ドラマ「The OA」シーズン1・感想と評価【Netflixオリジナル】

「The OA」シーズン1

Netflix(ネットフリックス)オリジナルドラマ「The OA」シーズン1を観ました!
個人的な感想と評価です。

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ドラマ「The OA」とは?

人との絆や、生と死の境界を描く、現実を超越した衝撃作。

7年もの間、失踪していた女性プレーリーが、ある日突然、姿を現します。
一体、空白の期間に何があったのか?
想像を超えるストーリー展開に、目が離せないドラマです。

映画「ザ・イースト」のザル・バトマングリとブリット・マーリングが、再びタッグを組んでクリエイターを務めています。
ブリット・マーリングは、俳優として主人公プレーリー・ジョンソンを演じていますが、プロデューサーや脚本家としても活躍。
今作でも、監督のザル・バトマングリと共に、不思議な世界観のドラマを作り上げています。

また、制作は「プランBエンターテインメント」。
あのブラット・ピットの映画製作会社で、「トロイ」「チャーリーとチョコレート工場」「ワールド・ウォーZ」なども手掛けています。
ブラット・ピットは、今作でも製作総指揮に名を連ねています。

ザル・バトマングリとブリット・マーリングの二人は、もともとインディーズ系の映画クリエイターで、新進気鋭の注目株。
映画「ザ・イースト」の時には、リドリー・スコットとトニー・スコットが制作を務め、今回はNetflixとブラット・ピットと組むなど、今後のさらなる活躍に注目ですね。

・・・ブリット・マーリングは、女優としてもクリエイターとしても、これからブレイクするのではないでしょうか。

出演は、「ウォーキング・デッド」ハーシェル役のスコット・ウィルソン、「ナイトクローラー」や「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」ボーディー役リズ・アーメッド、「ハリー・ポッター」シリーズのルシウス・マルフォイ役ジェイソン・アイザックスなど、実力派が顔を揃えています。

個人的には、プレーリーの義母ナンシー役のアリス・クリーグがよかったですね。
数多くの映画・ドラマに出演し、「スタートレック ファーストコンタクト」のボーグ・クイーンも演じる(笑)ベテラン女優。
今回の義母役は、本当に素晴らしかったです!
もう・・・グッときちゃって、泣ける・・・。
注目です!

ドラマ「The OA」はNetflixオリジナル作品で、現在シーズン1まで制作されています。
シーズン2があるかは、現状では不明です。

シーズン1は、2016年製作。
各話30~60分程度の全8話です。

現在、Netflixで配信されています。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

Netflix公式サイトはこちら。

【公式サイト】Netflix

※このドラマは、予備知識なしに、何も知らないで見るべきだと思います。
以下、極力ネタバレなしで書いたつもりですが、やっぱり一部危険なので(笑)くれぐれもご注意ください。

「The OA」あらすじ

7年間も行方不明になっていた女性プレーリー・ジョンソンが、意外な形で発見され、以前とは違う状態で、養父母の元へ戻ってきます。
失踪中に何があったのか?
以前とは違う「奇跡」の理由は?
世間の好奇の目にさらされ、さらにプレーリーをめぐる騒動も起こり、家族は戸惑いと心配ばかりが募っていきます。
やがて、ある出来事がきっかけで、5人の仲間と知り合ったプレーリーは、少しずつ、自身の過去を語り始めます。
それは、想像を絶する、信じられない内容でした・・・。

・・・というストーリーです。

予告動画はこちら。
The OA 予告編

謎と驚きと未知の感覚!深いテーマ性を味わうドラマ

・・・とはいえ、ネタバレなしに感想を書くのは、非常に難しい内容ですね、これ。(笑)

ストーリーの概略や予告動画だけを見ると、ミステリーやサスペンスやスリラーのような、エンターテイメント性の高い内容に感じるかもしれませんが。
あくまでも、ドラマ性重視。
人間同士のつながりや絆、生と死、別な未知の次元などが、独特の世界観で、じっくりと描かれています。

全8話というよりは、大長編映画を8章で構成した感じですね。
タイトルひとつにしても、タイミング的に異質に感じますが、全体から見れば実は適切だったりして。
・・・作り手側に「そういうことだから、理解してね」と言われている気がする。(笑)

