ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3「戦乱の嵐 前編」感想と評価【海外ドラマレビュー】

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3・第三章「戦乱の嵐-前編」

海外ドラマ ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3・第三章「戦乱の嵐-前編」を鑑賞!
個人的な感想と評価です。


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ゲーム・オブ・スローンズ 第三章「戦乱の嵐-前編」とは?

架空世界を舞台に、王国の覇権争いを描いたファンタジー戦乱ドラマの第3弾。
七王国の王座をめぐり、それぞれの一族の戦いや陰謀・愛憎が描かれています。

「ゲーム・オブ・スローンズ」の概要や、前シーズンまでの詳細はこちら。

シーズン1「第一章 七王国戦記」
シーズン2「第二章 王国の激突」

シーズン3となる第三章「戦乱の嵐-前編」では、本格化した覇権争いによる欲望や謀略の物語を中心に、激動の新展開を迎えます。
北側の野人の軍勢や「旗標なき兄弟団」「双子(セカンド・サンズ)」「穢れなき軍団」など、新たな勢力も登場。
登場人物もまたまた増えて(笑)、さらに複雑でドラマチックな物語が繰り広げられます。
・・・三匹のドラゴンも、スターク家の子供たちも、思ったより成長してますよ。(笑)

主要キャストは、引き続き登場。
新キャラクターの注目は、キャトリンの弟でタリー家の跡継ぎエドミュア。
演じるのは、「アウトランダー」クレアの夫フランクと「狂気のド変態」(笑)ランダル大尉役のトビアス・メンジーズ。
登場人物が多い作品なのに、出番が少ないわりには記憶に残る、異彩を放つ演技に注目です!
・・・本当に芸達者で、すごい俳優さんですね。

基本的に、前作までをすべて観ているのが前提の内容だと思います。
シーズン3ともなると、事情や人間関係もかなり頭に入っているとは思うのですが。
間があいてしまったり、忘れてしまったりすることもあるかもしれませんね。

特に今回は、あまり出番のなかったキャラに急にスポットが当たったりするので。(笑)
わからなくなった時には、「スターチャンネル」が開設している「ゲーム・オブ・スローンズ公式サイト」を見てみるといいと思います。

ただし、相関図などは、以降のシーズンのネタバレを含む可能性がありますので、ご注意ください。

サイトはこちら。
ゲーム・オブ・スローンズ:公式サイト

相関図
ゲーム・オブ・スローンズ:相関図

大陸地図
ゲーム・オブ・スローンズ:大陸地図

「ゲーム・オブ・スローンズ」は、現在シーズン8まで制作されています。
シーズン8がファイナルで、シリーズとしては完結しています。
シーズン3は、2013年制作。
各話約55分程度で全10話です。

DVD・ブルーレイの発売・レンタルをはじめ、現在、Huluではシーズン8まで見放題配信中。
また、Amazonプライム・ビデオではシーズン7まで見放題、シーズン8は別途有料にて配信中です。
(紹介している作品は、2021年2月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は 各サービスの公式ホームページにてご確認ください。)

各サービスの公式サイトはこちら。

【公式サイト】Hulu

【公式サイト】Amazonプライム・ビデオ


参考記事 Huluとは?料金やサービス内容や使い方など基本を解説

参考記事 Huluおすすめ海外ドラマ・最新ラインナップまとめ

参考記事 Amazonプライムビデオおすすめ海外ドラマ最新ラインナップ


※以下、ややネタバレを含みますので、ご注意ください。

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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3 あらすじ

第三章「戦乱の嵐-前編」

スタニスのバラシオン家の侵攻を退け、ラニスター家は王家としての地位を確固たるものにしつつありましたが、政略結婚を機にタイレル家が政治的に台頭、新たな脅威になろうとしていました。
また、勢いがあったスターク家は、ロブがフレイ家との約束を破り、タリサと結婚したために支援を失い、戦いで苦戦を強いられることに。
一方、北の「壁」では、ジョンが野人軍と遭遇。
海の向こうでは、ターガリエン家のデナーリスが最強兵団「穢れなき軍団」を配下におさめ、強力な軍備を整えつつありました。
こうして、さまざまな人間たちの欲望や謀略が渦巻き、覇権争いはさらに混迷を極めていくのでした。

