Huluオリジナルドラマ「フジコ/Fujiko」感想と評価【ドラマレビュー】

Hulu

Hulu(フールー)のオリジナルドラマ「フジコ/Fujiko」見ました。
個人的な感想と評価です。

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Huluオリジナルドラマ「フジコ/Fujiko」とは?

連続殺人犯の女の壮絶な半生を描いたミステリー。
海外ドラマではなく、日本で制作された国内ドラマです。

原作は、真梨幸子のベストセラー小説「殺人鬼フジコの衝動」。
読み終えた後でイヤ~な気分になるミステリー「イヤミス」というやつだそうで。
・・・そういうジャンルがあるの、知りませんでした。(笑)

主演は尾野真千子。
Huluが制作したオリジナルドラマで、J:COMと共同配信だそうです。

【追記:2016.5.14】
2016年4月22日(金)から、TSUTAYAでDVD先行レンタル中(全3巻)
2016年5月27日(金)DVD-BOX発売予定です。

ドラマは各話60分程度で全6話。
現在、Huluで配信中です。

Hulu(フールー)の公式サイトはこちら → Hulu

「フジコ/Fujiko」 あらすじ

一家惨殺事件で唯一生き残った少女フジコ。
その後、成長した彼女は結婚もし子供にも恵まれますが、次々と殺人を重ね、かつて類を見ない凶悪な連続殺人犯として逮捕されます。
そんなフジコの人生を出版するべく、ジャーナリストの高峰美智子は拘置所のフジコへ面会し、過去の出来事を探り始めます。
殺人鬼フジコは、どんな人生を歩んできたのか?
過去を探るうち、事件の裏にある隠された真実が明らかになっていくのでした。
・・・というようなストーリーです。

予告動画は、こちら → Huluオリジナルドラマ「フジコ」予告

グロさは控えめだが精神的につらいかも…

「あまりに過激で映像化不可能と言われた原作をドラマ化!」というのが宣伝文句ではありますが。
正直、残忍なグロシーンは思ったほどではなく、どちらかというと控えめ。
・・・ま、日々「ウォーキング・デッド」だの「ハンニバル」だの、内臓モロ出しのグロシーンに慣れちゃってるというのも大きいですが。(笑)
それでも、やっぱり血まみれのシーンなどは多々あります。
そういう系がダメな方は、かなり「おえ~」となると思います。

また、イジメや虐待のシーンもあります。
思っていたよりは生々しくないので、リアリティが薄く、視覚的には控えめ。
ただ、シチュエーションとしてエグくて、精神的には見ているのがつらいかも。
・・・もう、可哀そうすぎて見ていられない・・・。
特に子供をお持ちの方は、耐えられないかも。

海外ドラマのようにリアルティのある生々しいグロシーンは、このドラマでは最重要ではないので、この程度でいいとは思うのですが。
ただ、視覚ではなく精神的なエグさに耐え切れないと、つらいかもしれませんね。

そういう意味では、確かに地上波での放送は絶対に無理。
ネット配信のオリジナルドラマならではな内容だとは思います。

・・・個人的には、イジメや虐待シーンは結構つらかったですね・・・。

ホラーではなくミステリー

ストーリーは、かなりおもしろかったです。
ただ、前半は尺が長く感じて、ちょっとつらかったです。

前半は、幼少期のフジコのことがメインになりますが、正直幼少期の回想が長い。
まだ、そこまで殺人鬼フジコに感情移入できていない前半の段階では、もう少し現在のフジコの話を聞きたくなってしまいます。
幼少期のフジコと今のフジコが同一人物だと合致せず、別のキャラの話を見ている感覚になってしまうかもしれません。

ただ、中盤から終盤にかけては、猛烈におもしろかったです。
ミステリー要素が強くなってからは、テンポもよくなって見ごたえ十分!
単なる殺人鬼の半生の回想ではなく、その裏には真実が隠されていて、謎が深まってからはかなりおもしろくなってくると思います。
意外な展開もあって、最後まで目が離せませんでした。

前半は説明や前フリが多くて、ミステリー要素が薄いのは仕方ないのかもしれません。
精神的にイヤ~なシーンも多いですが、中盤からはミステリー要素全開で、かなり楽しめるのではないかと思います。

見ごたえのあるドラマ性

ドラマとしても、かなり見ごたえあったと思います。
単なるグロドラマではなく、フジコの人間性も丁寧に描かれていたと思います。
女性として母としての思いが時折見え隠れして、快楽殺人者ではない人間らしいフジコの一面も、すごくよかったと思います。
フジコに共感できるかは微妙ですし、決して肯定できるようなものでもないのですが。
波乱の半生は、可哀そうでもあり悲しくもあり。

決して完全なるフィクションでもなかったりするのだと思います。
・・・小学生の時の人間関係など、あるあるですよねぇ・・・。(笑)
程度は違えど、幸せを追求したり、人生のリセットだって意外とあるあるだったりすると思うのですが。

そういう部分で、まったく完全にフジコを否定できない人間性というのも、このドラマの深い魅力だと思います。

役者さんたちの演技は素晴らしかったですね。
あの迫真の演技があってこそ、伝わってきたドラマだと思います。

オリジナルドラマとして

私個人としては、すごくおもしろかったです。
正直、期待以上でした。
・・・もう少し地上波と変わり映えのしないものを想像していたのですが。
クオリティも高くて、見ごたえあったと思います。

最後まで見終えて・・・やっぱりイヤ~な気持ちにはなりましたね。(笑)
結構、衝撃的でガーンとくるラストだと思います。

内容的には、ちょっとエグいので、かなり好みは分かれるとは思うのですが。
決してチープではなく、いいドラマだと思います。

Huluのオリジナルドラマ制作の意気込みも感じられました。
制作陣の気合いも伝わってくる内容だったと思います。

今後も質の高いオリジナルドラマが増えていくといいなと思います。
もちろん、地上波では見られないようなものがいいですが・・・できれば今度は、娯楽性が高い内容がいいですね。
もう少し気軽に楽しめる内容だといいかなあ。(笑)

今後のHuluに期待です!

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