっていました。
しかし、かつてシューリンには、ムーバイの親友のメン・スージョウという許嫁がいて、スージョウがムーバイの仇敵に殺された過去があり、また師匠と弟子という関係もあって、長い間二人が結ばれることはありませんでした。
シューリンは「碧名剣(グリーン・ディスティニー)」を寄贈するためティエ家を訪れますが、そこで結婚間近の貴族の娘イェン(チャン・ツィイー)と出会います。
イェンは政略結婚で名家に嫁ぐことになっていましたが、実は人には言えない過去と秘密を抱えていました。
そして、その夜。
ティエ家に何者かが侵入し、寄贈した「碧名剣(グリーン・ディスティニー)」が盗まれてしまいます。
伝説の名剣をめぐり、シューリン、ムーバイ、イェンの運命は、大きく変わっていくことになるのでした。
・・・というようなストーリーです。
壮大なロケーションとファンタジックなアクション
私、こう見えて、香港映画大好き!(笑)
この映画も、すごくお気に入りです!
久しぶりに再見しましたが、やっぱり何度見ても名作だと思います。
とにかく、アクションが秀逸!
ミシェール・ヨー VS チャン・ツィイーとか、今となっては豪華な顔合わせのキレッキレバトルは、何度見てもすごい!
女性同士が戦う場面が多いせいもあってか、暴力的というよりは、どこかしなやかで優雅。
ワイヤーワークを多様したファンタジックな表現も素晴らしかったです。
・・・そりゃ、人は空飛べないですけど。(笑)
ロケーションも美しく壮大でしたね。
映像美も素晴らしい!
中国の美しい風景は、かなり見ごたえあります。
そういった自然の中でのワイヤーワークを駆使した動きが、どこか詩的で幻想的で、独特の世界観を効果的に盛り上げていると思います。
リアリティを楽しむのではなく、幻想的で美しいファンタジックな表現を堪能する作品だと思います。
そりゃ、人は水の上を歩けないし、細い竹の先端に大人二人は乗れませんが。(笑)
でも、現実的ではない自由な表現でないと、あの美しいシーンは生まれなかったですよね。
イマジネーションが素晴らしかったです。
大人の愛の物語
そういったビジュアル面の派手さやエンターテイメント性と、じっくり見せるドラマ性が両立していて素晴らしいと思います。
ムーバイとシューリンの、お互いに秘めた愛の物語は、すごくよかったです。
チョウ・ユンファとミシェル・ヨーの演技も素晴らしかった!
・・・クライマックスは泣けちゃう!(笑)
名家に生まれ、自由と冒険にあふれた生活を望むイェンと、武侠の世界を離れ平穏な暮らしを望むシューリンとの対比もよかったですね。
違う生き方の二人の女性の物語としても、見ごたえがあったと思います。
二人の最後のシーンも、ぐっと来ますね。
決してアクションだけではなく、ドラマもしっかり密度濃く描いているからこそだと思います。
・・・ま、中盤のイェンの過去の回想は、唐突に本筋からはずれて長いかなとは思いますが。(笑)
ムーバイとシューリンのシーンなど、そう長くはないはずなのに、情感たっぷりに巧みに描いていると思います。
素晴らしい!
ぜひ観るべき、おすすめの一作!
もう15年以上前の作品なので、未見の方も多いと思いますが。
私個人としては、おすすめの一作!
いま見ても色あせない名作です!
機会があれば、ぜひぜひ!