Netflix「リディキュラス6」感想と評価レビュー【海外オリジナルムービー】

Netflix

Netflix(ネットフリックス)制作のオリジナル映画「リディキュラス6」を鑑賞しました。
個人的な感想と評価です。


(※本ページには、プロモーションやスポンサー広告が含まれています)

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「リディキュラス6」とは?

西部開拓時代を舞台にしたコメディー。
Netflix制作のオリジナル作品で、「ドラマ」ではなく「映画」です。

主演はアダム・サンドラー。
「ビッグ・ダディ」「Mr.ディーズ」「50回目のファースト・キス」「もしも昨日が選べたら(Click)」「ピクセル」などで有名ですよね。
俳優業以外もこなす才人で、今回の作品でも制作・脚本を務めています。

また、他の出演者も豪華!
主人公の兄弟役として、「アニマルマン」ロブ・シュナイダー、「エクスペンダブルズ」テリー・クルーズ、「LOST」ホルヘ・ガルシア、「トワイライト」テイラー・ロートナー、「キューティ・ブロンド」ルーク・ウィルソン。
すごいメンバーですが・・・誰も原形とどめてないので気がつかないかも。(笑)
特にテイラー・ロートナーは、イケメンの面影なさすぎだろ・・・。(笑)

他にも「48時間」ニック・ノルティや、「レザボア・ドッグス」「スモーク」のハーヴェイ・カイテル、「アルマゲドン」「ファーゴ」の変顔でおなじみ(笑)スティーブ・ブシェミなど大物も出演。
・・・スティーブ・ブシェミのクレイジーさはまだしも・・・ハーヴェイ・カイテル様を、こんな扱いでいいのかと思うシーンも。(笑)
出演者も、かなり楽しんで演じているような気がしますね。
それもまた、この作品の見どころだと思います。

「リディキュラス6」は、2015年制作で本編約120分。
現在、Netflixで配信中です。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】Netflix

「リディキュラス6」あらすじ

時は西部開拓時代。
母親を殺され孤児となったトミーは、その後インディアンに育てられ、驚異的なナイフさばきと素早さを身につけた「白いナイフの男」として成長します。
そんなある日、トミーの元に父親のフランクが現れます。
病で先が長くはないフランクは、これまで稼いだ5万ドルを譲りたいとトミーに隠し場所を告げるのですが・・・。
しかし、その金を奪うべくフランクのかつての部下シセロが現れ、フランクは連れ去られてしまいます。
すぐに後を追ったトミーは、その道中で5人の異母兄弟と出会い、力を合わせることに。
果たして6人の兄弟たちは、無事に父親を救うことができるのでしょうか?

・・・というようなストーリーです・・・が、正直ストーリーはあってないようなものですね。(笑)

お下劣でナンセンスなエンターテイメント・コメディー

内容的にはコメディーですが、会話やシチュエーションというよりは、ナンセンスな設定で笑うような感じ。
わりと、お下劣でバカ系。(笑)
とくに前半は、小学生が喜びそうなレベルの下品さ。
時には、かなりブラックな描写もあったりします。
そういうノリがダメな方は、あまり笑えないかもしれませんね。
もしかすると、何がおもしろいのか理解に苦しむかも。

ドラマ性は・・・ほとんど、ありません。(笑)
ホロリと泣けるようなシーンも、ドラマチックな展開もなく、あくまでもエンターテイメント性重視。
勧善懲悪な単純明快さと、とってつけた感のヒロイン・・・そういや、ラブシーンないですね、この作品。(笑)

2時間笑って騒いで楽しもう!というのが趣旨の作品だと思います。
あまり深く考えず、気楽に楽しむべき作品ですね。

とにかく、いちいちバカ。(笑)
くだらないけど、ちょっと笑えてしまう。
そんなアホな!とツッコミたくなる。
しかも、演じているのは超豪華な俳優陣。
・・・ある意味では贅沢!

映像のクオリティーも、劇場映画並みだと思います。
チープさはありません。
ロケーションも素晴らしいし、そこそこお金かかってるし。(笑)
それで、このおバカな内容・・・ある意味では贅沢!

ま、正直、これを1800円払って劇場で観るかと言われると・・・う~ん・・・なんですが。(笑)
でも、ネット動画配信で気軽に楽しめるという意味では、かなりお得だと思います。

・・・本当、こういうバカ系は、あれこれ考えずに、楽しんじゃうべき作品ですよね。

日本人には、おもしろさ半減なのかも

作品の中では、当時のアメリカの有名人が出てきたりもして、かなりパロディーも効いています。
・・・マーク・トウェイン、ヒドすぎだろ。(笑)
また、野球をするシーンもあったりするのですが・・・正直、いらない。(笑)
でも、きっと本国アメリカの方々にとっては、笑える内容なんでしょうね。

豪華出演者も、なじみがあって知っている俳優だと「あの人があんなアホな役を・・・」と笑えたりもするのだと思います。
そういう楽しみも多い作品なのかもしれませんね。

なので、日本人にとっては、ややおもしろさ半減なのかもしれません。
ちょっと歯がゆい気がしますね。

かなり好みが分かれる作品

私個人としては、それなりにおもしろかったです。
結構、笑えて楽しかったですね。
・・・リル・ピートのブラ~ンブラ~ンとか。(笑)
バカすぎてヒドいけど、笑っちゃいました。

ただ、かなり評価が激しく分かれる作品だと思います。
おもしろさを感じられない方は、まったくつまらないかもしれませんね。
猛烈にくだらなく感じるかもしれません。

こういうバカ系は、本当個人の好み次第。
ツボにハマると、おもしろいんでしょうけどねぇ・・・。

ただ、連続ドラマではなく映画なので、時間的にも手ごろ。
気軽な気持ちで楽しむには、いいのではないかと思います。

・・・心広く、おバカな世界を楽しんでみてはどうでしょうか?(笑)