ストーリー自体は、すごくおもしろかったです。
とにかく、色々な意味で、謎と驚き!(笑)
まったく予想もできない内容で、先が気になる目が離せない展開。

ハラハラドキドキもするし、不可解な謎や、意外な展開に見入っちゃうし。
何より、突然の急展開に驚愕!
色々な意味で「急に何!?」という、まさかまさかの驚き!(笑)

それが独特の世界観や演出で描かれていて、クセになるおもしろさですね。

ドラマとしても、テーマ性が深くて、見ごたえがあると思います。
ちょっと驚きの展開もありますが(笑)描いているのは、人間の深い部分で。
それがまた、興味深くて、おもしろい。

同じ境遇の仲間たちとのことや、家族や夫婦、友情や愛情といった、人間のつながりや絆だったり。
生と死の解けない謎や、死後の未知の世界、科学や思想、などなど。
深くて壮大なテーマが、登場人物たちを通して描かれていましたね。

それがまた、何ともいえない不思議な感じで、おもしろかったです。

・・・ただ。
描く部分のバランスは、やや偏っていたかも。
過去の話のインパクトが強烈で、プレーリーの養父母のエピソードは、かなり濃く描かれていたと思うのですが。
その分、スティーブをはじめとした、現在の5人の仲間たちの物語は、やや薄味だったかなあ。
教師のベティことBBAとか、すごくよかっただけに、もう少し深く知りたかったかです。

あと、スティーブはもちろんのこと、プレーリーに感情移入できるかも、大きなポイントだと思います。
・・・スティーブは、暴力的な部分で、共感が難しいかも。
また、プレーリーの養父母に対する気持ちを知ってしまうと、ちょっと・・・と感じてしまうかもしれませんね。

あくまで、個人的な感想ですけど。
そんな「共感できない」という部分も、実は作り手側の「狙い」なのかなと。

誰にも理解されない孤独感や、「深い絆」というキレイごとだけでなく、愛情が一方的で届かいてなかったり、自分の気持ち優先で人の気持ちを汲み取れなかったり。
そういう微妙な部分も、繊細に描いている気がしますね。

・・・って、深読みしすぎ?(笑)

人と人とのつながりや絆

個人的には、人とのつながりや絆を描いたエピソードが、すごくよかったです。
確かに、生と死のテーマもよかったですが、愛情や仲間意識や一体感などのドラマが、おもしろかったですね。
・・・意外と、過去より現在の物語のほうが、個人的にはハマったかも。

義母ナンシーの娘を思う気持ちとか、も~泣けたっ!
夫との絆、家族の絆も、さりげなく短いシーンだけど、丁寧に描かれていたと思います。

5人の仲間たちも、よかったです。
それぞれ孤独や問題を抱えながら、プレーリーの話で徐々に変化していって、いつの間にか一体感で繋がっていく感じ。
だからこその最終話なんだと思います。
色々と驚くけど(笑)なんかグッときちゃいましたね。

・・・いつの間にか、深く感情移入してたんでしょうね。きっと。
自分自身も、5人と一緒にプレーリーの話を聞いた感覚があるのかも。
・・・ドア、開けておかないといけなかった?(笑)

全体的には、すごくおもしろかったです!
謎や驚きや深いテーマ性があって、ドラマも見ごたえありましたね。
よかったです!

※これより以下は、オチのネタバレについて書いてあります。
未見の方は、ご注意ください。

見ごたえのあるドラマだと思います!

以下、ネタバレになっちゃいますが。

現状では、まだシーズン2があるかどうか、わかりません。

あくまで私個人の感想なんですけど。
この物語は、これで完結しているような気がします。

結局は、すべてプレーリーの言った通りで、「動作」で、あっちに行けて会えた。
それはスティーブも悟っていて、最後の絶叫になったんじゃないかな、と。

結局、色々と謎は残っちゃいましたが。
それも、作り手側があえてそうしていて「みんなで色々と話したり、考えたり感じたりしてね」という、意図的なようにも思えます。

未知の世界のように。
「あれは何だったの?」で終わるほうが、余韻が深くていいような気がしますね。

・・・とか言って。
もしシーズン2があったら、絶対に見ちゃいますけどね。(笑)

それだけ、これまでにない不思議な見ごたえのある、味わい深いドラマだったと思います。

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