ドラマ「HUNTERS/ハンターズ」全話見ました・感想と評価【海外ドラマレビュー】

ドラマ「HUNTERS/ハンターズ」

海外ドラマ「HUNTERS/ハンターズ」を全話観ました。
個人的な感想と評価です。

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ドラマ「HUNTERS/ハンターズ」とは?

現代の地球を舞台に、凶悪な地球外生命体との戦いを描いたSFスリラー。
政府の極秘機関ETUの捜査官たちと、謎の生命体が組織するテロ集団との間で、激しい攻防が繰り広げられます。

原作は、ホイットリー・ストリーバーのベストセラー小説「エイリアン・ハンター」。
映画「エイリアン」「ターミネーター」シリーズや「ウォーキング・デッド」の製作総指揮ゲイル・アン・ハードと、ドラマ「12モンキーズ」HEROES/ヒーローズ」の製作総指揮ナタリー・チャイデスがプロデューサーを務めています。
まさに、ヒットメーカー二人による強力タッグ!

出演者は、日本ではあまり馴染みのない俳優さんがほとんどですが。
ストーリーのカギを握るETU捜査官リーガンを演じるブリトニー・オールドフォードは、最近では「THE FLASH/フラッシュシーズン1」の瞬間移動能力を持つメタヒューマン・ピーカブー役で出演していましたね。(第12話)
よかったら、チェックしてみてください。

内容的には、結構グロい描写が多いです。
苦手な方は、ちょっと注意したほうがいいかもしれませんね。

ドラマ「HUNTERS/ハンターズ」は、2016年制作。
各話43分程度の全13話です。

現状では、シーズン1で打ち切り、続編はありません。
これでファイナル・シーズンとして完結し、シーズン2はありません。

現在、Hulu(フールー)で配信されています。
(記事出筆時点での情報のため、すでに配信が終了している場合もあります。ご注意ください)

詳細は、Hulu(フールー)公式サイトでご確認ください。

【公式サイト】 Hulu

※以下、ややネタバレしていますので、ご注意ください。

「HUNTERS/ハンターズ」あらすじ

戦地アフガンからの帰還兵で、今はFBI捜査官となったフリン・キャロル。
戦場で恐ろしい体験をしたフリンはPTSDで苦しみながらも、妻のアビーや、亡くなった戦友の娘エムと、今は平穏に暮らしていました。
そんなある日、アビーが何者かに誘拐される事件が発生。
フリンは必死で、アビーの行方を探すのですが・・・。
やがて、「ハンターズ」と呼ばれる謎の生命体が組織するテロ集団が事件に関わっていると知ったフリンは、政府の極秘機関ETUの捜査官となり捜査を始めます。
果たして、アビーの行方は?
「ハンターズ」の正体と目的とは?

・・・というようなストーリーです。

予告動画はこちら。
「HUNTERS/ハンターズ」予告編

スリラー要素とグロさが強いハードなSFスリラー…だったはずが

今回は、やや辛口の感想です。
本当に、ごめんなさい。

内容的には、「サスペンス」というよりは「スリラー」の要素が強いと思います。
ハデなアクションより、得体が知れない不気味さや恐怖にハラハラドキドキする展開がメインですね。

謎の生命体「ハンターズ」も、描写が結構グロくて。
内臓が、グチャとかベチャとか。
よくわからない体液デロ~ンとか。(笑)

映像的にも、照明の色合いや陰影で、独特の世界観を作り上げていて、すごく効果的でしたね。
それこそ、「エイリアン」や「プレデター」を彷彿とさせる演出で、クリエイターの持ち味が出ていたと思います。

ストーリー的には、(結果として)そこそこおもしろかったです。
・・・ただ。
結構、内容はグチャグチャ。(笑)

初回の第1話は、SFスリラー色全開でハラハラドキドキ!
テンポもよく、不気味さやエグさも際立って、先を期待させる内容だったと思います。

・・・ただ残念ながら、以降、徐々にトーンダウン。

「ハンターズ」の特徴として、「音」「音波」がキーワードになるのですが。
いくらスリラー要素メインとはいえ、「音波銃」「音波爆弾」みたいな武器が、あまりに地味でショボい。(笑)
ビジュアル効果もイマイチで・・・なんか・・・空気銃的な感じが。

地球が危機だというわりに、ETU職員も少人数で、しかも基地内は人影もなくガラ~ン。
静まり返って、環境音もなく。

さらに、マッカーシーをはじめとした「ハンターズ」が、謎の生命体のわりには、あまりにショボかった。(笑)

