2023年 第80回ゴールデングローブ賞の授賞式が開催!
各賞の受賞結果と、HuluやNetflixなど動画サービスでの配信状況をまとめました。
目次
2023年 第80回ゴールデングローブ賞授賞式 受賞結果発表
日本時間2023年1月11日(水)に、第80回ゴールデングローブ賞の授賞式が開催されました。
New voters, new categories, and a new show in preparation for the 80th Golden Globes: https://t.co/cOPuCv1cLJ pic.twitter.com/h40dpUX7mu
— Golden Globe Awards (@goldenglobes) December 13, 2022
昨年は、賞を運営するハリウッド外国人記者協会(HFPA)の、さまざまな問題が表面化し、AmazonやNetflixといった製作会社をはじめ、制作陣や俳優たちからも賞のボイッコットが続出。
授賞式のテレビ中継も、放送を取りやめる事態となりました。
一応、授賞式は開催されたものの、ほぼほぼ無観客状態で、正直「やる意味ある?」という状況でしたね。
そして今年。
記念すべき第80回目を迎えた、ゴールデングローブ賞の授賞式。
組織体制なども(多少なりとも)見直され、今回は米国NBCでの放送と、動画サービスPeacockでのライブ配信も復活。
とはいえ、問題の改善は、まだまだ完全とは言えない状況のようで、今回も欠席したスターもいたりと、失った信頼を取り戻したかといえば、まだまだこれから、という感じではありましたね。
An Evening of Joy and Devastation – Jerrod Carmichael hosts the #GoldenGlobes LIVE Tuesday, January 10 at 8pm ET/5pm PT on @nbc and @peacock! pic.twitter.com/1NUipDZ76e
— Golden Globe Awards (@goldenglobes) December 22, 2022
司会は、コメディアンで、映像作品の製作総指揮や監督、脚本も手掛けるジェロッド・カーマイケル。
ドラマ作品では、「ラミー 自分探しの旅」の製作総指揮としても知られている、いま注目のクリエイターです。
残念ながら、日本での中継・ライブ配信などはなかったので、式の模様が視聴できなかったのは、ちょっと残念。
果たして、今年の結果は、どうなったのか?
テレビドラマ部門の受賞結果の詳細は、以下の通りです。
なお、ゴールデングローブ賞は、映画部門とテレビドラマ部門とに分かれています。
あくまでテレビドラマ部門だけ、まとめました。
ご注意ください。
作品一覧は、ゴールデングローブ賞の公式サイトから引用させていただきました。
公式サイトは、こちら。
【公式サイト】Golden Globes
【公式サイト】Golden Globes:Winners & Nominees
2023年 第80回ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門 受賞結果一覧リスト
ドラマシリーズ部門
■作品賞
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
■男優賞
ケビン・コスナー「イエローストーン」
■女優賞
ゼンデイヤ「ユーフォリア/EUPHORIA」
ミュージカル/コメディ・シリーズ部門
■作品賞
「アボット エレメンタリー」
■男優賞
ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」
■女優賞
キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」
助演賞
■助演男優賞
タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ「アボット エレメンタリー」
■助演女優賞
ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」
※助演男優賞・助演女優賞は、ドラマシリーズ部門とミュージカル/コメディ・シリーズ部門から選ばれるようです。
テレビ映画・ミニシリーズ部門
■作品賞
「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
■男優賞
エヴァン・ピーターズ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」
■女優賞
アマンダ・サイフリッド「ドロップアウト シリコンバレーを騙した女」
■助演男優賞
ポール・ウォルター・ハウザー「ブラックバード」
■助演女優賞
ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
動画配信サービスで視聴できる受賞作品一覧リスト
