ドラマ「シリコンバレー」シーズン1を全話見ました・感想と評価【海外ドラマレビュー】

ドラマ「シリコンバレー」シーズン1

海外ドラマ「シリコンバレー」シーズン1を全話鑑賞しました!
個人的な感想と評価です。

【追記:2016.11.12】
シーズン3が、Huluで全話配信されました。
全話見終えた個人的な感想はこちら。
「シリコンバレー」シーズン3・感想と評価

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ドラマ「シリコンバレー」とは?

IT業界の聖地シリコンバレーを舞台に、ちょっとおかしなITオタたちの起業(スタートアップ)を描いたコメディ。

ネットサービスやプログラムといったIT関係で成功を夢見る、いわゆる「IT起業」「スタートアップ」が題材です。
変わり者で個性的なメンバーたちが、会社設立をめぐり大騒動を繰り広げます。

IT関連の起業では、時に「スタートアップ」という言葉が使われます。
普通の「会社起業」とは少し違い、「自分たちの作った新しい技術やサービスで大儲けしてやろう!」という部分と、「新しい技術の権利や、会社そのものを売却して儲ける」という意味合いもあります。

会社の経営者になりたくて、経済を学びMBAを取得し、大企業へと成長させる・・・ということではなくて。
自分たちの技術力でプログラムやサービスを開発し、起業して儲ける、またはそれを売却して儲けるのが目的。
なので、起業家は自身が有能なプログラマーといった「技術職」が多く、経営とか帳簿とか数字はよくわからなかったりして。
そういった「ならでは」の部分も、このドラマに登場します。

ちなみに。
Googleは、2006年に推定16億5000万ドルでYouTubeを買収。
Facebookは、2012年に今をときめくInstagram(インスタグラム)を推定10億ドルで買収。
当時、Instagramは社員わずか13名で、売上もほぼゼロだったそうですよ!

Instagramは、売却して巨万の富を得たのが「正解」だったのか?
それとも買収を断り、「Instagram社」として自分たちでサービスを続けたほうが「正解」だったのか?

・・・あなたなら、どうします?

また、IT関係のドラマなので、やっぱりどうしても専門用語が少し出てきます。

「ソース」「コード」は、プログラミング。(で命令が書かれた文字列のこと)
パソコン画面に、訳がわからない英語がズラ~~と書かれていたりするアレです。(笑)
「ソースが書けない」というのは「プログラムができない」ということですね。

ちなみに。
iPhoneやMacでおなじみApple社は、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックらが(確か)自宅ガレージで起業。
売り込みに行ったり交渉したりプレゼンしたりは、ジョブズ。
プログラムなどの技術面は、ウォズニアック。

そういった業界ネタも、少し出てきます。
・・・なので、このドラマにウォズニアックというキャラが登場するわけではありません。(笑)

もちろん、専門的なことがわからなくても、このドラマは十分楽しめます。
かなり笑えると思います。
ただ、ちょっと知っていると、さらに楽しめると思います。

本国アメリカでは、かなり人気のドラマで、エミー賞を受賞するなど評価も高いようです。

どの登場人物も、個性的でクセが強いですが(笑)、中でも注目はアーリック役のT・J・ミラー。
2016年公開の映画「デッドプール」にも主人公の友人役で出演し、すでに予告編段階で異彩を放っています。

予告動画はこちら。
映画『デッドプール』予告編

ドラマ「シリコンバレー」は現在シーズン3まで制作され、シーズン4も決まっているようです。
シーズン1は、2014年制作。
各話30分程度の全8話です。
短くて気軽に楽しめるボリュームだと思います。

現在、Hulu(フールー)で配信中です。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

詳細は、Hulu(フールー)公式サイトでご確認ください。

【公式サイト】 Hulu

ドラマ「シリコンバレー」あらすじ

冴えないプログラマーのリチャードは、大手企業「Hooli(フーリー)」で働く傍ら、アーリックや仲間数人と共同生活をし、自身オリジナルの音楽検索サービス「パイド・パイパー」を開発していました。
どうにか「パイド・パイパー」で自分を売り込みたいと、リチャードは投資家グレゴリーや、フーリーの経営者ギャビンへアピールするのですが。
なんと評価されたのはサービスではなく、その中で使われている独自のファイル圧縮技術。
脅威の圧縮率を誇るそのプログラムの権利をめぐり、グレゴリーとギャビンは、途方もない好条件をリチャードに提示するのですが・・・。
果たして、リチャードの決断はいかに?

・・・というようなストーリーです。

予告動画はこちら。
Silicon Valley Season1:Trailer

ちょっと分かりづらいかもしれませんが。
もし仮に、映画やドラマの動画ファイルが、ロスレス(映像のキレイさはそのままに)今の1000分の1の容量に小さく圧縮できたとしたら。
録画HDDの空き容量を気にしなくてもよくなるし(笑)、スマホにドラマ1000話保存できて持って歩けるかも。
4Kどころか40K高画質とか出来ちゃうかも!(笑)

圧縮して小さくできる、ということは、世の中がさらに便利になって、ビジネス・チャンスが広がる、画期的な技術だと言えます。

滑稽で下品でナンセンス!爆笑だけど、ちょっぴり胸に響く!シナリオが秀逸な傑作ドラマ!

