Netflixオリジナル「The Returned(ザ・リターン)」シーズン1・感想と評価【海外ドラマ】

Netflix

Netflix(ネットフリックス)のオリジナルドラマ「The Returned(ザ・リターン)」シーズン1を視聴終了しました。
個人的な感想と評価です。


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ドラマ「The Returned(ザ・リターン)」とは?

フランスでヒットしたTVドラマを、「LOST」の制作者がアメリカでリメイクした作品だそうです。
制作はA&E、Netflixが全世界配信権を獲得したようで、完全なNetflixオリジナルというわけではなさそうです。

俳優陣の顔ぶれは、なんか他の映画やドラマで見たなあ、という人たちが多い気がします。
なので、マニアにとっては豪華な感じがするかもしれませんね。

現在、Netflixで配信中です。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】Netflix

「The Returned(ザ・リターン)」あらすじ

舞台は山間の田舎町。
ある日、何年も前に死んだはずの人間たちが、次々と姿をあらわします。
生き返った彼らは、自分が死んでいた自覚はまったくなく、死んだ時の記憶もありません。
普通の人間と変わらず、以前と同じように町で暮らしていきます。
それがきっかけで、恐ろしい事件が起こり、町の住人たちの過去や秘密が明らかになって・・・
というストーリーです。

ホラーより人間ドラマがメイン

ストーリーだけ読むと、かなりホラーな感じがしますが、それほどでもないです。
あくまで人間ドラマがメインです。

前半はかなり淡々とドラマが進むので、退屈に感じる方もいるかもしれません。
銃撃戦とかアクションとか皆無です。(笑)
薄気味悪さや謎はありますが、戻ってきた死者を受け入れる側のドラマが続きます。
そういう淡々さが、ある意味フランス映画っぽい。(笑)

中盤から少しずつ、登場人物たちが抱える秘密や悩みが明らかになってきます。
ぞくっとする場面もあって、オカルトやスリラーの要素も出てきます。
生き返った側の苦悩も描かれてきます。

終盤から、ようやくオカルト的なホラーな色合いが濃くなってくる感じでしょうか。
クライマックスは、薄気味悪さも謎も深まっていきます。

おもしろさは「過去」と「秘密」

この作品のおもしろさは、ホラー的な要素以上に、キャラクターが抱える「過去」や「秘密」。
それが明るみになった時の、意外性や恐怖がおもしろいところだと思います。
もちろん、ホラー的な部分も魅力ではあるのですが。
・・・超常現象より、人間の方が怖いですよね。(笑)

そこそこ楽しめると思います

夜一人で寝れなくなるようなホラー作品を期待すると、ちょっとがっかりかもしれません。
わりと淡々と地味に進むので、刺激を求めるとつらいかも。

私個人としては、そこそこおもしろかったです。
楽しめる内容じゃないかと思います。

そうそう。
このシーズン1の終わりは「ええ!?そこで終わるのかよ!」という絶叫ものです。(笑)
てか、まだシーズン途中だろ、これ?未完成かよ!みたいな。
ま~、ここで終わりとか、ちょっとないよなあ。

あえて不満をいえば、最後の終わり方ですかね。