Netflix「Between/ビトウィーン」シーズン1・感想と評価【海外ドラマ】

Netflix

Netflix(ネットフリックス)のオリジナルドラマ「Between/ビトウィーン」シーズン1を鑑賞しました。
個人的な感想と評価です。

【追記:2016.7.1】
シーズン2が、2016年7月1日(金)に配信スタートしました!


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

スポンサーリンク

「Between/ビトウィーン」とは?

コメディ「サム&キャット」でサムを演じたジェネット・マッカーディが出演。
「サム&キャット」は、以前NHKで放送していたので見た方もいるかもしれませんね。
金髪の子のほうです。(笑)
このドラマでは、シリアスな演技で重要な役割を演じています。

「Between/ビトウィーン」はNetflixオリジナルドラマで、現在シーズン2まで制作されています。
シーズン1は2015年製作。
各話43分程度で全6話です。

現在、Netflixで配信されています。

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】Netflix

「Between/ビトウィーン」あらすじ

プリティーレイクという小さな田舎町で、謎の病によって次々に人が死んでいきます。
病気にならず生き残ったのは、なぜか22歳以下の若者だけ。
町は政府によってフェンスで囲まれ封鎖、軍の厳重な監視体制のもと、世間から完全に隔離されます。
逃げることもできない、封鎖された大人のいない町。
若者たちは生き残ることができるのか?
・・・というストーリーです。

ストーリーの既視感と雑さ

22歳以上はみんな死んで、若者だけの隔離された町…そんな日本のドラマ、昔あったような。
田舎町が封鎖されて出られない…最近、ずっとそんなドラマ見ている気がする。(笑)

この作品、結構センセーショナルなシチュエーションだと思うのですが、個人的には意外と目新しさはなくて。
どこかで見た感。

生き残った子供たちは、大人が死んでも大して泣きも悲しみもせず。
絶望したり、不安におびえるでもなく。
結構、すんなり状況を受け入れたりして。
このあたりは「アンダー・ザ・ドーム」の住民のみなさん以上に、のんき。(笑)

そして、悩んだり苦しんだりするのは、ほとんど自分のこと。(笑)
この大変な状況下で抗争に明け暮れるあたりも含め、それがリアルな若者の思考なのかしら?

確かに、しばらくすれば封鎖は解除されるという楽観もあったにせよ。
もう少し、肉親との離別、生と死、生きることへの執着などなど、丁寧に描くべきだったのではないかなと思います。

・・・実際にこんなことになったら、もっと泣き叫ぶし、何とかしようとするし。
外と交渉しようとか、物資送れとか、必死に生きようとすると思うんですけどね。
そういうサバイバルのリアリティがないような気がします。

なので、登場人物たちにあまり感情移入できず、内容的にもやや退屈でした。
大どんでん返しや、衝撃的な事実など、お約束もありますが。
・・・正直「だから何だ?」という感じ。

まとめ

やはり、前半でしっかりリアリティと説得力のある描き方がないと、なかなか入り込めないですね。
同じ全6話でも「ウォーキング・デッド」は、ちゃんとリアリティと説得力がありました。
尺の長さの問題ではないように思います。

今回は、かなり辛口な感想になっちゃいましたけど。
あくまでも私個人の感想です。
お気を悪くされた方がいたら、申し訳ありません。

【追記:2016.7.1】
シーズン2が、2016年7月1日(金)に配信スタートしました!