「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2・感想と評価【海外ドラマレビュー】

「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2

Amazonオリジナルドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2観ました!
個人的な感想と評価です。

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「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2とは?

現代のニューヨークを舞台に、オーケストラの裏側や人間模様を描いたコメディドラマの第2弾。

作品の概要や、シーズン1の感想はこちら。

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ストーリーはもちろん、ドラマ性や演技など作品のクオリティも高く、第73回ゴールデングローブ賞ミュージカル/コメディ・シリーズ部門では、作品賞・男優賞の2冠を達成!
おもしろさが口コミで広がり、一気に知名度が上がった人気のドラマです。

それもあってか。
シーズン1では、作品のジャケット素材というか、ビジュアル素材みたいなものが、内容にそぐわない「ファンタジック」なものでしたが。
今回からは、ちゃんと内容が想像できる洗練されたイメージに。
よかった!よかった!(笑)

シーズン2でも、指揮者ロドリゴ役のガエル・ガルシア・ベルナルをはじめ、「ハイライ」ヘイリー役 ローラ・カークなど、主要キャストは再び登場。
おなじみの登場人物たちが、また愉快な騒動を巻き起こします。

「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」は、Amazonオリジナルドラマで、現在シーズン2まで配信されています。
すでに、シーズン3の制作も決まっているようです。

シーズン2は2015年制作で、各話25~30分程度の全10話。
基本的に、シーズン1を見ていることが前提の内容だと思います。
・・・第8話なんか23分と、相変わらずのスピード感と凝縮ぶり。(笑)
今回も、あっという間に全話視聴しているという感じだと思います。

現在、Amazonプライム・ビデオで配信中です。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

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「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2 あらすじ

若き天才指揮者ロドリゴが就任し、進歩をとげたニューヨーク交響楽団でしたが、その後は停滞が続いていました。
資金難から、グロリアたち理事会と楽団員たちの労使交渉が難航し、ストライキの危機が。
ロドリゴも自分に自信を失いかけ、楽団員たちの管理や、指揮者としての距離感に悩んでいました。
演奏に集中できない状況の中、それぞれが生活や恋愛の悩み、出会いや別れ、キャリアへの模索を続け、次第に楽団のまとまりがなくなっていくのですが・・・。

・・・というようなストーリーです。

予告動画はこちら。
「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2

・・・いや・・・動画のような、さわやかな内容じゃないですけどね。今回。(笑)

笑いとゴシップ色が強くなったシーズン2

前作に比べると、シーズン2ではコメディとしての笑いの要素と、楽団の裏側や現実を描いたゴシップ色が強くなったと思います。

結構、笑えるシーンは多くて。
音楽をやる人は、指をケガするので絶対に球技はやらない・・・と聞いたことがありますが。
ニューヨーク交響楽団のみなさんは、おかまいなしなんですね、これが。(笑)
・・・案の定・・・。(笑)

ネタバレになっちゃうので、詳しいことは割愛しますが。
演奏の集中力のなさだったり、酔ってバカ騒ぎしたり。
ちょっとナンセンスだけど、随所で思わず笑っちゃうシーンが増えて、おもしろかったです!

演奏シーンは前回よりは増えたと思います・・・が、より短くなってしまって。
やっぱり、もっと長くじっくり見せてほしかったなあ。

とにかく、今回はゴシップ色が強めでしたね。
労使交渉でのドロドロ感や、お金のことや生活のこと、地位を守るための姑息なやり口や、奔放すぎる恋愛事情(笑)などなど。
そういったエピソードが、前作よりも多かったように思います。

前作は、天真爛漫なロドリゴのもと、みんながまとまっていく一体感や、音楽のキャリアや恋愛に対して、もう少しピュアさがあって。
わりと心地いい、観ていてハッピーになれる要素が多かったと思うのですが。
シーズン2では、ゴシップ的な裏事情や、現実的な生活の悩みなど、決して明るくはない内容が多かったと思います。

もしかすると、前作からの期待を少し裏切るような、物足りなさを感じるかもしれませんね。

また、前作は初演に向けてまとまっていく、ドラマの構成としての「流れ」があって、クライマックスに向けて盛り上がっていきましたが。
今回は各話が日常の切り取りのように、独立している感が強いかもしれません。
確かに最終話に向けての流れはありますが、それは「労使交渉」だったりするので、ドラマ性の起伏が弱いように感じるかも。
こう・・・ラストに向けて、盛り上がっていく感じは弱いかもしれません。

そういう意味では、最後まで見終えた達成感や満足感は、前作に及ばないかもしれませんね。

ドラマ性は高かったけど…問題は「ハイライ」ヘイリー!

とはいえ。
決して明るく楽しいことだけではない、暗くて現実的な内容も、個人的にはおもしろかったです。
ドラマ性が高まって、結構見ごたえあったと思います。

第3話のおじいちゃんのエピソードとか。
第4話のグロリアとか。
第5話の予想外のオチも、よかったです。

ただ、いかんせん尺が短いので、キャラの掘り下げが弱いのが残念。
第5話のエキサイティングでおもしろなエピソードもいいですが、そのオチのあとのウォーレンの「掘り下げ」に時間かけてほしかったなあ。

今回は、全体的にややキャラが弱めだったかもしれませんね。
個々の出番も、短くて残念。

あ、そうそう。
私の大好きだった、謎の天才ピアニスト・ウィンズロー再登場はすごくうれしかったですね!
・・・ただなあ・・・もっと不思議な言動を期待してただけに・・・・残念。

また、シーズン2の評価を左右するのは、「ハイライ」ヘイリーに感情移入できるかどうかが大きなポイントだと思います。
前作は、ピュアでひたむきなヘイリーに共感しやすく、ロドリゴとの関係にも期待感があったと思うのですが。
今回は、悩みはするもののゴシップ色に染まってしまい(笑)、奔放な行動に走ってしまうので。

・・・トゲの多い、将来的にはシンシアやベティみたいになっちゃうのかね、これ。(笑)

それが理解できて許せるかが、大きいと思います。
許せないと・・・かなり期待外れに終わるかもしれませんね。

それによって、最終話のラストの印象が大きく変わるのではないでしょうか。
ロドリゴの笑顔の意味も、また変わってくると思います。

評価が分かれるシーズン2

私個人としては、シーズン2もおもしろかったです。
ただ、前作のような心地よさや満足感までには至らず。

かなり評価が分かれる内容だと思います。
シーズン1が、あまりに傑作で高評価だっただけに、ちょっとハードルがあがっちゃったのも要因のひとつかも。
もしかすると、期待とは違った印象になる方も多いかもしれませんね。

結局、シーズン2の終わり方は、ちょっと中途半端だったように思います。
色々と、決着つかないことが多かったですね。

ロドリゴとヘイリーの関係も含め、シーズン3での進展を楽しみに待ちたいと思います。

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