確かに、グロくて不気味なシーンはありますが、基本、人間と変わらないままで、SF感は薄くて。
いかにもエイリアンな「フィーラー」2体が出てくるのも少しだけで、さした活躍もなく。
前半は、謎の生命体らしきグロい正体が見えるわけでもなく、仲間もドバドバ出てくるわけでもないし。

人間ではないけど、麻薬密売とか殺人とか、やってることは人間っぽくて、犯罪規模もショボい。(笑)
敵としてのスケール感も、脅威もゼロ。
何をしたいんだか、よくわからない。

そんなセコい犯罪なんかしてないで、すごい身体能力とか何かで、簡単に地球征服しちゃえば?
人間に成りすますことができるんだったら、政府機関とか軍とかに簡単に潜入できて、もっと大きなことできるんじゃないの?

・・・と、思わずにはいられなかったですね。
でも、グチャ!ベチャ!なエグさは、相変わらず。(笑)
そこは、気合い入ってましたけど。

前半は、いかんせん、スケール感が小さすぎてショボすぎでしたね。
SF要素も薄くて、方向性もよくわからない。

とりわけ、美術や音響効果、撮り方の演出がイマイチでしたね。
シナリオ的にも、ちょっと厳しかったと思います。

・・・ところが、ところが。
第4、5話あたりから急展開!

というか。
あからさまにテコ入れ!(笑)

あまりに唐突に、序盤での事件や謎が、ことごとく解決!
「えっ!?そういうこと!?」と、驚きの新展開に!
前半の意味は、わかったけど・・・ん?う~ん・・・。(笑)

その辺りから、ETU内も職員が増え、賑やかな状況音も加わり(笑)、ハデでスリリングな展開が多めに。
外での作戦時には、武装隊員のみなさんも増員で(笑)たいぶスケール感も出てきましたね。

とくに、シナリオは格段に面白くなったと思います。
主人公フリンの葛藤や、自身の存在に悩み苦しむリーガン、ETUでの仲間同士の思惑や裏切りや対立など、ドラマ性もアップ!
意外性もあってスリリングで、すごくおもしろかったです!

とはいえ、かなり無理矢理に方向転換したのか、つじつまが合ってなくて、構成はグチャグチャ。
中盤以降は、もはや主人公はリーガンで(笑)、フリンの影が薄くて。
娘エムに至っては、登場させちゃったものの、持て余し気味で処理に困った感。
(マッカーシーも、中盤以降、存在を持て余しましたね)

また、ハデさや面白さが優先になったのか、かなり、ご都合主義というか、「ハンターズ」の最終目的にもムリがあるというか。

・・・その目的で30年?
もっと、NASAとかに入り込んだり、国や大統領を脅したりして、用意させればよかったんじゃないかな?
・・・自作って・・・おい!。(笑)
ETUも「NASA全面協力で、全員送ってあげるよ」とか言えば、何の問題もなく、円満解決だったんじゃない?

スリリングで面白くするための無理矢理感が、ちょっと厳しかったですね。
また、当初のようなスリラー感が薄れてしまったのも残念。
・・・それこそ、「エイリアン」を見てたら「プレデター」になって、最後いつの間にか「ターミネーター」になってたみたいな。(笑)

それでも、だいぶストーリー的に見ごたえが出てきて、中盤から終盤にかけては、かなり盛り上がって、おもしろかったです。
ご都合主義的で、つじつまの合わないグズグズ感はあれど、結果的にはよかったのではないかと思います。

・・・ある意味、前半のあの感じから、よく盛り返したなと。
逆に、プロデューサー手腕、スゴいなあと思います。(笑)

ちょっと、もったいなかったですね。

意外とおもしろいけれど…

今回は、やや辛口な感想になってしまいました。
もし、お気を悪くされたら、本当にごめんなさい。
あくまでも、個人的な「感想」ですので。
どうかどうか、ご容赦いただければと思います。

ストーリーは、結構おもしろいと思います。
中盤から終盤にかけては、ハラハラドキドキで見ごたえあると思います。
・・・ただ、ちょっとグチャグチャ。

あと、最終話のラストが、ややモヤモヤっと。
・・・主人公は、フリンよね?
リーガンじゃないよね?(笑)

全13話を見終えた後の満足感としては、ちょっと厳しいかもしれませんね。
現状、打ち切りでシーズン2はないので、もう少し、スッキリと終わらせてほしかったなあ。

個人的には、これで打ち切りでよかったと思います。
確かに、続きは気になりますけど、これ以上続編を作っても、グダグダ感が増すばかりで。
だったら、仕切り直して、ゼロから新しく構築し直したほうがいいですね。

中盤以降はおもしろかっただけに、ちょっともったいないドラマだったと思います。

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