とにかく、IT関連や起業に関する「あるあるネタ」が満載!
しかも、大げさにデフォルメされているとはいえ、あまりにリアルでツボな「あるある」すぎて。
IT系の方々は、とにかく大爆笑だと思います。

詳しくない方でも、そのIT系のちょっとおかしな人種っぷりが、かなり滑稽で笑えるのではないかと思います。
・・・逆に、あまり知らないほうが、もっと笑えちゃうのかも。

専門的なことはスゴいけど、それ以外のことはまるでダメ。
集団行動が苦手で、我が強く、ちょっと浮世離れした変人。
興味がないことには、まったく盛り上がらないし。
女性に対しては特にコミュ障だし。(笑)
そのくせ、中学生レベルの下ネタ好き。

第一話の冒頭が、すべてを物語っていると思います。
あの盛り上がりのなさ、パーティーなのに男女別々で、人だかりができるのはTVゲームの前だという。
ある、ある、ある、ある・・・。(笑)

(IT系の方、ごめんなさい・・・)

起業するにも、事業計画書や定款って何ですか?みたいな。
もちろん誇張してますが、さもありそうな部分がすごく笑えて、おもしろかったです!

他にも、IT系に絡めた笑いのネタが盛りだくさん!
もう書いたらキリがないですが、やっぱ最高だったのが、Javaコードのアレ!
・・・くだらね~~~~っ!(笑)

回を重ねるごとに笑いがパワーアップしていって、終盤はもう釘づけでしたね!
猛烈に、おもしろかったです!

それでいて、ストーリーも意外としっかりしていたと思います。
ただ、くだらないだけではなく、未来に向かう希望や、起業の苦労、現実の壁、人員やお金のこと、スタートアップの光と影も描かれていて、見ごたえあったと思います。

・・・ついでに、工程管理グチャグチャだったり、納期がヤバかったり、データが壊れたり、敗北確定前夜のプレゼン打ち合わせなどなど(笑)、あるあるすぎて生々しい現実も描かれています。(経験者は笑えない・・・)

第1話のラストは、どこかちょっとグッときてワクワクしちゃうし。
最終話は、ベタベタで都合良すぎなの分かっていても、どこかちょっと胸が熱くなるし。

それが押しつけがましくなく、本当にさらりと自然に描いているのが、ものすごくうまい!
セリフで熱く語るのではなく、エピソードやビジュアル的に描いているのも、すごい!

シナリオは、本当に素晴らしかったですね。
第1話には、このドラマの全部が詰まっていますが、尺は29分!
キャラ紹介とIT系のノリを説明するあの冒頭のパーティーのシーンは、たった3分!
・・・それこそ、脅威の圧縮率!(笑)

くだらないネタばかりが目立って、一見ムダが多いように思えますが。
極力エピソードやビジュアルで説明したり、場面数を増やしてテンポを上げたり、笑いとシリアスのバランスも絶妙!
テンポも構成も、かなり練り込まれていると思います。
・・・そうでなければ、こんなに続きが気になることもないし、心に響かないですよね。
素晴らしいシナリオだったと思います。

滑稽で下品でくだらないけど、なぜかちょっと心に響いて。
最終話など、下劣すぎて「こりゃ、ひどい!」と言いたくなりますが(笑)、でもなぜか最後はちょっぴり胸アツになっちゃう。

かなりマニアックな題材ですが、ハマらずにはいられない傑作ドラマだと思います。

変わり者だけど愛さずにはいられないキャラクターたち

ストーリーがおもしろくて笑えたのも、やっぱり登場人物たちが魅力的だったからですよね。
みんなアクが強すぎて、序盤はただの変人の集団(笑)に見えて、大丈夫かな?と思っちゃうのですが。
いつの間にか、愛せちゃってるんですよね、これが。不思議なことに。
出演者の演技が素晴らしかったというのも大きいと思います。

エピソードも、よかったと思います。
リチャードのメンタルの弱さとか。(笑)
それでいて、やりたいことは妥協しないし譲らない頑固さとか。
滑稽で笑える上に、何とも彼らしさが出ていて、ついつい感情移入しちゃいますね。
シナリオが、うまいっ!

中でも、アーリックの暴れっぷりは、すごかった!(笑)
彼のハチャメチャぶりが、やっぱり一番おもしろかったです。

個人的には、ジャレッドが一番お気に入り!
あの一生懸命さとマジメさ、そして空回り感がステキ!
でも、扱いがヒドすぎですよね!(笑)

みなさん忘れていると思うのですが。
まだフーリー勤務だったジャレッドがギャビンに進言したから、こうなったわけで。(第1話)
ジャレッドがいなかったら「パイド・パイパー」はなかったですよ。
・・・とはいえ、ジャレッドが進言したばかりに「ニュークリアス」が出来てしまった気も。(笑)
とにかく!
もっとみんな、ジャレッドを大事にしてあげてほしい。
仲間に入れてあげてっ!(笑)

・・・あと、ビックヘッドが気になりますね。
ちょっと存在感が薄くなっちゃいましたが。
今後の活躍に期待!

絶対に見るべきドラマだと思います!

私個人としては、猛烈におもしろかったです!
これは絶対に見るべきドラマだと思います!

IT系が題材なので、ちょっとマニアックで難しい印象があるかもしれませんが。
知らなくても十分楽しめると思います。
かなり下劣な下ネタもあったりしますが(笑)、笑えておもしろいです!
おすすめです!

シーズン1の最終話は、ある意味、ドラマ史に残る下品さでしたが。(笑)
続きが猛烈に気になりますよね。

シーズン2の予告動画はこちら。
Silicon Valley Season2:Trailer

・・・ギャビン率いるフーリーも黙ってない!という感じですね!

個人的には、猛烈にハマった「シリコンバレー」。
シーズン2も楽しみです!

次のシーズン2を見た個人的な感想はこちら。
「シリコンバレー」シーズン2・感想と評価

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