「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」シーズン1・感想と評価【海外ドラマレビュー】

「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」シーズン1

海外ドラマ「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」(キルジョイズ)シーズン1を観ました。
個人的な感想と評価です。


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「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」とは?

宇宙を舞台に、指名手配犯を追う賞金稼ぎ「キルジョイ」の活躍を描いたSFアクションドラマ。
「カンパニー」が支配するクワド惑星系を中心に、「キルジョイ」3人組が犯罪組織や凶悪犯と戦いを繰り広げます。

カナダで制作されたSFドラマで、「ロスト・ガール」のクリエイターと「オーファン・ブラック」の制作陣が手がけた作品だそうです。
・・・確かに、ちょっと独特のテイストがありますね。

日本で馴染みのあるキャストというのは、出演していませんが。
主人公のダッシュをはじめ、個性的な登場人物は魅力的。
新鮮味もあって、楽しめるのではないかと思います。

「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」は、現在シーズン5まで制作されています。
シーズン1は、2015年制作。
各話約45分程度で全10話です。

現在、Huluでシーズン3まで配信中されています。
(紹介している作品は、2020年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください。)

Hulu公式サイトはこちら。

【公式サイト】Hulu


参考記事 Huluとは?料金やサービス内容や使い方など基本を解説

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「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」あらすじ

遥か銀河の彼方。
クアド惑星系は、惑星クレシュと3つの月から構成され、人々は「カンパニー」と呼ばれる巨大組織の絶対的権力により統治されていました。
そんな惑星間で暗躍する犯罪組織や凶悪犯を、令状に基づいて捕獲するのが「RAC(ラック)」と呼ばれる収容エージェントの組織。
収容エージェントは通称「キルジョイ」と呼ばれ、賞金目的で令状が発行されたターゲットを捕まえていきます。
中でも、ダッチ、ジョン、ダヴィンのチームはトップレベル。
さまざまな事件が三人を襲いますが、ズバ抜けた能力とチームワークで乗り越えていきます。
強さと魅力を兼ね備えたダッチたちですが、しかし、それぞれには人には言えない過去の秘密が・・・。
やがて、その秘密をめぐり、事態は思わぬ方向へと進むことになるのでした。
・・・というようなストーリーです。

独特の映像演出と世界観が光る!新鮮味のあるSFドラマ

宇宙を舞台にしたSFドラマですが、どちらかというとアクションやドラマ性を楽しむ内容だと思います。
CGバリバリで、宇宙船同士の激しいバトル!大爆発!・・・というよりは、地表でのエピソードが中心ですね。
なので、ハリウッド的なスペースSFドラマを期待すると、ちょっと物足りないかもしれません。

ただ、独特の世界観や映像演出は、クセがあって独自性があり、魅力的でしたね。
荒廃した町の感じだとか、登場するアクの強いキャラクターも、すごくよかったです。

全編に渡り、不思議な色彩と、逆光やハレーション・フレア効果を多用した光と闇のコントラストが、とってもSFチックで効果的。
これまでにない新鮮味のある世界観を作り上げていると思います。
・・・そんなにCGがスゴいわけでも、たくさん使われているわけでもないので、もう少し「ショボさ」があっても不思議ではないんですけど。
映像演出がうまくて、独自の世界観に入り込みやすく、わりとリアリティを感じてしまったりして。
作りが、うまいですね。
音楽の使い方も、すごくよかったです。

ストーリーは、基本的には毎回事件を追う1話完結型。
それにダッチやダヴィンが抱える秘密が、全編を通して描かれていく感じです。

あくまで事件がメインだったりするので、やや人物の描き方が薄い感じは、正直あると思います。
とくに前半は、ダッチ個人のエピソードが中心で、ジョンとの関係やチームワークの魅力が、あまり伝わってこないのと。
色々な説明が、ビジュアル的ではなくセリフで語られるだけなので、入り込みずらさはあると思います。

ただ、中盤以降は登場人物も大幅に増えて、ストーリーも多彩に。
とくに、それぞれが抱える秘密や、ダッチ、ジョン、ダヴィンの三人の関係がよかったです。
終盤は、かなり盛り上がりましたね。
見ごたえがあって、おもしろかったです。

毎回起きる事件も、ストーリーが工夫され、飽きずに楽しめると思います。
アクションも、銃撃戦などより格闘が中心で、結構キレてましたね。
それもまたカッコよくて、よかったです!

確かに、トンデモ展開だとか、意外性がある先が読めない展開にビックリ!というほどでもないですし。
ズバ抜けてCGがすごいとか、アクションが強烈とか、何かに突出しているわけでもないですが。
そのぶん、誰もが気軽に安心して、楽しめる内容だと思います。
全体的にバランスのとれたドラマだと思います。

ただ、それが逆に物足りなさを感じるかもしれませんね。

キルジョイたちの魅力

このドラマの最大の魅力やおもしろさは、やっぱりダッチ、ジョン、ダヴィンの三人のキルジョイだと思います。

最初から強烈なインパクトがあって、魅力爆発!というよりは。
回を追うごとに、ジワジワと共感していく感じだと思います。
事件やエピソードを重ねて、そのキャラクター独特の魅力が伝わってくるような。
噛めば噛むほど、味わい深い的な。(笑)

三人とも、カッコいいですよね。
とくにダッチ!
アクションもすごいし、ドレスを着てもエレガント。
すごく、よかったです!

とくに中盤以降、三人が微妙な関係になってからは、かなりおもしろかったですね。
色々な謎や事件も気になりましたが、やっぱり三人がどうなっちゃうの?というほうが、魅力がありました。
楽しかったです!

気軽に楽しめるドラマだと思います

個人的には、そこそこおもしろかったです。
確かに、大絶賛!というわけではないですが。
気軽に楽しめる内容だと思います。

最終話は、かなり盛り上がりましたね!
スケールも大きくて、ハラハラドキドキ!
ラストも気になる終わり方でした。
・・・ダヴィンは?
ど~なっちゃうの?
シーズン2も期待したいと思います!