受賞作品の中で、今現在、NetflixやU-NEXT、Disney+(ディズニープラス)などの動画配信サービスで視聴できるドラマは、以下の通りです。
(あくまでも、2023年1月現在の情報です。配信が終了している場合もありますので、ご注意ください)
■ Netflix
「オザークへようこそ」
「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」
■ U-NEXT
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
「ユーフォリア/EUPHORIA」
「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
■ Disney+(ディズニープラス)
「アボット エレメンタリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「ドロップアウト シリコンバレーを騙した女」
■ Apple TV+
「ブラックバード」
■ その他
「イエローストーン」は、WOWOWで放送済みです。
この機会に鑑賞してみてはどうでしょうか。
詳細は、各サービスの公式サイトでご確認ください。
【公式サイト】Netflix
【公式サイト】U-NEXT
【公式サイト】Disney+(ディズニープラス)
【公式サイト】Apple TV+
2023年ゴールデングローブ賞 受賞結果の感想
ドラマシリーズ部門では、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が作品賞を受賞。
男優賞は、「イエローストーン」のケビン・コスナー。
「キャシアン・アンドー」のディエゴ・ルナは、受賞ならず。
・・・残念。
女優賞は、ゼンデイヤ。
「ザ・クラウン」イメルダ・スタウントンや、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」エマ・ダーシーを抑えての受賞。
やっぱ強かったですね。
・・・しかし。
今年もやっぱ、「ベター・コール・ソウル」やボブ・オデンカークは無冠で終了。
個人的には、もう・・・ちょっと、どうなのよ?え?・・・と、今年も、しょんぼりでした。
いい加減、あげてよぉ。
ミュージカル・コメディ部門は、「アボット エレメンタリー」が強かったですね。
作品賞、女優賞、助演男優賞と圧倒。
ただ、男優賞は「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイト。
ドナルド・グローヴァー、ビル・ヘイダー、スティーヴ・マーティン、マーティン・ショートといった、すごい顔ぶれを抑えての受賞。
おめでとうございます!
あと、受賞常連の「Hacks(原題)」が、今回は無冠。
ちょっと意外な展開でしたね。
テレビ映画・ミニシリーズ部門では、「ホワイト・ロータス」が、作品賞と助演女優賞を受賞。
ただ、「圧勝」とはいかず、男優賞は「ダーマー」エヴァン・ピーターズ、女優賞は「ドロップアウト」アマンダ・サイフリッドという、やや意外な感じ。
男優賞は、「パム&トミー」セバスチャン・スタンや、「ブラックバード」タロン・エジャトンなどなど、なかなかの激戦だったと思います。
女優賞も、「令嬢アンナの真実」ジュリア・ガーナー、「パム&トミー」リリー・ジェームズ、「ガスリット」ジュリア・ロバーツを抑えての受賞。
う~ん・・・個人的には、ジュリア・ロバーツが素晴らしかったんだけどなあ・・・。
全体的には、受賞常連作が今年も圧勝・・・というよりは、いい感じでバラけた感じ。(笑)
ゼンデイヤやジェレミー・アレン・ホワイト、アマンダ・サイフリッドといった、今後の活躍が期待のニューフェイスが目立っていたように思います。
作品的にも、「キング・オブ・メディア」をはじめ、「ハンドメイズ・テイル」「ストレンジャー・シングス」「テッド・ラッソ」などの常連作はありませんでしたが、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」「アボット エレメンタリー」「一流シェフのファミリーレストラン」など、今後の海外ドラマをリードしていくような新顔が登場し、わりと新鮮味があったように思います。
ゴールデングローブ賞自体の、信頼や名誉の回復は、まだまだ遠い印象ですが。
受賞作品自体は、これからまた新しい時代になっていくのかなという予感。
今後が楽しみではありますね。
・・・とはいえ。
でもさあ・・・「ベター・コール・ソウル」には、あげてよぉ、という思いは変わらないけどね。(もはや怨念)
まとめ
今年のゴールデングローブ賞の結果、みなさんは、どうだったでしょうか?
来年に向け、また新たな作品で盛り上がっていくといいなと思います。
そして。
ゴールデングローブ賞の存在自体が、みんなが納得できるような、大きく変わった新しい体制になっていくといいですね。
その他、新しい情報があれば、随時、Twitter(@zacknet7)などで、ツイートしていこうと思います。
今年、どんな面白いドラマに出会えるのか、今後が楽しみです。