・・・というようなストーリーです。

新たな人間関係と衝撃展開のシーズン3

今回は登場人物も増えたうえに、これまでのキャラクターたちの意外な組み合わせも増えて、さらにドラマ性が広がったのが特徴だと思います。
目立たなかったキャラの出番が増えたり、出会いも多かったぶん、別れも多かったですね。

・・・そういや、元・王の盾(キングス・ガード)バリスタンとか、確かにいたなあ、と。(笑)
しかも、意外な勢力に参戦して、びっくり!
ロバート王の落とし子・ジェンドリーや、スタニスの部下「玉葱の騎士」ダヴォスなどの物語も、かなり出番が増えてきましたね。
フレイ家も、何だか久しぶり。(笑)

ブライエニーとジェイミーはもとより、アリアとハウンドとか、サンサとティリオンとか、ブランとサムとか、まさかのロラスとサーセイとか。(笑)
これまでなかった新たな人間関係が増えて、かなりおもしろかったです。

組み合わせグループ(笑)が増大したぶん、あちこち話が飛ぶ機会も増えたのに、それでも散漫にならず、ドラマチックで見ごたえありましたね。
それぞれのキャラクターの物語が、より深く描かれていたと思います。
収拾つかなくなりそうなものですが、うまいことキャラを減らしたりしつつ(笑)まとめあげているのがすごい!
構成が絶妙!

また、今回はかなり衝撃的な展開も多く、驚きの連続でした。
・・・特に終盤はもう、衝撃すぎて言葉を失くしちゃいましたね。
陰謀や裏切り、愛憎のドラマが強烈でした。

・・・なんだか、残忍描写もエグ味が増しましたね。(笑)

さすがにシーズン3ともなると、マンネリ化や中だるみしそうなものですが。
予想外の新たな人間関係や、驚きの衝撃展開で、おもしろさも倍増!
まったく飽きることなく、今回も猛烈におもしろかったです!

ますます魅力的になったキャラクター

今回、特に目についたのは、スターク家の子供たちの成長ぶり。
ブランとサンサは、ちょっと大人になりましたねぇ。
本編では、サンサが14歳だということが判明し、これまたびっくりでしたけど。(笑)

サンサは本当、今回も運命に翻弄されて・・・もう、不憫で不憫で・・・。

・・・にしても、アリアはあんまり変わらないですね。(笑)
アリアは、大事件の時には必ず居合わせてしまう運命なんでしょうかね。
これもまた、不憫で不憫で・・・。

個人的には、今回はブライエニーとジェイミーが、すごくよかったです!
二人の関係性の変化が見ごたえがあって、シリーズ中でも屈指の名エピソードではないかと思います。
今後の展開が、すごく楽しみです!

デナーリスも、女王としての風格が出てきましたね。
今回のエピソードは、すごくおもしろかったです!

シーズン3まで続くと、感情移入が深まってか、キャラクターの魅力も増した気がします。
ストーリー全体を通して「あいつのエピソードいらない」というのが、本当に少ないですね。
どのキャラクターの物語も、すごくおもしろくて見ごたえがあると思います。

・・・あえていえば。
今回はシオンのエピソードは、あそこまでいらないかなあ。(笑)
エグいわりには、話は全然進展なく、やや見ているのがつらかったですね。
グレイジョイ家はどうなるのか、今後を楽しみにしたいと思います。

シーズン3も、おもしろかったです!

個人的な感想としては、今回もすごくおもしろかったです!
より深みが増したドラマ性が、よかったですね。

シーズン3のサブタイトルは、第三章「戦乱の嵐-前編」。
次が「後編」となるわけですが。
かなりの衝撃だっただけに、続きがすごく楽しみです!

次のシーズン4を見た個人的な感想はこちら。
→ ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4・第四章「戦乱の嵐-後編」感想と評価